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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC Europe
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非公開
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ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

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今、日本で頑張っているドイツ人研修生が、ドイツの農業雑誌のオンラインサイトで記事投稿をしています。これは、連載で、既に第4弾まで出ています。

カティアさんの外国日記

全文ドイツ語ですが、そこの書かれていることをちょっと紹介してみましょう。 7月5日のエントリーから。

「私のホストファミリーと日本のライフスタイルへの切り替え」というタイトルで書きだした、カティアさん。
まず、木更津のにあるホストファミリーの家へと誘われ、初めての日本家屋と対峙した彼女の眼に映った、日本の生活様式は…。

①履物多すぎ!
まず、玄関で靴を脱ぐことからヨーロッパとの差を感じ始めるのですが、室内では、どこでスリッパに履き替えるのか、どこで裸足になるのか、よくわからない『決めごと』に戸惑います。

しかし、6週間もたつと血肉となって彼女の習慣になっていくようです。そして、正座もできるようになったとか(ヨーロッパでは床に座らないので正座はしません)。

②仕事は「真似」をしろ!
彼女は農場へやってきて最初から農場は農繁期でキュウリの収穫真っ最中。毎日キュウリの収穫に追われます。
仕事は、家族や友達や、関係者一同、兎に角たくさんの人たちで行われて、それが効率とかテンポよりもまず、みんなでやることに優先順位が置かれていると感じだようです。

また、仕事の具体的な指示もないままに黙々と行われる作業の中から、真似をして慣れていくしかい言います。

「日本人はドイツ人と違う仕事の仕方をする、それは、一つ一つを確認しながら仕事するのではなくて、仕事しながら一つ一つを確認していくということ」

カティアさんが例として挙げたのは、キュウリの箱詰めで、彼女が数え間違えて入れた本数に、後から言葉もなく農場主がフォローしていることなど。間違いに気がつかないまま、訂正されている部分で戸惑いもあるのかもしれません。

③家族の一員になる
日本人は外部者に対してすごく親切になるということもカティアさんが感じた生活習慣の一つ。

到着してしばらくは、農場の家族がとても気を使ってくれたと言います。
「大丈夫?」
「平気かい?」
「もっと食べなさい」
「何かいるものはないかい?」
と、異口同音にあれこれと心配されたらしいのですが、それも時間がたつにつれて少なくなり、それとは反対に打ち解けてリラックスしたものに変わっていったと言います。

最初のころは「いいえ」を日本語でやんわり断ることもできずにいたということですが、今やすっかり慣れて断り方も覚えたのでしょう!?


日本人として、反対の視点で日本の家庭を見てみると、「なるほど!」と驚くことがあるものですね。 (A.K.)

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