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明日で18歳。大人の仲間入りです。
思えばずいぶんめまぐるしい時代に移っていったものです。最も小さいころの出来事ですから状況をしっかり把握していたわけではありませんが・・・。テレビで東ドイツの実情を面白おかしく紹介する番組もだんだん減り、いつの間にやら町を横行していたトラバントはいなくなり、いつの間にやら東から引っ越してきた人は西の生活になじみ・・・。「時がすべてを解決する」とはよく聞きますが、まさしくそんな感じでした。(旧)東ドイツの経済もゆっくりとではありますが上向きになってきています。
アメリカやロシアに分担されて日本が分断国家になっていたら一体どんな国になっていたんだろうと想像しながら今日はこの辺で。 (M.I.)
さて、来年3月に欧州へやってくる予定の研修生たちの一次講習の季節になりました。
ついては、現役欧州研修生からのメッセージを募集しています。
10月11日から10月25日まで日本農業実践学園で行われる予定です。
現地に来てみて感じること、是非後輩達に伝えておきたい事などを欧州支部か東京本部に宛てて送って下さい。勿論メールでもメッセージを受け付けています。
宜しくお願いします。
主に見ます。
これぞパーフェクトボディ!!
(去年のホルスタイン品評会優勝時の写真です)
彼女はすでにまだお産を経験していなかったときも部門賞を獲得、昨年は2年に1開催されている「ドイツホルスタイン品評会」で優勝しています。ちなみに彼女の父牛も優秀で、高等な牛は遺伝によるものが大きいというのも納得がいきます。各章受賞者のリストには母牛と父牛の名前が明記されています。人間より遺伝の影響が大きいことの現われなんでしょうね。
アグトレには品評会はありません。
あなただけのストーリー、海外で描いてみませんか?
乳牛のほかにも肉牛(こちらは雄牛も牝牛も品評会に出ています、3種類の牛からチャンピオンが生まれました)や、羊の品評会、少年の部(15歳以下の若い持ち主たちの品評会)、その他ふれあい動物園などイベント盛りだくさんだったのですが、書ききれなくなるので今回は乳牛に限ってレポートします。
普通は4年に1度の開催なのですが、青舌病などの影響で、牛が少なくなり、開催を1年延ばしたそうです。ミス・ベルギッシュ・ランド(メットマン、ライン・ジーク、オーバーベルグ、ライン・ベルグの4つの地方からなります)を決めるため、各農場代表の68頭の選び抜かれた牝牛がその「美」を競います。年齢別(お産の回数)に5種類の牛の単独賞がまず決まり、ついで総合優秀牛が発表されます。
今回は牛の管理がしっかり行き届いて、甲乙つけるのが難しいほど優秀な牛たちばかりだったとか。どの農場でもやはり手塩にかけた牛たちには格別の思い入れがあるんでしょうね。ある意味、人間のミス・コンテストよりチェックが厳しいかもしれませんね。
明日は秋分の日です。
天高く馬肥ゆる秋、サツマイモ、リンゴ、クリ、柿など秋の味覚の代表選手ですが、カボチャも旬を迎えています。
カボチャといえば冬至のイメージがあり、秋分はちょっと早いと思われるかもしれませんが、他の野菜に比べても常温で保存できる期間が長く、冬の食べ物が減ってくる時期(冬至の頃)まで十分食べられる事もこうしたイメージを強めているのかもしれません。冬至カボチャを食べると病気にならないという言い伝えもありますしね。
何となくいつ食べてもカボチャは体にいい気がしますけれど…。
とにかく、今ドイツはカボチャの最盛期です。
ドイツでは日本で言う緑色のカボチャが一般的ではなく、その3倍はあろうかというでかいタイプのものが主流です。甘みが少ないので煮物には適さないのですが(ドイツ人は煮物作りませんが)、スープやグラタンにして食べています。
ここ数年でHokkaidoという赤いクリカボチャ風のカボチャが広まり、そのホクホク感と甘みが現地の消費者を魅了していますが、名前からしても日本由来といえそうです。以前、一体このカボチャはなんだろうと調べたところ、「打木赤皮甘栗かぼちゃ」が最有力候補でした。
未だ確信を持っている答えではないので、どなたか御存知の人がいたら、このヨーロッパのカボチャファンを魅了する謎のHokkaidoカボチャの正体を教えてほしいものです。
この他、飾りカボチャも出回り始めています。上の写真はドイツのカボチャ農家さんで飾りカボチャの出荷作業をしているところです・・・。
と言っても写っているのはカボチャだけですが…。
木箱に木のくずを敷き詰めランダムに選んだ飾りカボチャを5個ずつ詰め込んでいき、ベルトコンベアーで出荷口まで運びます。
因みに一箱5ユーロほどで販売されているようです。
御存知の方は多いでしょうが、飾りカボチャは食用になりません。
にもかかわらず季節の野菜としては食用のカボチャと劣らぬ人気を誇るカボチャなわけで、カボチャというのは「食欲の秋」と「芸術の秋」を両立したきわめて優秀な野菜なのだと思います。 (A.K.)
美味しいカボチャとあなたの応援のクリックに感謝!