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日本のインターネットニュースにも話題にでていた銃乱射事件、犯人の少年含む16名の死者が出ました。被害者は教師3名、学生9名、厳戒態勢にもかかわらず逃走中に撃たれた通行人3名、犯人は警察と撃ち合いの末射殺。なんとも痛ましい事件です。
地名もでていますが、「ビンネンデン」というのはピンときません。Winnendenと書きます。「ヴィンネンデン」と読んでほしいところですがカタカナ読みだとどうしても不自然ですね。バーデン・ウュルテンベルグの州都Stuttgartから東へ約20km、電車で20分くらいの距離です。昔のお城を利用した忠犬ハチ公のような犬の逸話が残っていたり(Winnender Mops、18世紀のお話です)、州立の大きな精神病院があったり(つぶれると聞いたのですが、今もあるのでしょうか・・・)、のどかで小さな田舎町です。
何を隠そう、10年近くを過ごした町です。ニュースを見たときに思わず目を疑いました。もう住んではいないとはいえ、ショックは大きいです。事件のあったAlbertville中学校(Realschule)は通っていませんでしたが 隣設しているLessing高校(Gymnasium)で授業を受けていました。Winnendenには高校、中学が2つあり、面白いことに歩いて5分とかからない所にあります。自分の通っていた高校は道路ひとつ隔てた向かい側でしたが、学校が近所にあるせいなのか、授業提携があり、ラテン語はあちら、歴史はこちらといった具合に上級生の授業は組んであったのです。
最後にあの町を訪れたのは2005年の夏です。怪我人もたくさん出たと聞いていますが、長らく連絡を取っていない知り合いたちは無事でしょうか・・・。エアフルトの銃乱射事件から早7年、まさか、自分もよく知っているあんな小さな静かな町でこんな恐ろしい事件が起こるなんて・・・。自分の町を説明するのに「州立精神病院のあるところだよ」、Stuttgartを引き合いにだして「Stuttgartから20kmくらいだよ」と説明に苦労していました・・・。しかしこんなことで知名度上げてほしくはなかったです・・・
本当にどこにいても何が起こるかわからないものですね・・・。一日、一日を悔いの無いように過ごしたい、と改めて感じさせられました。 (M.I.)
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今日はニュースソースの常連、General-Anzeigerから気になる記事をご紹介します。
*********************************************ピンチ!ドイツ農産物のコマーシャリズム
連邦憲法裁判所、農業者に対する義務分担基金を違法と認める(カールスルーエ)
40年の歴史を誇るドイツ農産物振興協会(Centrale Marketinggesellschaft der Deutschen Agrarwirtschaft, 略してCMA)が存続の危機に陥っている。今まで食品業者および農業者に義務付けられてきた販売促進分担金制度は違法であるという判決が火曜日連邦憲法裁判所から下りた。これによってCMAの収入源はたたれることになる。
裁判所は分担金の義務付けは2002年から農場および企業の事業活動を不当に侵害し、その分担金は国の農産物推進のためではなく、CMA個人の宣伝のために使われていると判断した。 この判決によって現時点から宣伝を担当していたCMAには収入が入ってこなくなる。それどころか過去に義務分担金を不服と唱えていた多くの食品生産者に約1億ユーロ(約120億円)返却しなければならない。各と殺場、醸造所、搾乳所では今まで商品価値の平均0.4%を販売促進基金に収めなければならなかった。この年間約8800万ユーロにのぼる収入によってボンにあるCMAは活動してきた。
CMAの代表者マルクス・クラウス氏は「今回の判決はまことに遺憾です。ドイツの農業者は確かな販売促進に対する権利があるからです。今日はドイツ農業の凶日です」と語る。
ヨーロッパのどの国も似たような販売促進部門をもっており、ドイツの企業もその宣伝に依存しているところもある。CMA監査委員会会長 ウェルナー・ヒルゼ氏は「今回の判決は現状を十分に鑑みていない」と考えている。「この判決は景気の歯止めであり現在の経済状況と矛盾する。共同運営ネットワークなしではドイツの農業者たちは個人経営者として競争の激しい市場で生き残れないだろう。」CMAの仕事には純粋な宣伝活動だけではなく、生産物の品質保証や栄養管理も行っている。
ドイツ農民連盟(DBV)会長のゲルト・ゾンライトナー氏は「共同運営のネットワークなしには私たち農業者は競争の激しい農業および食品業界で個人事業者としては活動できないと今までもそしてこれからも確信しています」と失望した様子だ。
農業者たちが基金に反対した理由のひとつには国際化がすすんでいる中で、ドイツ1国のみの農業を促進させることは不可能だというのがある。しかしEU委員会からは向こう5年間分担基金の義務付けを数週間前に了承されたばかりだ。しかし今回の判決ではまったく逆に基金の義務付けは移行期間なしに無効とされた。
この判決によってCMAだけでなく、同じ運営のされ方をしていた市場、価格報告センター(ZMP)も影響を受ける. この両施設が今後どうなるのかはまだ不明だ。
General Anzeiger 03.02.2009記事より
*****************************************CMAもZMPも資料集めなどで少なからずお世話になっている機関です。同じボンということもありますし、他人事とは思えません・・・。基金の義務付けはなくなっても、CMAに賛同する農家さんたちが集まって続けられたらいいのに、と思っています。(M.I.)
ZMP HP
CMA HP 日本語もあります
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鼻から息を吸うと鼻毛が凍るのです。
昨年の秋はドイツに珍しい美しい紅葉を見ることができたのですが、その時に何となく厳しい冬を予想しました。紅葉が綺麗な年は冬が厳しくなると誰かに聞いた事があるのですが、まさにそうなったのだと思います。
しかしながらこの寒さのせいで池の水はすっかり凍りついたのですが、一昨日その氷の上に乗っかろうとした7歳の子供が、氷が割れて水に落ち救助されたそうです。その池の周りには今日立ち入り禁止のテープが張られていました。確かに厚い氷が張っていますが注意が必要ですね。
明日も寒い一日になるとか。
しばらくは寒いドイツを堪能する事としましょう。 (A.K.)
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昨日携帯落としました。
物をなくす時というのは不思議なもので、いつもやらない事をしたり何か他のことに気をとられたりと、色々な不確定要素が重なって起こるのです!
(悲しい言い訳です)
いつもはズボンのポケットに入れている携帯を、その時はなぜか上着のポケットに入れたのが運の尽きです。何気なく上着を脱いだカフェで落としたんだと思います。
充電は十分だったので何度電話してみたのですが、留守電につながるだけなので、壊れたか或いは拾った人がSIMカードを抜いてしまったのだと思います。
あ~ぁ。
ところで、日本の携帯はSIMロックが掛かっていてSIMカードを他の会社の携帯に移し変えるとか転用するとかできないと聞きましたが、ドイツをはじめ多くの国ではSIMカードを入替えて使えるため例え携帯電話が壊れても代替の携帯電話を使えるため大変便利です。
その反面、盗んだり拾った携帯電話のSIMカードさえ抜き取ってしまえば転売も転用も自在。SIMカード自体だってもしかしたら悪用できるのかもしれません。
そんなわけで早速電話会社に電話して事情を説明し、SIMカードを無効化してもらう手続きをしました。
すぐに新しいSIMカードを送ってくれるというありがたい返事。
でも新しい携帯電話が必要になるので結局出費を免れません。
最近はアグトレ研修生たちも携帯電話を持ち歩いていますし、紛失・盗難にはくれぐれも注意してほしいと思います。
天災は忘れた頃にやってくる!
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上からなら すぐ分かりますね。濃い緑が大麻です。
ますます増長する犯罪グループを相手に州警察のパトロールは今日も続きます。
(MI)