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8月30日から明日土曜日までドイツ組は夏季外国人セミナーで南ドイツはバイエルン州のTriesdorfと言う農業学校に集まっています。
Triesdorfでセミナーが始まってから3年、参加する研修生は年々増え続けています。一昨年12人だったセミナーも去年の16人を経て今年は一気に23人です。
参加国数も今年が一番多く、11カ国。かなりにぎやかです。 日本勢7名を筆頭にブラジル5人、中国、ルーマニア各2人、韓国、ハンガリー、ミャンマー、ベラルーシ、ロシア、コソボ、オーストラリア各1人です。
これだけ大勢だとまとめる方も大変。出発前に主催者DBV(ドイツ農民連盟)コーディネーターから電話が。「これでは週末前に僕がつぶれてしまう、今回は全工程参加できないか?」
正直少々悩んだのですが、さすがに1週間事務所を空っぽにはできないのでいつもどおり2泊3日になりました。 その代わり前回は木曜日からの助っ人コーディネーター(ウクライナ出身、本業国際コミュニケーション科 学生)が初日から現地入りしていました。
そもそもの目的は普段は会わないだろうドイツ各地に散らばっている研修生を一度に集め、お互いの近況報告や、情報交換、親睦を深める、と言ったものですが、そのほかにもドイツの農業を実地でもっと知ってもらおうという目的もあります。なので視察内容は有機農業、直売村、大規模野菜、果樹、畜産、畜産加工(精肉)、養蜂・・・と幅広く、色々な分野がカバーされています。 研修生たちの専門分野は、花卉、馬、養蜂、造園、養鶏、野菜、果樹・・・と千差万別でさすがに1週間(正味5日)で全部の分野はカバーで来ませんが、専門外の分野でも熱心に農場主に質問していたのが印象に残りました。
英語しか分からないアジア勢(韓国、中国、ミャンマー)にドイツ語から英語に訳そうとするものの、専門用語で詰ったり、英語が母語ではないので先方が単語を言っても分からなかったり悪戦苦闘・・・。非常手段は筆談です。中国の子は漢字を読めば大抵分かってくれました。(蕎麦や洪牙利など使う漢字は違ってもニュアンスで分かってもらえたようです。)
使い方は違うかもしれませんが、郷に入っては郷に従え。現地にいる以上現地語(皆さんの場合(スイス)ドイツ語、オランダ語、デンマーク語)も使えた方がコミュニケーションはぐっと豊かになると思います。英語は確かに便利ですが、お互いに母語でないと表現も乏しくなったりしませんか? 思っていることを口に出して言う為にも語学は必要です。研修スタートから半年経った今だから延びる部分もあるかもしれません。リフレッシュ勉強、始めませんか?
さて、研修も折り返し地点、日本チームの様子は・・・? 「特に問題ないですね」「元気にやってますよ」「最近家族との距離が近づいた気がします」 おおむねそつのないお答えでした。引き続き元気に頑張って下さい!
・・・雨女の異名に漏れず、傘を忘れていったら当然の如く一日目から雨。ちょっと体調おかしいなと思っていたら帰りの電車ではぶるぶる震え、そのまま風邪を引きました・・・。 東京の事務所のほうでは暑いのに夏風邪が流行っているとか。こんなところで真似するなと言われましたが、仕事の系統が似ているので体調も似てくるのやもしれません・・・。
研修生の皆さん、体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。特にバカンス中のみなさん、旅先は気が緩みやすいので怪我や病気に気をつけて!!(M.I.)
少々の風邪なら頑張って働いてしまう、健気な研修生に暖かい声援をお願いいたします。
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