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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
ブログ作製:
JAEC Europe
性別:
非公開
自己紹介:
ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

本ブログについてはこちらを参照下さい。
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世界を代表する、日本のサブカルチャー「アニメーション」は、ついにここまで来たか!

と思わず感心してしまう、先日ネット上に配信され始めた農業系アニメ「あぐかる」。

農業を愛する農家の娘が、茨城県の農業をめちゃめちゃにしようと狙ってくる敵を変身してやっつけるという、鉄板アニメを踏襲しつつ、じつは農業についてもなかなかしっかりと解説してしまうという、思い切ったプロモーション。

やるなあ、茨城県。



茨城県農業のプロモーションHP


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応援のクリック、感謝です。

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日本は今日が敬老の日ですね。「ハッピーマンデー」とやらが導入されてから、日本の皆さんは少しは休みやすくなったのでしょうか・・・。「敬老」につなげると怒られるかもしれませんが、お伺いした事ないのですが、恐らく還暦越えてらっしゃるので・・・。

欧州支部が35年以上お世話になっている事務所の大家さん。本業は弁護士さんですがもう新しいお客さんは取らないそうです。 とても乗馬好きな方で、ご自分でも3頭、預っている馬が一頭、合計4頭の世話をされています。同僚がいた頃から1人で事務所に留守番していると幾度となく繰り返されたのが以下のやり取りです。

「一度家にいらっしゃいよ。馬にあわせてあげるわ。ボンから車で30分で遠くないし、私が車で連れて行って、車でまた戻ってきてあげる」 「ありがとうございます、そのうちよせていただきます。」

・ ・・3年経過。まぁ社交辞令なんてそんなものよね、と思いながら同じ会話を繰り返します。

某月某日、その週は良い天気になると天気予報が報じていた日の話です。「さあ、明日は来てもらうわよ、丈夫な靴を用意してね」 ・ ・・ちょっと急ではないですか?
そこはNoといえない日本人、出かける用意をします。
今回はしかしこの選択は間違っていなかったと満足していえます。

「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」ではないですが、30分車に揺られてついたところは別-天-地。広がる草原、気持ちよく草を食む牛達。青い空、白い雲。憧れの庭付き2階建て一軒屋がそこにある・・・。いつか家庭菜園も出来る庭つきの一戸建てに住みたいと夢だけは大きな筆者、形を取った夢はこんなものかとひたすら羨望のため息。10年前に設計から自分で手がけたのだとか。お手製の暖炉や、光が沢山入ってくるように大きなガラス窓、夏と冬で違う景色が楽しめるようにと2箇所に分けたテラス・・・。愛着があちこちに感じられました。

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屋内は写真NGでしたが、外観はOKでした。ドアノブが法律のマークになってるの、分かりますか?
右はお庭からの眺めです。


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さて、馬達との初対面です。筆者が息を切らしながら迷路のような森の坂道をよたよた上るのを尻目に大家さんすたすた。「昔はこの坂をジョギングして馬に会いに行ったのよ」勘弁してください。

森を越えると、広々とした野原に馬達がお出迎え。写真は代表で最年長のアイスランド産、馬の寿命は20年くらいと聞きますが、こちらその年はとっくに越えても現役バリバリだそうです。 触らせてもらえましたが、そろそろ冬毛の馬達は厚めの毛に覆われてあたたか。 鼻息荒く近寄ってくる馬にはちょっと恐怖を感じましたが、無事第一回対面は済みました。

美味しい空気、森と山で適度な運動、自給自足とは行きませんが、野菜などはご近所の農家さんからいただく・・・。こういう暮らしがLOHASというのでしょうね。

はつらつとして、お洒落に気を配り、自分の仕事は町できっちりこなしつつも週末には片田舎で馬達と戯れる・・・。 幸せな老後ってこういうことかなと自分の30年後を考えてちょっぴり羨ましくなった昼下がりでした。
「あなたもマイホーム持てば?田舎の土地は笑っちゃうくらい安いのよ、維持費はけっこうするけれど、一生家賃払い続けるのとどちらが得か計算してみてもいいかもね」
・・・まずは車の運転できるようにならないと、バスも電車も走らない場所での暮らしはちょっと無理かもしれません・・・。


終の棲家を欧州にいかが?下見もかねてレッツ・アグトレ! 今日もワンクリック、ありがとうございます。

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毎日の通勤で感じる事。

丘の上にある家からJRの駅まで徒歩10分。中央分離帯のあるしっかりとした道路の両側に、幅3メーターほどの歩道があり、そこを自転車に乗ったサラリーマンがすごい勢いですり抜けていく。

これが意外と怖い。

普通にまっすぐ歩いているので、別にぶつかるわけではないが、もし、仮に、ものすごく突飛にも、自転車がきた瞬間に横っ跳びをしてしまったら、どうしようとか、きらきらとさわやかな太陽の日差しに、手でひさしを作って、「朝日がまぶしーゼ!」とか言おうとして、手を広げた瞬間に、後ろから突っ込んできた自転車の運転手にチョップしてしまったらどうしようとか、考えると、怖い。

ドイツやオランダ、デンマークでは、自転車専用の道が歩道とは別に設けられており、原則自転車はそこを通る。専用道路がない場合は、車道を走る。
自転車で歩道を走っているのを警察官に見つかると、交通違反で罰金の対象になることだってある。

一方、日本は、自転車専用道路がない。聞くところによれば、本来自転車は車道を走るものらしいが、例えば、冒頭の下り坂は中央分離帯のあるような大きな公道で、とても自動車と一緒に並んで走る気がしない。

ある時、この坂道の公道を自転車で下っている人がおり、乗用車がその自転車を抜き去る時、クラクションを豪快に鳴らしていた。

この場合、悪いのはどっちだ?

交差点で左折してくる車も怖い。日本では、歩行者が優先じゃないようだ。トラックが突っ込んできた時、そう確信した。間違いなく、ブレーキを踏むつもりがない風だった。
ヨーロッパにも、運転の荒い奴もいるが、私は欧州でそのような運転をする人を見たことがない。

こういうことは、交通ルールというより、マナーだと思う。

正直に言って、日本人の交通マナーは、悪いのだ。

(A.K.)

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応援ありがとうございます。

9月、研修も折り返し地点、日本では早々と次の年の選考会が行われています。今回は昨年よりぐんと増えてアメリカも加えて100人近く応募があったようです。

そんな中現地で頑張るOBたちの声が聞こえてきました。それぞれ様々な理由から研修を終えて再渡航した人たちです。

実家の農業とは違うけれども研修で触れ興味を持ったワインの知識を更に深めたいとオーストリアワイン研修プログラムに9月から参加しているF OB,来た早々セミナーに参加、色々と楽しく勉強できたとメールが来ました。ブドウの収穫にはまだ早いようですが、これから忙しくなるようです。 早くもドイツ語とはまた違うオーストリアドイツ語の独特の訛りに苦戦中との事ですが、この辺の事情はスイス研修生なら容易に理解できるかと思います。

前にも触れましたが、ドイツの有機野菜栽培に魅せられ根本から勉強したいと 日本で大学院を出ながらドイツでまた3年の職業訓練(Ausbildung)を受けることにしたH OG. 彼女は農場から自分で探し出しました。思い出したようにメールをくれるのですが、メールの中では研修生と職業訓練生の違いを実感したり、農場主にめったに参加できないセミナーへの便宜を図ってもらったりと色々と勉強面でサポートしてもいつつ、逆に日本からのゲストの通訳などに使われたり、外国からの(モロッコ、韓国など)後輩研修生の指導員をまかされたりとギブ・アンド・テイクで楽しんでいるようです。最近のお便りではBahncardといって電車の切符が何処へ行っても半額になる割引券を半分負担してもらえたとか。相変わらず可愛がられているようで何よりです。

デンマークにも1年働いてみてもう少しこの国で働きたいとやはり自力で農場を探し、4月から酪農で頑張っているU OBがいます。つい最近電話をくれたのですが、「明後日帰国するんですよ」帰国のご挨拶でした。「自分が昔借りてた本と、もう要らない本沢山送ったので宜しくお願いします」ありがとうございます。 現役研修生の皆さん、農友会文庫の本が増えますよー。お楽しみに。 U OBお疲れ様でした!! 日本ではまだまだ残暑厳しいそうですが体調に気をつけてこれからも頑張って下さいね。

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現役研修生からも元気なお便りが。バカンスを思い切り楽しんだオランダ組から「写真よかったら使ってください」とのことなので遠慮なく使わせてもらいます。 さて、問題です。彼の農場では何を作っているでしょうか?(酪農組が分からなかったらちょっと恥ずかしいかも・・・)

 

(M.I.)

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新旧含めて研修生たちへ熱いエールを宜しくお願いいたします。

8月30日から明日土曜日までドイツ組は夏季外国人セミナーで南ドイツはバイエルン州のTriesdorfと言う農業学校に集まっています。

Triesdorfでセミナーが始まってから3年、参加する研修生は年々増え続けています。一昨年12人だったセミナーも去年の16人を経て今年は一気に23人です。

参加国数も今年が一番多く、11カ国。かなりにぎやかです。 日本勢7名を筆頭にブラジル5人、中国、ルーマニア各2人、韓国、ハンガリー、ミャンマー、ベラルーシ、ロシア、コソボ、オーストラリア各1人です。

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これだけ大勢だとまとめる方も大変。出発前に主催者DBV(ドイツ農民連盟)コーディネーターから電話が。「これでは週末前に僕がつぶれてしまう、今回は全工程参加できないか?」

正直少々悩んだのですが、さすがに1週間事務所を空っぽにはできないのでいつもどおり2泊3日になりました。 その代わり前回は木曜日からの助っ人コーディネーター(ウクライナ出身、本業国際コミュニケーション科 学生)が初日から現地入りしていました。

そもそもの目的は普段は会わないだろうドイツ各地に散らばっている研修生を一度に集め、お互いの近況報告や、情報交換、親睦を深める、と言ったものですが、そのほかにもドイツの農業を実地でもっと知ってもらおうという目的もあります。なので視察内容は有機農業、直売村、大規模野菜、果樹、畜産、畜産加工(精肉)、養蜂・・・と幅広く、色々な分野がカバーされています。 研修生たちの専門分野は、花卉、馬、養蜂、造園、養鶏、野菜、果樹・・・と千差万別でさすがに1週間(正味5日)で全部の分野はカバーで来ませんが、専門外の分野でも熱心に農場主に質問していたのが印象に残りました。

英語しか分からないアジア勢(韓国、中国、ミャンマー)にドイツ語から英語に訳そうとするものの、専門用語で詰ったり、英語が母語ではないので先方が単語を言っても分からなかったり悪戦苦闘・・・。非常手段は筆談です。中国の子は漢字を読めば大抵分かってくれました。(蕎麦や洪牙利など使う漢字は違ってもニュアンスで分かってもらえたようです。)

使い方は違うかもしれませんが、郷に入っては郷に従え。現地にいる以上現地語(皆さんの場合(スイス)ドイツ語、オランダ語、デンマーク語)も使えた方がコミュニケーションはぐっと豊かになると思います。英語は確かに便利ですが、お互いに母語でないと表現も乏しくなったりしませんか? 思っていることを口に出して言う為にも語学は必要です。研修スタートから半年経った今だから延びる部分もあるかもしれません。リフレッシュ勉強、始めませんか?

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さて、研修も折り返し地点、日本チームの様子は・・・? 「特に問題ないですね」「元気にやってますよ」「最近家族との距離が近づいた気がします」 おおむねそつのないお答えでした。引き続き元気に頑張って下さい!

・・・雨女の異名に漏れず、傘を忘れていったら当然の如く一日目から雨。ちょっと体調おかしいなと思っていたら帰りの電車ではぶるぶる震え、そのまま風邪を引きました・・・。 東京の事務所のほうでは暑いのに夏風邪が流行っているとか。こんなところで真似するなと言われましたが、仕事の系統が似ているので体調も似てくるのやもしれません・・・。

研修生の皆さん、体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。特にバカンス中のみなさん、旅先は気が緩みやすいので怪我や病気に気をつけて!!(M.I.)



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少々の風邪なら頑張って働いてしまう、健気な研修生に暖かい声援をお願いいたします。
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