公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ
ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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先日ボンでは75カ国の参加国(うち50カ国以上がヨーロッパ)が再生可能なエネルギーの確保、利用の推進のためIRENA(International Renewable Energy Agency)、国際再生可能エネルギー機関設立条約に署名しました。国際レベルで持続可能なエネルギー源に取り組むためにドイツ政府がイニシアチブをとり、スペイン、デンマークと協力して昨年4月からマドリッド、ベルリンなど何回かの準備会合を経て設立準備を進めてきました。
IRENAは再生可能なエネルギーの確保、利用およびその普及に視点をおいた新しい国際機関です。条件説明、経済問題の緩和、再生可能なエネルギーに関する技術および知識のよりスムーズな移動などを参加国と相談、世界規模での再生可能エネルギーの推進に役立てます。
当座の目標は以下の3つです。
☆ 専門家による再生可能エネルギーのための政治的枠組みづくりの改善策、およびアドバイス
☆ 再生可能エネルギー分野における技術移転の推進
☆ 再生可能エネルギー分野における技術、知識向上(キャパシティ・ビルディング)支援
「再生可能エネルギー」としてIRENAから取り組みの対象とされているのは次の6つです。
バイオエネルギー、地熱、海洋エネルギー、太陽エネルギー、水力発電、風力発電。
コスト面やすでに似たような機関が存在することから、日本やアメリカなどは署名にいたっていませんが、このまま機関が大きくなって国際メリットが高まればそのうち参加するのではないでしょうか。
いずれにしても石油などの化石燃料は底が見えてきているわけですから、この持続可能なエネルギーの効率化に期待がかかります。 (M.I.)
参照 IRENAHP(英語)
とはいっても無限のエネルギー源など虫のいいことはありません。
限りある資源を大事に。
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今年3月に33名の欧州農業研修生がヨーロッパへ渡航してきます。
オランダには9名の若者が到着するのですが、彼らを現地に到着した際に出迎えて最初の生活をサポートしてくれる、いわば「お兄さん」的存在の先輩研修生がいます。
います、というより、お願いしています。
今年も無理を言って一名の男性研修生にお願いしました。
本来ならば各国へ支部職員が出向いて案内するところですが、4カ国に同時到着する研修生たち全員のところへ同時に行くことができないのでやむを得ずこの形を取っています。
さらに言うと、先輩研修生には農業実習をちょっと早めに切り上げてもらって、数日間を後輩達の為に割いてもらうわけで、本当にありがたい気持ちで一杯です。
それにしても…
何処に暮らしてもそうかもしれませんが、初めての土地で右も左も分からない時、そこで当たり前に暮らしている人の当たり前の立ち居振る舞いは、最も頼もしいものです。
簡単な買い物、交通機関の乗り方、切符の買い方、町の歩き方、あいさつ、食べ物、マナー、手紙の出し方、ゴミの分別、素敵な恋との出会い方など、枚挙がありませんが、そういった当たり前の事が意外と一番不安なんですよね。
そんな後輩達の不安を是非払拭してあげてほしいものです。
それでは、I研修生!新研修生をよろしくおねがいします。 (A.K.)
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今日も応援のクリックありがとうございます!
オランダには9名の若者が到着するのですが、彼らを現地に到着した際に出迎えて最初の生活をサポートしてくれる、いわば「お兄さん」的存在の先輩研修生がいます。
います、というより、お願いしています。
今年も無理を言って一名の男性研修生にお願いしました。
本来ならば各国へ支部職員が出向いて案内するところですが、4カ国に同時到着する研修生たち全員のところへ同時に行くことができないのでやむを得ずこの形を取っています。
さらに言うと、先輩研修生には農業実習をちょっと早めに切り上げてもらって、数日間を後輩達の為に割いてもらうわけで、本当にありがたい気持ちで一杯です。
それにしても…
何処に暮らしてもそうかもしれませんが、初めての土地で右も左も分からない時、そこで当たり前に暮らしている人の当たり前の立ち居振る舞いは、最も頼もしいものです。
簡単な買い物、交通機関の乗り方、切符の買い方、町の歩き方、あいさつ、食べ物、マナー、手紙の出し方、ゴミの分別、素敵な恋との出会い方など、枚挙がありませんが、そういった当たり前の事が意外と一番不安なんですよね。
そんな後輩達の不安を是非払拭してあげてほしいものです。
それでは、I研修生!新研修生をよろしくおねがいします。 (A.K.)
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今日も応援のクリックありがとうございます!
先日久しぶりに熱を出して寝込んでしまいました。
普段からあまりお医者さんへは行くほうではないのですが、先週金曜日のこと、熱がなかなか下がらないのでお昼少し前、病院に行こうと思い、電話をかけますと 「今週の診察は終了しました」 とのすげないお答え。土曜、日曜にお医者様がやっていないのは承知していましたが、金曜日の午後もだめとは知りませんでした・・・。もちろん緊急時の場合には週末でもあいているお医者さんは当番制でありますが、風邪でそこまで大げさにしたくはなく・・・。
結局見てもらえたのは月曜日でしたが、その頃には熱も下がり、咳も収まり、症状といえば鏡で見れば自分でもわかる赤くはれたのどと胸のむかつき。
お医者様いわく「すでになおりつつある風邪ですね。今度からは熱のあるうちに来てね」
・・・いや、熱があったから予約したんですが、それから3日たってまして・・・。
「ちなみに今あるこの胸のむかつきを何とかして欲しいのですが・・・。」
「それは風邪が治ってる証拠だから心配ないですよ。あと3,4日安静にしていれば治ります。沢山お茶を飲んで、あまりのどを使わないように」・・・。去年おなかから引く風邪のときは「お茶とZwieback(ラスク)」を進められましたが、症状があっても自力で回復させ、あまり薬を処方してくれないのがドイツ流です・・・。
しかし、「水分を沢山とって家でじっとしている」だけでよいなら、わざわざお医者さんに見てもらわなくてもよいような・・・。
そんなこんなを繰り返してますます病院へ行く足が遠のくのでした。 (M.I.)
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風邪なんかに負けていられません!みなさん、たっぷりのビタミンCと水分補給をお忘れなく。
普段からあまりお医者さんへは行くほうではないのですが、先週金曜日のこと、熱がなかなか下がらないのでお昼少し前、病院に行こうと思い、電話をかけますと 「今週の診察は終了しました」 とのすげないお答え。土曜、日曜にお医者様がやっていないのは承知していましたが、金曜日の午後もだめとは知りませんでした・・・。もちろん緊急時の場合には週末でもあいているお医者さんは当番制でありますが、風邪でそこまで大げさにしたくはなく・・・。
結局見てもらえたのは月曜日でしたが、その頃には熱も下がり、咳も収まり、症状といえば鏡で見れば自分でもわかる赤くはれたのどと胸のむかつき。
お医者様いわく「すでになおりつつある風邪ですね。今度からは熱のあるうちに来てね」
・・・いや、熱があったから予約したんですが、それから3日たってまして・・・。
「ちなみに今あるこの胸のむかつきを何とかして欲しいのですが・・・。」
「それは風邪が治ってる証拠だから心配ないですよ。あと3,4日安静にしていれば治ります。沢山お茶を飲んで、あまりのどを使わないように」・・・。去年おなかから引く風邪のときは「お茶とZwieback(ラスク)」を進められましたが、症状があっても自力で回復させ、あまり薬を処方してくれないのがドイツ流です・・・。
しかし、「水分を沢山とって家でじっとしている」だけでよいなら、わざわざお医者さんに見てもらわなくてもよいような・・・。
そんなこんなを繰り返してますます病院へ行く足が遠のくのでした。 (M.I.)
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私達が生活する中でどのぐらいのお金が食費として使われるのでしょうね?
スイスの農業局が出版する冊子によれば、スイスでは収入の8%が食費として消化されているそうです。そして、1960年では、それが30%もあったとか。
随分と食費にかかるお金が浮いたものです。
みんな食べ物より生活雑貨を買うようになったのでしょうか?
それとも 皆がダイエットをはじめたのか!?
勿論そういうわけではありません。
これが何を意味するかと言うと、農産物が安くなったと言うことです。
農産物(食品)の値段が単純に下がり、生活経費の中で、食品の占める割合が小さくなったと言えます。
スイスの統計は50年前と比べているので、ちょっと極端過ぎる気もしますが、要は農家の所得が激減したと言う事ができるのです。
スイスと言えば国策で農業保護を明言しており、農作物が高く、実際に周辺国との食品の価格は大きく差があります。ジャガイモやリンゴの値段がドイツの2倍近くて驚いた事がありました。
しかし、スイス国内だけを見ても1992年には1リッターの牛乳が1.05フラン、小麦が1kgで1.08フランだったのに、2006年には牛乳1リットル0.65フラン、小麦は0.57にまで落ち込んでいます。
どんなに国策で農業を保護するって言ったってこれでは農家が食っていけるわけがありません。
そんな訳で、スイスは農家を守るために1992年にデカップリングと言う政策を打ち出しました。
これは、農業生産物の値段は下がるので(いろいろあって下げざるを得ないのですが・・・)、それとは別に農業者に補助金をあげましょうと言うものです。
それまでは、農作物を作ったら、その作物に対して補助金を出してきましたが、結局は作りすぎてしまったり、他国との国際競争力が低下してしまった為にスイス国内農業が弱体化する恐れがあったわけですね。
それでは、二束三文の農作物からの収入を補う補助金はどのように支払われるかと言うと、IP農業経営に対して払われることになったのです。
IP農業って言うのは統合農業とも呼び、環境保全型農業(循環型農業)ともいえますが、農場土壌の窒素の出納帳を付けて、地下水を汚染するほどの有機物を扱わない、そして必要以上の農薬を散布しない義務がある農業です(かなり簡略に説明しています)。
それをしないと補助金がもらえないので、スイスの農家さんは9割がIP農業をしています。
農作物の値段が下がって消費者は嬉しいし、人間は食べなくては死んでしまうわけですから、安いに越したことはありません。しかし、一方で農家の生活を本当に補償する為には、大規模農業をさせるか補助金を出してあげるかしなくてはなりません。でも、山岳地帯のスイスには大規模農業する土地がない。
(あ、日本みたい)
≪おまけ≫
何かを作るのには時間とお金がかかります。
同じくスイスの資料から、面白い統計を紹介しましょう。
1時間働くとビックマック何個買えるか?
USA ニューヨーク・・・5個
スイス チューリッヒ・・・4個
ドイツ ミュンヘン・・・3.5個
フランス パリ・・・2.9個
イタリア ローマ・・・2.4
チェコ プラハ・・・1.5個
アルゼンチン ブエノスアイレス・・・1.1個
ケニア ナイロビ・・・0.5個
世界平均では1個のビックマックを食べる為に35分働かなくてはいけないそうです。
ちなみに、ビックマックの値段は、おそらくその国の物価で計算されているのだと思います。
因みにお米(国際基準額)で比べると、
チューリッヒ・・・12kg
ニューヨーク・・・7.5kg
パリ・・・4.5kg
プラハ・・・4.2kg
ミュンヘン・・・4.1kg
ローマ・・・3.2kg
ブエノスアイレス・・・2.5kg
ナイロビ・・・1.8kg
となっています。
スイスはやっぱり労働賃金の高い国ですね!!(A.K.)
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ありがとうございます!
スイスの農業局が出版する冊子によれば、スイスでは収入の8%が食費として消化されているそうです。そして、1960年では、それが30%もあったとか。
随分と食費にかかるお金が浮いたものです。
みんな食べ物より生活雑貨を買うようになったのでしょうか?
それとも 皆がダイエットをはじめたのか!?
勿論そういうわけではありません。
これが何を意味するかと言うと、農産物が安くなったと言うことです。
農産物(食品)の値段が単純に下がり、生活経費の中で、食品の占める割合が小さくなったと言えます。
スイスの統計は50年前と比べているので、ちょっと極端過ぎる気もしますが、要は農家の所得が激減したと言う事ができるのです。
スイスと言えば国策で農業保護を明言しており、農作物が高く、実際に周辺国との食品の価格は大きく差があります。ジャガイモやリンゴの値段がドイツの2倍近くて驚いた事がありました。
しかし、スイス国内だけを見ても1992年には1リッターの牛乳が1.05フラン、小麦が1kgで1.08フランだったのに、2006年には牛乳1リットル0.65フラン、小麦は0.57にまで落ち込んでいます。
どんなに国策で農業を保護するって言ったってこれでは農家が食っていけるわけがありません。
そんな訳で、スイスは農家を守るために1992年にデカップリングと言う政策を打ち出しました。
これは、農業生産物の値段は下がるので(いろいろあって下げざるを得ないのですが・・・)、それとは別に農業者に補助金をあげましょうと言うものです。
それまでは、農作物を作ったら、その作物に対して補助金を出してきましたが、結局は作りすぎてしまったり、他国との国際競争力が低下してしまった為にスイス国内農業が弱体化する恐れがあったわけですね。
それでは、二束三文の農作物からの収入を補う補助金はどのように支払われるかと言うと、IP農業経営に対して払われることになったのです。
IP農業って言うのは統合農業とも呼び、環境保全型農業(循環型農業)ともいえますが、農場土壌の窒素の出納帳を付けて、地下水を汚染するほどの有機物を扱わない、そして必要以上の農薬を散布しない義務がある農業です(かなり簡略に説明しています)。
それをしないと補助金がもらえないので、スイスの農家さんは9割がIP農業をしています。
農作物の値段が下がって消費者は嬉しいし、人間は食べなくては死んでしまうわけですから、安いに越したことはありません。しかし、一方で農家の生活を本当に補償する為には、大規模農業をさせるか補助金を出してあげるかしなくてはなりません。でも、山岳地帯のスイスには大規模農業する土地がない。
(あ、日本みたい)
≪おまけ≫
何かを作るのには時間とお金がかかります。
同じくスイスの資料から、面白い統計を紹介しましょう。
1時間働くとビックマック何個買えるか?
USA ニューヨーク・・・5個
スイス チューリッヒ・・・4個
ドイツ ミュンヘン・・・3.5個
フランス パリ・・・2.9個
イタリア ローマ・・・2.4
チェコ プラハ・・・1.5個
アルゼンチン ブエノスアイレス・・・1.1個
ケニア ナイロビ・・・0.5個
世界平均では1個のビックマックを食べる為に35分働かなくてはいけないそうです。
ちなみに、ビックマックの値段は、おそらくその国の物価で計算されているのだと思います。
因みにお米(国際基準額)で比べると、
チューリッヒ・・・12kg
ニューヨーク・・・7.5kg
パリ・・・4.5kg
プラハ・・・4.2kg
ミュンヘン・・・4.1kg
ローマ・・・3.2kg
ブエノスアイレス・・・2.5kg
ナイロビ・・・1.8kg
となっています。
スイスはやっぱり労働賃金の高い国ですね!!(A.K.)
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ありがとうございます!
東京本部とのやり取りの中で・・・
支部K 「なんか、SもTさんも風邪でダウンだって?」
同僚M 「そうなんすよ。凄くはやってるみたいですよ」
支部K 「やだねー、あぶないよなぁ。いま支部もIさんが風邪で休みだよ。そこらじゅうで流行ってるなあ」
同僚M 「僕もこの間なったばかりですからね、一番乗りで」
支部K 「君は流行に乗り遅れない男だからね…フッ。しかし、俺は流行りものには興味ないからね!」
同僚M 「さすが、Kさん、なんとかは風邪ひかんって言いますもんね(笑)」
支部K 「そうそう、何とかは・・・ってうるさいわ!」
みなさん、風邪には十分注意してください。私は、日々うがいと手洗いのお陰で風邪をひいていません!(A.K.)
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同僚M 「そうなんすよ。凄くはやってるみたいですよ」
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同僚M 「僕もこの間なったばかりですからね、一番乗りで」
支部K 「君は流行に乗り遅れない男だからね…フッ。しかし、俺は流行りものには興味ないからね!」
同僚M 「さすが、Kさん、なんとかは風邪ひかんって言いますもんね(笑)」
支部K 「そうそう、何とかは・・・ってうるさいわ!」
みなさん、風邪には十分注意してください。私は、日々うがいと手洗いのお陰で風邪をひいていません!(A.K.)
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