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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
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JAEC Europe
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非公開
自己紹介:
ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

本ブログについてはこちらを参照下さい。
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農水省は日スイス経済連携協定(EPA)に基づく今年度の農業関連の関税割当を公表しました。

スイスとのEPAは2005年から温められてきた経済条約で、今年2月19日に合意していました。欧州先進国との間ではじめて結ばれたEPAとして注目されていますが、今後EUとのEPA合意を目指す上では大切なモデルとなり得る例です。

それで、このEPAにしたがって農林水産物も関税がかからなくなるそうです。
14日段階で農水省が発表した関税割当は以下の5品目でした。
・ナチュラルチーズ
・砂糖菓子
・無糖ココア調製品
・チョコレート菓子
・チーズフォンデュ

但し、数量制限があって、それを上回る場合は一般の関税率で扱われるという事です。関税がかからなくなるといいながら、数量制限はあるのだなあ・・・?

正直なところ、よく分からない分野の事なので大したことは言えませんが、一つ言えるのは

日本に以前よりたくさんスイスクオリティーの食べ物が入ってくる

ということでしょうか!

ちょっと面白いと思ったのですが、砂糖菓子とチョコレート菓子、チョコレート菓子と無糖ココア調製品、ナチュラルチーズとチーズフォンデュは別扱いなのですね。ココアが入っているか、砂糖が入っているか、チーズがナチュラルかどうかとか、そういう分類になるのでしょうか。

だとしたら、チーズとココアと砂糖が一緒になった食べ物の輸入はどうなるのだろう?
(そんな食べ物思いつきませんが…)

スイス旅行のお土産を考えるのが益々難しくなりそうですね。(A.K.)

参照:
日本スイスEPAの概要(経済産業省)

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先週ケルンのライン川付近でウォーキングを楽しんでいましたらドイツ橋(Deutzer Brücke)のフェンスにびっしり並んでいるものが目を引きました。人の名前を刻んだ大小さまざま、色とりどりの南京錠(Vorhängeschloss)です。

・・・どこかで聞いたことある話?そうですね、本や映画で見た人もいるのでしょうね。もとはイタリアはフィレンツェで20世紀後半から始まったとされる若いカップルの愛の習慣です。日本の東京などでもやっているということですから、全国規模ですね。

自分はつい今日まで全然知りませんでしたが、若者、特に10代、20代の間で結構有名な話だそうです。橋に南京錠をとりつけて、かけた鍵は「2人の愛の証」として、橋の下を流れる川に捨てます。愛が永遠に続きますようにというおまじないです。「愛錠」(Liebesschlösser)なんて呼ばれています。

去年の夏の終わりに始まって、今年3月の時点ですでに300、8月の今は1000では利かないんじゃないかというくらいびっしりと南京錠が取り付けられています。電車と通行者のしきりに南京錠にはマジックで2人のイニシャルや名前が書いてあったり、り、お店に頼んで結婚指輪のように名前と日付の彫りこみがしてあったり、愛のメッセージや詩が4cm四方の表面に書きこんであったり・・・。・・・。

今ではボンにあるラインランド地域民俗学、地域史研究所もこの現象の解明に乗り出しています。最初にこの現象が発生したのは2008年の夏の終わり、ちょうど一握りの南京錠が取り付けられていました。そこから鉄橋に取り付けられていく鍵は急速に増加、ケルンとドイツ(Deutz)の町をつなぐ鉄橋は「愛の架け橋」になりました。

この現象を検証した研究論文もあります。(写真つき)

さて、この「愛錠」、現時点でドイツではケルンの他にニーダーザクセン州ヒッツアッカーの橋で同じような錠前がとりつけられているのみで、「ご本家」イタリアでは"Lucchetti d'amore"(愛の南京錠)は元祖とされているフィレンツェはもちろんのこと、数々の都市で目にすることができます。

鉄橋の現在の所有者、ドイツ鉄道(DB)は、最初このロマンスに批判的でした。今年1月にはニッパーでの撤去を告知していました。しかし、抗議行動は大きく、ただでさえ客離れが危ぶまれているDBでは、イメージダウンを避けるため、「交通の安全が脅かされない限りは取り付けられたままでよい」、という決断を下しました。

愛だの恋だのが薄っぺらく感じるような世の中で、これだけたくさんの若い人たちが、永久の愛を錠前に託して誓いあうのは「とても喜ばしいことです」とある民俗学者は語ります。

ちなみに愛想のない話ですが、経済効果も期待できます。たいていのカップルがルール工業地帯の家族経営の錠前やさんで南京錠を買い求めるので地域活性化につながあるのでは、という声もあるようです。

参照記事Welt 3月1日号

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ハリボーのグミキャンディと言えば、ドイツ在住者なら誰でも知っていると言って過言でないくらいに知名度の高いグミのお菓子です。創始者Hans RiegelがBonnで作ったお菓子なので、この名前がついています。

Haribo macht Kinder froh/ und Erwachsene ebenso (ハリボーは子供達を幸せにする/そして大人も) のフレーズでおなじみHARIBOの代表商品は「Goldbären」(金色の熊)、今では6種類の味のグミベア(ラズベリー味、レモン味、パイン味、オレンジ味、いちご味に加えて2007年からりんご味が登場-ちょっとぽちゃっとした熊の形をしています)が一袋に入っています。

日本でも80年代よりおなじみの果汁グミですが、ハリボーがより硬いのは、硬いものをかむ習慣がなく、歯の病気になりやすい欧州の子供たちの歯を丈夫にするために、日本のグミ工場が2-3割入れているゼラチンを、3-4割入れてしっかり噛まないと噛み切れないように工夫されているからです。

創始者ハンス・リーゲルが1920年に「裸一貫」ならぬ「砂糖一袋」から立ち上げたお菓子工場(初期設備:銅鍋1個、作業台1つ、ローラー1個)は、1946年息子ハンス・リーゲルjrとパウル・リーゲルの2人が跡を継ぎ、今では従業員約6000人、ドイツと欧州諸国に16社、年収17-20億ユーロ(推算)の押しも押されぬ大企業に成長しました。

業務内容は兄のハンス氏は営業担当、弟のパウルは製造および技術担当、ときれいに分担されていました。パウル氏の発明品の代表作の一つとして、ラクリッツ(リコリス)を渦巻きにまきとる機械があります。ちなみに「企業秘密」で、工場案内の際もその機械は公開されていないそうです。

ボンではこれ以上の工場拡大が望めないので、近隣のアーヴァイラーかラインバッハに移るという話が3,4年前からあります。この移動話に反対、工場移転は部分的にしか認めないといい続けていたのがパウル氏でした。一方兄のハンス氏はビジネス面から見て移動させたほうがよいと前々から感じていたようです。

先日未明、パウル・リーゲル氏が「突然に」永眠されました。享年82歳。氏のご冥福をお祈りいたします。

唐突にパウル氏がなくなったことで移転問題には決着がつく見込みだと、HARIBO社のスポークスマンは予測しています。

パウル氏は技術家でもあり、発明家でもありましたが、同時にスポンサーでもありました。ボンの町にドイツ最初のバドミントン用体育館を建てたのも彼ですし、図書館にソーラー設備を寄付したり、市の病院に高価な最新機器を寄付したりもしていました。つい先ごろ、市場に出回っているコンピュータ・トモグラフィー機器をマリエン病院に寄贈したばかりでした。

パウル氏は技術開発専門で、表舞台にに出るのを嫌ったため、「Mr.Haribo」の異名をとる兄のハンス氏ほどは目立ちませんでしたが、沢山の寄付や社会福祉活動など氏の業績は大きく、ボン市民は彼の人柄を偲んで、深い悲しみに包まれています。(M.I.)


参照サイト:
Spiegel
Handelsblatt
Generalanzeiger
Haribo公式HP(左端にパウル氏追悼記事)


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8月になるとここそこで戦争の歴史などの特集を組んだり、戦争にかかわる映画が放映されたりしますが、ドイツでも8月は歴史と向き合う月だと思います。

1939年の8月23日独ソ不可侵条約が締結し、それを元にナチスドイツは諸国への侵略を開始していきました。1945年に終戦し、ドイツが東西に分断されて向えた1961年8月13日、ベルリンの壁が一夜にして建設されました。
それから1989年までの間、ドイツ国民はその越えられない壁に苦しめられ、壁の前でたくさんの血が流れたのでした。

ベルリンの壁崩壊から今年で20年です。

まだ20年、もう20年、でも20年・・・。

ドイツがひとつになってから、1人の人間が成人するほどの時間が経っています。

壁は現在ではほとんどが撤去されて一部が記念碑として存在しているか、博物館や記念館などに展示してあるのみです。

それでは、壁のあった場所は今はどうなっているのかというと、一部はライ麦などの穀物畑になっているそうです。かつてはそこに地雷が埋まり、鉄条網が張り巡らされ、誰一人として立ち入る事ができなかった、不毛の地で、今は人の命を繋ぐ穀物が育っているのです。
プロテスタント教会系の組織Berliner Mauerがその地で収穫した穀物を加工して、パンを焼いたり、オブラート(Oblaten)や、ウィスキーを作ったりしているそうです。
7月終わりにここのライ麦の刈り取り作業があったと新聞が報じていました。

農業というのは、平和を表現する為にも一役買えるものですね。

第2次世界大戦から64年が経って、戦争を伝えるものがどんどん減っていってしまいます。
戦争を経験した人たちがだんだんと天に召され、戦争の悲劇を伝え聞く事さえもできない時代になりつつありますが、こんな世界でどうやって平和を意識しながら、平和を維持していくのか―。
本当に平和を守る時代が来ているのではないでしょうか。

(A.K.)

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The awareness test(潜在意識テスト)

とりあえず、下のYoutubeを見てみてください。

まず英語で
「白のウェアーを着た少年達が何回パスするか数えよ」
といわれます。

画像を見終わったとき、驚きの現象に気がつかされるのですが・・・!


人間の脳みそというのは適当にできているものですね。




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