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闇からの攻撃ー
最近新型ウィルスの話題で持ちきりですが、海外旅行や留学を取りやめたり中途帰国したりするする日本と夏の休暇のメキシコ旅行もキャンセルしないドイツでの反応の温度差が気になりました。
日本で騒いでいるほど心配しなくても大丈夫だという確証を得るためにニュース雑誌Spiegel今年度19号の特集「闇からの攻撃」(Angriff aus dem Schattenreich)を読みながら、自分なりにひとつの考えを書いてみようと思います。
WHO(世界保健機構)では新型ウィルス発見後しばらく泊り込みで作業が続き、処理に追われていたようですが、騒ぎもどうやら収束に向かっているようです。
現時点でこの新型ウィルスは従来のウィルスと危険度的にはなんら変わりはなく、音もなくやってきたように音もなく去っていくのではないかと考えている人もいます。
最初こそは鳥インフルエンザなどのように危険視されましたが、現時点では肺の奥の奥まで入り込む鳥インフルエンザとはちがって肺の上面でストップする新型インフルは滅多なことで命の危険が脅かされることはないと専門家はいいます。
メキシコで死者が多く出たのは、衛生管理が不十分だったり、コロナウィルスと勘違いして対応が遅れたり、医療設備が整っていなかったりといった医療関係の未熟さにあったのではないかという見解もあります。
主だった国際空港には医師団が常駐し、サーモグラフィーを駆使して病気感染者を見つけようと躍起になっている国もあったり、キューバのようにメキシコ便を空港から締め出したりする国もいれば、アメリカのように「そんな馬を外に放してから納屋の戸を閉めるようなことは意味がない」(アメリカ大統領・オバマ氏)とメキシコについで広範囲感染地帯でありながら、国境封鎖はしない考えの国もあります。
人‐人感染も出ているドイツですが、SARSや鳥インフルエンザのときとはちがって人々の反応は落ち着いたものです。
パニックのパの字もありません。
マスクも実際にウィルスと戦っている研究者はもちろん別にして誰もかけていません。
同じ感染国であるイギリスでは学校閉鎖があったり、お隣フランスではメキシコ渡航を禁止しているそうですが、大概のドイツ人観光客はこの夏のメキシコ旅行をキャンセルしていないそうです。
そして大規模式典などのイベントも普通に行われる予定です。
この反応は現時点で感染患者の誰も重症どころか従来のインフルエンザより軽く、インフルエンザ特効薬「タミフル」で十分対応できている、いざというときの緊急時の対応プランもしっかりできているというのも安心していられる理由ではないかといわれています。
現時点でWHOが世界に呼びかけている予防法は「感染者の傍に寄らない」、「外出後はよく手を洗う」、「十分な運動、バランスの取れた食事、適度な運動で免疫力を高める」といった従来の風邪予防から言われているものです。
病理学の専門家の間ではこの新型ウィルス、「このまま消える」(ベスト)「変種が出る」、「いったん消えて冬に復活する」、「パンデミックになる(フェーズ6)」、「ほかのウィルスと融合してスーパーウィルスになる」(最悪)」と5種類の意見が出ています。どうなるのかはまだ未知の世界です。
結局記事を読み込んだ結果として言えるのは、ここでパニックになっても事態はよくならない、ということと、普通のインフルエンザでも年間世界中で50万人の人が亡くなっているのだから、
新型だろうが旧型だろうがかかるときは何をしていてもかかるので、無理に海外旅行をあきらめたりする必要はないといっていいことです。
今は情報があふれかえっている時代で、メディアの影響は計り知れないもがあります。日本のニュースとドイツのニュースを比べてみてみますと、アジアのほうはすでにパニックになっているような気がするのですが・・・。
病人を看護するはずの病院が「診察拒否」というのは全く持って解せません・・・。
患者さんに病院以外のどこへ行けというのでしょうか・・・。 (M.I.)
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今日面白い当選発表があったようです。
その名も「世界で一番素晴らしい仕事」。
いったいなんだろうと調べてみました。オーストラリアはクイーンズ州の世界最大の珊瑚礁生息地であるグレートバリアリーフに浮かぶハミルトン島の管理人を1月から募集していて、募集に応じて応募してきたのは200カ国から3万人以上。条件は英語力のあること、アウトドアが好きなこと。通訳や女優、ラジオのDJ 、教師、学生など様々な業界から応募があり、選考に次ぐ選考の結果選ばれたのがイギリス人男性だったというわけです。ハミルトン島で行われた5月の最終テスト(マリンスポーツの技術、面接など)までに残った候補者16名の中には日本人女性も1名含まれていたそうです。
気になる仕事の内容は?島の巡回、郵便管理、日光浴)、水泳、シュノーケリング、セーリング(仕事?)、クイーンズランド観光協会及び世界中の読者に向けた週刊ブログの発信、写真・ビデオ日記の更新などをして存分に楽しむことだそうです。住み込み観光親善大使といった役どころでしょうか。7月からスタートして半年間でもらえる報酬は15万オーストラリアドル。美しい珊瑚礁に囲まれて、南の海でのんびり暮らしてお金ももらえる。確かに世界一素晴らしい仕事かもしれません。ちょっと件のイギリス人男性が任務終了した後にどうなるのか気になってしまいました。「普通」の社会に戻れるのかしら?「休暇」のつもりなら戻れるでしょうね。
クイーンズランド観光協会のこの仕事の紹介で“The best job in the world“と銘打っていますが、結局のところ何をもって素晴らしいとするのかで、世界で一番素敵な仕事、どこにでもあるような気がするのですが・・・。皆さんはどう思われますか? (M.I.)
公式HPです、最終選考に残った人たちのPRビデオも見られます
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確かにとても上手だし、審査員も大絶賛なのですが、このぐらいに歌う人なら結構いそうかなと思ったので、まずは歌の内容が分からなくてはいかんだろうと思い、 彼女が歌った英語の歌“I Dreamed a Dream”の歌詞を訳してみました。
夢破れて(JAEC Europe 訳)まだ男たちが優しかった頃まだ優しく話しかけてくれた頃 彼らの言葉は魅力的だった まだ愛が盲目だった頃のこと 世界は歌で満ち 歌に酔いしれて その時 全てが壊れて行った むかし夢を見ていた でも夜闇に虎が潜み あなたは夏を共にしてくれた そしてあなたが帰るのを夢見ている 夢に見る生き方と |
I Dreamed a DreamThere was a time when men were kindWhen their voices were soft And their words inviting There was a time when love was blind And the world was a song And the song was exciting There was a time Then it all went wrong I dreamed a dream in time gone by When hope was high And life worth living I dreamed that love would never die I dreamed that God would be forgiving Then I was young and unafraid And dreams were made and used and wasted There was no ransom to be paid No song unsung, no wine untasted But the tigers come at night With their voices soft as thunder As they tear your hope apart And they turn your dream to shame He slept a summer by my side He filled my days with endless wonder He took my childhood in his stride But he was gone when autumn came And still I dream he'll come to me That we will live the years together But there are dreams that cannot be And there are storms we cannot weather I had a dream my life would be So different from this hell I'm living So different now from what it seemed Now life has killed the dream I dreamed. |
スーザンさん、普通の何処にでもいそうな47歳の女性ですが、なんでも教会で働いていて、最近亡くなった病気のお母さんが、彼女にみんなの前で歌ってみろといっていたことを思い出してタレント発掘の番組に出たとか。そんな経歴を知り、この内容の歌詞をあの歌唱力で歌ったわけで、それが分かってから再度You tubeを見たら、 鳥肌が立ちました。
なるほど。
干支は「牛」ですが。
2年に1度ルール工業地帯の中心地、エッセンで行われる馬の世界規模メッセ、「Equitana」(3/14-3/22)に先日行ってきました。週末だったからか、初日だったからか入場券売り場の前は気後れするくらいの長蛇の列。特に若い家族づれが多かったように感じました。小さい子達は乗馬服に身をつつんでいたり、真剣な表情で馬の鞭を選んでいたり。古い馬車の周りで遊んでいたり、とてもほほえましい光景でした。
古い馬車もこれだけ並ぶと壮観ですよね。馬のショーに出場する人たちは誰も彼も時代がかったり、ファンタジックだったり、それぞれ凝ったコスチュームでした。残念ながら動き回る馬相手に写真がうまくとれませんでしたが・・・。
馬もおめかししてます。(三つ編み、見えますか?)メッセの内容ですが、馬のショーや品評会、子供の乗馬体験コーナー、関連グッズ(馬のケア用具、馬糞クリーナー、最新式レーキ等等)の販売など実に盛りだくさんでした。
中には「どこが馬と関係するんだろう」と思うような展示品もありましたが、特に革製品(靴、帽子、ジャケット等々)のコーナーが充実していたように思います。普通のメッセと違い、商品を即購入できるのも楽しみのひとつです。
全部で12ホールある広い展示場のあちらこちらには、様々な種類の馬が展示されていました。
こんな感じに。こちらはアラブ種の血が入っている4歳の馬です。馬の知識はからっきしの私でも朝から夕方まで時間を忘れて楽しめる、そんなメッセでした。
2年に1度の開催なので次は2011年。
馬好きの貴方も、そうでない方も一度足を運んでみてはいかがでしょう? (M.I.)
今度は写真のとりかた勉強してから行ってきます!
日本は明日建国記念日でお休みですよね。神話中で神武天皇が即位したとされる日だとか。(紀元前660)明治憲法もこの日に発布されたそうです。(1889)
ドイツの「建国」記念日は10月3日(1990)、東西ドイツが法律的に再統合した日となっています。ちなみに、「ドイツ統一記念日」(Tag der Deutschen Einheit)と呼んでいます。もっとも、「ドイツ」という国になってから6回憲法が変わっており、それぞれ建国記念日は1871年1月18日だ、西ドイツ時代に基本法(Grundgesetz)が発布された日だ(1949年5月23日、60回目の今年は祝日ではありませんが記念式典があるようです。)、などと意見が飛び交っています。何を持って「建国」とするか、が難しいですよね。この辺は機会があったらじっくり調べてみようと思います。
他の国はどうなっているかを見てみますと、独立記念日や革命記念日を国の誕生日と定めている国が多く、主なところでアメリカはイギリスから独立を果たした7月4日(1776)、イタリアは王政から共和制に変わった1946年6月2日、キューバはキューバ革命が達成された1月1日、韓国は日本軍から解放された8月15日(1945)、神話時代からの建国記念日10月3日(紀元前2333、ずいぶん昔までさかのぼれるんですね)、2つとも祝日になっているようです。
資料元:Wikipedia
国の成り立ちを一つ一つおいかけていくと、気づくのは純粋に1カ国では何もできていないということです。何とか「平和」になった世の中、大きな混乱もなく、今の「国」を守っていってほしいと思うのです。(M.I.)
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