公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ
ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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先週の土曜日と日曜日、5年ぶりにNRW州のライン・ベルク地方で、家畜の品評会が行われました。
乳牛のほかにも肉牛(こちらは雄牛も牝牛も品評会に出ています、3種類の牛からチャンピオンが生まれました)や、羊の品評会、少年の部(15歳以下の若い持ち主たちの品評会)、その他ふれあい動物園などイベント盛りだくさんだったのですが、書ききれなくなるので今回は乳牛に限ってレポートします。
普通は4年に1度の開催なのですが、青舌病などの影響で、牛が少なくなり、開催を1年延ばしたそうです。ミス・ベルギッシュ・ランド(メットマン、ライン・ジーク、オーバーベルグ、ライン・ベルグの4つの地方からなります)を決めるため、各農場代表の68頭の選び抜かれた牝牛がその「美」を競います。年齢別(お産の回数)に5種類の牛の単独賞がまず決まり、ついで総合優秀牛が発表されます。
乳牛のほかにも肉牛(こちらは雄牛も牝牛も品評会に出ています、3種類の牛からチャンピオンが生まれました)や、羊の品評会、少年の部(15歳以下の若い持ち主たちの品評会)、その他ふれあい動物園などイベント盛りだくさんだったのですが、書ききれなくなるので今回は乳牛に限ってレポートします。
普通は4年に1度の開催なのですが、青舌病などの影響で、牛が少なくなり、開催を1年延ばしたそうです。ミス・ベルギッシュ・ランド(メットマン、ライン・ジーク、オーバーベルグ、ライン・ベルグの4つの地方からなります)を決めるため、各農場代表の68頭の選び抜かれた牝牛がその「美」を競います。年齢別(お産の回数)に5種類の牛の単独賞がまず決まり、ついで総合優秀牛が発表されます。
・・・とはいっても人間のミス・コンテストのように着飾ったり、水着になったりするわけはなく、健康度(病気もなくしっかり餌を食べているか)、肉付き度(太りすぎたり、痩せすぎたりしていないか、骨が少し浮き出ているくらいが理想)、乳房の色艶、はり、(張り詰めて血管が浮いて見えているくらいのほうが良い、乳が絞りやすいように高い位置にあればなおよい)骨盤の位置、(正しい位置にあるか、子牛がたくさん生める広くてしっかりした骨盤であるか)、乳質など、さまざまな点から見ていき、総合点を出して格付けをするのです。爪の色艶、関節の丈夫さなども加われば完璧とのことです。
今回は牛の管理がしっかり行き届いて、甲乙つけるのが難しいほど優秀な牛たちばかりだったとか。どの農場でもやはり手塩にかけた牛たちには格別の思い入れがあるんでしょうね。ある意味、人間のミス・コンテストよりチェックが厳しいかもしれませんね。
今回は牛の管理がしっかり行き届いて、甲乙つけるのが難しいほど優秀な牛たちばかりだったとか。どの農場でもやはり手塩にかけた牛たちには格別の思い入れがあるんでしょうね。ある意味、人間のミス・コンテストよりチェックが厳しいかもしれませんね。
審査員の一人に言わせると今年は粒ぞろいだったので個別賞をつけるのには苦労したけれども、優勝牛を選ぶのには苦労しなかったとか。「彼女は全ての牛の理想だ」とは審査員長の弁です。優勝した牛に特別よいことがあるわけではありませんが、その子孫は高額で取引されるのが確定したも同然なので優勝牛の持ち主はホクホク顔だったそうです。
今回はちょっと長くなるので2回に分けます。優勝の栄冠は誰の手に??
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