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安全が保障されないからと言う理由ですが、航空会社は大損害。コンピュータのシミュレーションだけでなく、実際に実験飛行を一回行うべきだ、などと抗議しています。
ちょうどイースターの休暇明けで、まだあちこちで搭乗予定客たちが家にも帰れないまま空港で足止め、簡易ベッドで夜を過ごす日が続いています。 まさにタッチの差、欧州訪日研修生たちはラッキーでしたね。(M.I.)
あっという間に暦は卯月。なかなか更新できずにどうも申し訳ありません。
アグトレ通信楽しみにしています、とのOBの声に押されて今更ながら新研修生到着、旧研修生出立の様子でもレポートしようかと思います・・・。と思ったらあまりの更新のなさに日本から同僚が更新してくれていたようです・・・。(汗)
今更ながら写真をUpしておきます。雰囲気だけでもお楽しみ下さい。
オランダ組、新旧初顔合わせです。
スイス組はなかなか芸達者、ゲストファミリーをお招きしての夕食会、ピアノにクラリネット、自己紹介もバッチ決ってましたよ。
ドイツ組は語学学校が特別プログラムを組んでくださっています、早速の農場視察、どこまでわかったかな?
写真は時間が余ったので近所を散策しています。
空港にて。H20s、1年間、お疲れ様でした!!みなさんの日本での新たな活躍を欧州より応援しています☆
今年はイースターが4月の初めと割と早く、農場配属から一週間もたたないうちにお休みでしたね。そろそろリズムが出てきた頃かと思いますが、皆さん、元気に研修頑張っていますか? 語学につまづくのは最初のうちは当たり前、気にせずにどんどん喋って、聞いて、勉強してください。どの語学学校よりも母語話者から直接学べる、というのは最高の上達手段です。(と語学学校の先生たちもよく仰っています)
イースター(復活祭)は個人的に家の用事済ませて、買い物して、久しぶりに映画でも見に行こうと行き当たりばったりの自分にはめずらしく前から計画を立ててはいたのですが、 春めいた陽気から突然寒くなったからか金曜日の祝日から日曜日まで微熱&原因不明の頭痛でベッドの上でした・・・。さすがに3日も寝てれば治りましたが、正直勿体無い休日の過ごし方だなぁと思います。何の因果かお休みのたびに体調を崩し、休み明けには治るというのはもう何回かやっています・・・。窓から眺めるのは憎らしいほどの青空。
「4月の天気は変わりやすい」とよく言うのですが、毎年懲りずに似たような目にあっています・・・。
イースターのため、月曜日も祝日で助かったといえば助かったのですが、日本と違い日曜、祝日にはお店は開いていません。食欲も出てきたのに冷蔵庫は空~。(泣)
これからどんどん日が長くなり、事務所を出る頃はまだ昼間のように明るいです。先日は20時ごろに日が沈みました。明るさに比例して作業時間が長引く農場もあるかもしれませんが、ピーク時過ぎれば元に戻りますのでガッツで乗り切って下さい!!
さて、こんな拙い文書ではありますが、現地情報も頑張ってあげていきますので、今年度もアグトレ通信を宜しくお願いいたします。(M.I.)
関東は今年土日に合わせて桜が満開になるという、天気の神様のニクイ演出のおかげで、ゆっくりと花見をすることができました。
春になると、桜の木に関するポップソングが巷でよく流れるようになりますが、この手の曲って、どれも結構素晴らしいと思っていて、それもこれも、日本人の心に流れるふるさとのようなものとしての「桜」を、歌い手が大切に歌うからではないでしょうか。
今年から幼稚園に通う娘が桜の木の下で、
♪サークーラー、サークーラー、桜の歌がー、聞こえてくるよー♪
という、途中からカエルの合唱になってしまう歌を歌いながらはしゃいているのをみると、
「日本人でよかったなあ」
と思います。桜を愛でる(めでる)のは、日本人ぐらいだと思います。
いろいろな国に桜の木があって、桜が好きだという人はたくさんいるでしょう。でも、その好きさ加減が違います。
今時分、ドイツでも桜の花がきれいに咲きます。しかし、その桜を見て春を謳歌できるドイツ人はあまりいないと思います。桜より、ポプラやセイヨウトチノキの並木道が多く植わっているので、桜の存在感があまりないのです。
ちょうど今日はイースターということもあって、ドイツの子供たちは春の庭に出てイースターの卵探しゲームをしていることでしょう。
春の楽しみ方は人それぞれです。
でも日本人の春の楽しみ方って、桜に依存しているところが大きいと思うのです。それは、いい意味で依存していると思います。
春風に吹かれながらやさしく揺れる桜の花びらを通して降り注ぐ木漏れ日の明るさ、温かさは、他の植物では得られない独特の趣がありますよね。
ただ花見とは名ばかりに飲んだくれては意味が無いけれど、花見は、心に映る美意識を共有する文化で、歌わず踊らずとも満たされる華やかさが有ると思います。
日曜日から天気が崩れ、今日は雨模様の東京。
重たい水滴を背負ってうつむく桜の花に自分を重ねてみたりして…。
(…全然重ならなかったりして 笑)
(A.K.)
応援のクリック感謝です。
このブログ、今年度後半更新が滞ってしまって、せっかく訪問してきてくれている人たちに申し訳なかったです。
来年度は、もう少し頻繁にフレッシュな話題をお送りできるようにしたいと思います。
などと、しょっぱなから年度末の反省をしつつ、まずは新研修生が2月27日にヨーロッパへと旅立ち、今週からそれぞれの農場で実習に入ったことを報告いたします。
研修生たちは、3週間ほど現地で語学学校に通ってブラッシュアップしていたとはいえ、きっと不安を抱えながら農場へ移動していったことと思います。これからは、自分の持てる力を信じ、精一杯やるしかありません。
どんなスタートをしても、自分のスタート。
人生の通過点として、どんなハプニングも前向きにとらえて一日一日を過ごしてほしいと思っています。
そして、昨年から時々このブログを騒がせてくれた前の研修生たちも、今月24日無事に帰国して、それぞれの道を歩み始めました。帰国して東京で開催された報告会では、みんなとてもポジティブな意見を言ってくれて、現地を司った身として、心振るえるうれしい思いがしました。
みんなが、それぞれ一生懸命だったから、いいプログラムになったんだと思います。感謝しなくちゃいけないのは、我々事業主催者だと、そう身にしみて思いました。
みんなの前途に成功あれ!
ところで、実は2月から欧州支部の体制が変わり、ボン事務所には現地を任される職員が1名になっています。「アグトレヨーロッパ通信」というタイトルですが、このブログ、東京で書いています…。現地の詳しい情報は私の同僚が書いてくれると思いますので、私は今後プログラムの情報や自分がプログラムに関わる中で感じること、欧州生活を思い出して更新してみようかと思います。
4月からは新年度の研修生の募集も始まります。
今年のポスターの出来栄えは上々だと思います。オレンジベースでスタイリッシュなレイアウトを心がけました。
今年も、いや、今年こそは、もっとたくさんの若者に海外農業研修に参加してほしいと思っています。
来年度もどうぞよろしくお願いいたします!
応援お願いします。
早いもので新研修生の皆さんが到着してから2週間が過ぎました。現地語学講習も折り返し地点、元気に勉強、がんばってますか?
オランダ組のみなさんはデュッセルドルフ空港で会うはずだった先輩研修生に、翌日エンスカデで会うことになったこと、記憶に新しいと思います。今日は支部に預けてあった荷物をとりにきたついでに、ことの顛末を語ってもらいました。それではどうそ。
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2月28日。私は今年度の新しい研修生を迎えに行く為に、朝10時、ドイツのドュッセルドルフ空港に向けて旅立った。
その日は天候も良く、私の心はドキドキしていた。
そう、1年前の自分に再び出会える気がしていた。
1年前、私の心は期待と不安で一杯だった。
そして今、私は新しい研修生に会える喜びで一杯だった。
私は14時30分に空港に到着していなければならかった。
しかし、その時間、私はまだ電車の中にいた。
それから2時間、空港に到着する事ができず、結局2つ手前の駅でオランダに引き返す事にした。
あと少しだったのに。。。
ちょうどその日、ヨーロッパを台風が襲った。
ドイツでは電車が横転し、何人か亡くなった。
フランスではもっと沢山の人が亡くなった。
私はエッセンというドイツの駅に到着することができたが、そこで電車が止まった。
私だけじゃない。ドイツの電車、全てが止まった。
私の頭の回路も止まった。
車掌さんは私にこう言った。
「あなたは今夜、マクドナルドにいるしかないわ。」
そうか。。。
仕方ない。今夜は駅で1晩を過ごそう。
でも、めっちゃ寒い。両手には10キロ10キロの荷物。
新しい研修生へのプレゼント。日本食。
若い男の子のグループが大きな声を出しながら歩き回ってる。
だんだん恐くなってきた。18時に電車が止まって、既に21時。
電光掲示板は、電車が来ないという表示で埋め尽くされていた。
私は同じ年齢くらいの女の子に声をかけ、どこに行くのか訪ねた。
すると偶然にも同じエンスカデ方向の電車に乗るということで、一緒に電車を待つことにした。
私は本当に英語ができない。中学1年生くらいしかできない。
「私は英語ができないから一緒にいても良い?」
って女の子に聞いたら
「良いわよ」
って言ってくれた。
その子の名前はヨーダ。
彼女は次の日、朝8時からどうしても仕事に行かなくてはならないと言って泣いていた。
自分の事で必死なのに、私と一緒にいてくれた。
そして23時。電車は動く気配を見せない。
私とヨーダは駅の近くに住んでいるというヨーダの友達のアパートに行く事にした。
その友達の名前はブレンダ。
ヨーダとは14年間の友達らしい。
ヨーダは道の途中、私にこう言ってくれた。
「彼女は通訳の仕事をしてるから私より英語が話せるの。私は英語が下手でごめんね」って。
それはこっちのセリフだよ!!!
って思っていても言えない私の語学力。
本当に、本当に、言葉って大切だなって痛感した。
夜中の1時、ヨーダはブレンダのお姉ちゃんの運転する車で家に帰った。
そして次の日の仕事に間に合ったらしい。本当に本当に良かった。
私はブレンダの家に泊めてもらい、翌朝、彼女は駅まで私を送ってくれた。
そして彼女は最後にこう言った。
「もし電車が動かなくてあなたが家に帰れなかったら、また私の家に戻って来てもいいからね」
無事にエンスカデに戻る事ができたよ。
ヨーダ&ブレンダ本当に本当にありがとう。
私はあなたたちの事、一生忘れません。
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いやはや、大変な一日でしたね。電話で断片は聞いていたのですが、こんなドラマがあったんですね。お疲れ様でした!!
先輩研修生たちの旅行もまもなく終了、22日にフランクフルトで集合する時にはどんなドラマが飛び出すでしょうか。楽しみなような、不安なような・・・。みなさん、 くれぐれも 気 を つ け て、元 気 に再会しましょうね!!
いろんな出会いを大切に。いつも応援のクリック、ありがとうございます。