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日本は今日が敬老の日ですね。「ハッピーマンデー」とやらが導入されてから、日本の皆さんは少しは休みやすくなったのでしょうか・・・。「敬老」につなげると怒られるかもしれませんが、お伺いした事ないのですが、恐らく還暦越えてらっしゃるので・・・。
欧州支部が35年以上お世話になっている事務所の大家さん。本業は弁護士さんですがもう新しいお客さんは取らないそうです。 とても乗馬好きな方で、ご自分でも3頭、預っている馬が一頭、合計4頭の世話をされています。同僚がいた頃から1人で事務所に留守番していると幾度となく繰り返されたのが以下のやり取りです。
「一度家にいらっしゃいよ。馬にあわせてあげるわ。ボンから車で30分で遠くないし、私が車で連れて行って、車でまた戻ってきてあげる」 「ありがとうございます、そのうちよせていただきます。」
・ ・・3年経過。まぁ社交辞令なんてそんなものよね、と思いながら同じ会話を繰り返します。
某月某日、その週は良い天気になると天気予報が報じていた日の話です。「さあ、明日は来てもらうわよ、丈夫な靴を用意してね」 ・ ・・ちょっと急ではないですか?
そこはNoといえない日本人、出かける用意をします。
今回はしかしこの選択は間違っていなかったと満足していえます。
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」ではないですが、30分車に揺られてついたところは別-天-地。広がる草原、気持ちよく草を食む牛達。青い空、白い雲。憧れの庭付き2階建て一軒屋がそこにある・・・。いつか家庭菜園も出来る庭つきの一戸建てに住みたいと夢だけは大きな筆者、形を取った夢はこんなものかとひたすら羨望のため息。10年前に設計から自分で手がけたのだとか。お手製の暖炉や、光が沢山入ってくるように大きなガラス窓、夏と冬で違う景色が楽しめるようにと2箇所に分けたテラス・・・。愛着があちこちに感じられました。
屋内は写真NGでしたが、外観はOKでした。ドアノブが法律のマークになってるの、分かりますか?
右はお庭からの眺めです。
森を越えると、広々とした野原に馬達がお出迎え。写真は代表で最年長のアイスランド産、馬の寿命は20年くらいと聞きますが、こちらその年はとっくに越えても現役バリバリだそうです。 触らせてもらえましたが、そろそろ冬毛の馬達は厚めの毛に覆われてあたたか。 鼻息荒く近寄ってくる馬にはちょっと恐怖を感じましたが、無事第一回対面は済みました。
美味しい空気、森と山で適度な運動、自給自足とは行きませんが、野菜などはご近所の農家さんからいただく・・・。こういう暮らしがLOHASというのでしょうね。
はつらつとして、お洒落に気を配り、自分の仕事は町できっちりこなしつつも週末には片田舎で馬達と戯れる・・・。 幸せな老後ってこういうことかなと自分の30年後を考えてちょっぴり羨ましくなった昼下がりでした。
「あなたもマイホーム持てば?田舎の土地は笑っちゃうくらい安いのよ、維持費はけっこうするけれど、一生家賃払い続けるのとどちらが得か計算してみてもいいかもね」
・・・まずは車の運転できるようにならないと、バスも電車も走らない場所での暮らしはちょっと無理かもしれません・・・。
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