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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
ブログ作製:
JAEC Europe
性別:
非公開
自己紹介:
ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

本ブログについてはこちらを参照下さい。
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ミス~コンテストというのがありますが、ドイツにはクイーンコンテストがあります。

かなりの数あります。
全国にクイーンたちがひしめいています。

そして、いわゆるミスコンではないので、必ずしも容姿に恵まれているとか、キャリアとかそんな事は問われず、その地域で頑張る若い女性なら誰でも応募でき、クイーンに選ばれる可能性があります。

笑顔がチャーミングで自分らしく生きている頑張りやの地元の娘が選ばれるのです。

タイトルは~女王となるのですが、とても身近なのが多く好感をもてます。

例えば、

バラの女王(後紹介ビデオクリップ一番上の動画)

エリカの女王
(リューネブルク)
花の女王 (ザクセンアンハルト州)
ミルク女王(ヘッセン州)

なんていうスタンダートでイメージ通りの女王たちがいるかと思えば、

ジャガイモ女王

アスパラガス女王(動画:女王大いにアスパラを宣伝する)
キュウリ女王(Bildergarlerieをクリック)
ビール女王(とある地ビールの女王様)
麺の女王

などという日本で“女王”を冠してしまうと何か間違っているような気がするのまで幅広くいらっしゃいます。

泉の女王
ランタン女王

なんて方々もいらっしゃいます。
リンゴ、蜂蜜、森、ワインなどほかにも挙げていたらきりがありません。

彼女らは、任期中(1年から2年間)タイトルに冠した物の普及とイメージアップのためにキャンペーンに担ぎ出されます。地域を巡ったり、お祭りに登場し会場を盛り上げたり、メッセやシンポジウムなどにでかけたり、忙しく過ごします。

これは、いわゆるキャンギャルですね…。

しかしながら、地方の活性化の為に、そして農産や伝統、行事の宣伝の為にもしかしたら大変重大な役割を担っているのかもしれません。

頑張ってもらいたいものです!



その他の女王たちをご覧になりたい場合はこちらからどうぞ。

ザクセンアンハルト州の女王たち
ドイツ各地の女王たち(リンク先ドイツの地図上の王冠をクリック)



それから、ドイツ各地(全16州中13州)の女王たちが一堂に会す“ドイツ女王の日”というイベントが2010年9月の第3週に予定されているそうです。

ドイツ中の女王が集まるなんて、ゴージャス過ぎてクラクラしますね(笑)



最後に、バイエルン州の女王たちのビデオクリップです。
女王たちのインタビュー(バイエルン放送)

週末に素敵な女の子達のドレス姿でも見て回って下さい。(A.K.)



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近年ご飯離れが問題視され、どうにか米の需要を伸ばそうという努力があります。

米粉を使ってアレンジした様々な麺や米粉パンなど、どれも良く考えられていると思います。
しかし、幅広く浸透するにはまだ時間が掛かるかもしれませんね。そもそも小麦粉で作ればいいものをあえて米粉でやろうというのですから、地道な宣伝努力が必要なのかもしれません。

しかしながら、一通りの小麦食品を米粉で代用する事ができれば、低迷する食料自給率の向上に繋がるのでしょうか…。

平成20年の農水統計によると米は国内で8,823,000トンの収穫があり、それに対して小麦は882,400トンだったようです。小麦の収穫量は米のおよそ10分の1です。

小麦の輸入量は5,275,000トンですから、日本産小麦の割合は約14.3%です。
随分と輸入しているのが分かります。

この5百万トン云々を米で補えば…
米粉パン、米粉パスタ、米粉お好み焼き、米粉うどん、米粉ホワイトソース(できるのか?)、などで小麦の地位を剥奪してしまうのだ!

ざっと計算して、H20年の米の収穫量と作付面積(約162万7千ha)を小麦輸入量に対比させると、約97万haの土地が必要だとわかります。
100万haぐらいだったら、だいたい減反している田んぼの面積になるのですから、その減反分を回復すれば小麦に代わる米として立派に地位を確立し、

自給率があがる!!




しかし、弊害として、米価が急落―


だめだ!
元々米の作りすぎが問題で減反してるんだった!!



米食品を普及させるのは米の需要を増やす為なのに、根本的な改善をしようとするともっと大変な事が起こってしまう…。

農政は難しいですね。 (A.K.)



今回はヨーロッパにあまりからんでいませんが
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日本は明日建国記念日でお休みですよね。神話中で神武天皇が即位したとされる日だとか。(紀元前660)明治憲法もこの日に発布されたそうです。(1889)

ドイツの「建国」記念日は10月3日(1990)、東西ドイツが法律的に再統合した日となっています。ちなみに、「ドイツ統一記念日」(Tag der Deutschen Einheit)と呼んでいます。もっとも、「ドイツ」という国になってから6回憲法が変わっており、それぞれ建国記念日は1871年1月18日だ、西ドイツ時代に基本法(Grundgesetz)が発布された日だ(1949年5月23日、60回目の今年は祝日ではありませんが記念式典があるようです。)、などと意見が飛び交っています。何を持って「建国」とするか、が難しいですよね。この辺は機会があったらじっくり調べてみようと思います。

他の国はどうなっているかを見てみますと、独立記念日や革命記念日を国の誕生日と定めている国が多く、主なところでアメリカはイギリスから独立を果たした7月4日(1776)、イタリアは王政から共和制に変わった1946年6月2日、キューバはキューバ革命が達成された1月1日、韓国は日本軍から解放された8月15日(1945)、神話時代からの建国記念日10月3日(紀元前2333、ずいぶん昔までさかのぼれるんですね)、2つとも祝日になっているようです。

資料元:Wikipedia

国の成り立ちを一つ一つおいかけていくと、気づくのは純粋に1カ国では何もできていないということです。何とか「平和」になった世の中、大きな混乱もなく、今の「国」を守っていってほしいと思うのです。(M.I.)


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週末にテールスープを作りました。

Edekaというスーパーチェーンでテールを1.4kgほど購入したのですが、12.5EURぐらいの値段でした。
100g当り0.89EURですから、100g100円ぐらいで買えると思っていいと思います。

日本でテールを買ったことがないので分かりませんが、きっと安いといっていいで値段ではないでしょうか?

基本的に欧州で肉を購入するとその安さに驚きます。

例えば、大手スーパーチェーンの今週の特売によると、

Toom(スーパーRewe傘下)
牛ひき肉は・・・0.4EUR/100g (約50円/100g)
牛肩ロース・・・0.6EUR/100g (約80円/100g)

Rewe(スーパー)
牛レバー・・・0.30EUR/100g (約36円/100g)
牛スープ用肉(恐らく肩)・・・0.6EUR/100g

※金額は細かい部分を四捨五入して省いています

となっており、どれもこれも日本と比べたらとても安いのです。

リーズナブルな値段で牛肉が購入できる事は、元々がっつり肉を食べる文化がある欧州なら当然なのかもしれません。

だからといって、

安くしゃぶしゃぶが食べられる!
安くすき焼きができる!
と思ったら、大間違い。

ドイツの牛肉は赤身が多いので基本的に脂肪の味を楽しむ料理には向きません。


日本の牛肉はサシ(つまり脂肪)の入り具合がとても大切です。牛肉を評価する場合、肉の量や質もさることながら脂肪の色までも評価します。

ということで、蛇足ですが、日本の牛肉の等級を紹介します。

まず、歩留まり
これは、枝肉にどれほどの肉が付いているかで評価されます。
評価は一番良いAからCまであります。

そして、肉質
・サシの入り具合(脂肪交雑)
・肉の色
・肉のきめやしまり具合
・脂肪の色や質
1から5までの5段階で5が最も優秀ということになります。

そして、歩留まりの等級と肉質の等級を組み合わせて牛肉を評価します。

こんな風に
等級 A B C
5 A5 B5 C5
4 A4 B4 C4
3 A3 B3 C3
2 A2 B2 C2
1 A1 B1 C1

しかし、もしドイツの牛肉をこの基準に当てはめて評価したら、肉質等級5の牛肉(恐らく5~3の等級)はないかもしれません。霜降りの牛肉はドイツでは極めて希です。普通にサシの入った牛肉でさえも見かけません。

ほとんど赤い肉です。


そんな事を言うと、まるで質の悪い肉ばかり食べている風ですが、そうではありません。

脂肪が入っていないことが即ち質が悪いということにはなりません。要は国民の嗜好によります。
確かに、霜降り肉は美味しいかもしれませんが、それが万人受けするかどうかはまた別の話です。

少なくとも、私は好きですが!


等級からは肉質の評価や客観的な判断はできますが、それが肉の美味い不味いを判断する基準となるとは限りません。

ドイツ人からすれば、赤身の肉こそA5、最高に美味しいのかもしれませんね。

そんな訳で、機会があったらドイツの牛肉等級について調べてみようと思います。(A.K.)


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A5評価を受けられるよう一生懸命ブログ書いています。
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ドイツに限らずヨーロッパではいくつになっても誕生日のお祝いをします。友達、家族を呼んで、ご馳走を食べて、山ほどのプレゼントをもらう日です。自分的に誕生日プレゼントは「お中元」、クリスマスプレゼントは「お歳暮」と位置づけています・・・。

日本では誕生日パーティといえば小、中学生までのようなイメージがあります。研修先で誕生日を迎えて、もう大人になってるのに農場主たちから派手にお祝いされてびっくりした研修生もいるのではないでしょうか?

先日は知り合いのお姉さん(45)の誕生日でした。毎年呼んでもらっているのですが、呼ばれているお客さんはほぼ同じ顔ぶれで、今年は話題が「健康」についてでした。「この年になるとあちこちガタが来てねえ。もう杖なしじゃ歩けないわ」(81)、「この間診察受けたら腫瘍がみつかったのよ、3月手術ですって」(62)、「最近孫と遊んで張り切ってたら腰痛めちゃって」(51)・・・といった感じでした。このお3方、20年来の友人同士で今でも月に1回集まってお茶を飲んでいるそうです。いくつになっても仲良しなのはすばらしい事です。

日本でも年の離れた友達、というのはいるのでしょうが、こちらドイツのほうが多いような気がしています。同年輩よりも5、10歳上とか下とかのほうがうまくいくとか。・・自分はやはり同年輩のほうが話もあうような気もするのですが・・・。

我らが研修生たちも下は19、上は30まで幅広い年齢層で、みんな仲良く纏っています。ともに白髪の生えるまで、研修生たちの結束も続いていますように。 (M.I.)


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ちなみに最近みごとな白髪を発見しました。白髪って抜いたら増えるって本当でしょうか?

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