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ボン大学からはたくさんの偉人が誕生していますが、彼もその中の1人。
この人は、炭素の原子価が4である事や、芳香族化合物が六角形の構造を持つと提唱したそうです。
卒業のシーズンになると、この研究所の前で学生達がセレモニーをしたり記念写真を撮ったりするのですが、偉大なるケクレ氏もマントを羽織らされたり、2月頃のカーニバルになると、鼻に赤井スポンジをつけられたりと大忙しです。
毎朝通勤で彼の目の前を自転車で通るので気にはなっていたのですが、最近彼はジュースやビールの空瓶を持たされていました。
毎回持っているものが変わると言う事は誰かが交換しているという事になります。
「まったく稚拙ないたずらだな…」
そして現在の彼の様子です。
カボチャかぶっちゃってます。
カボチャの季節にはまだ早い気がしますが、ヘルメットのようなカボチャがケクレの頭にジャストフィット。
ちょっと前まで日本人がイタリアの文化遺産に落書きをしたとかで大問題になっていたのですが、こちらはどうなんでしょうか?
ちなみに、今回は新聞記事をネタにしないで書こうと思ったら、偶然にもGeneral Anzeigreでも取り上げていました。
ケクレがベンゼン冠(六角形の構造)を思いついたのは夢で蛇が自分の尻尾を飲み込んで丸くなっているイメージを見たためらしいのですが、まさか、現代において奇抜なファッションショーの主人公になるとは夢にも思わなかったでしょうね!
冗談みたいな記事ですみません。
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25歳の男性が夕方6時ごろに帰宅途中、自転車に乗ってきた男に道を聞かれて立ち止まると、いきなり後ろから殴られ、そのまま転倒、お札と電話を取られたようです。この男性は取られたものを何とか取り返そうと走って自転車を追いかけたようですが、結局つかまらなかったそうです。
引ったくりや強盗は予め犯罪をする事を前提に近づいてくるので、無防備な人がとっさに対抗できるものではありません。
今回の事件では被害者の男性が大きな怪我を負っていないようですが、場合によっては大怪我、命を落とす事だってあります。
本当に恐ろしい事です。
「事件はどこでも起こるもの」
2日前、事務所の大家さんが飛行機で旅行に出かける矢先に、目的地のそばで小型飛行機(プライベートの飛行機)が墜落したのを知ってつぶやいた言葉です。
事件はどこでも起こるもの。
肝に銘じたいところです。
※このブログのネタ元として常連となりつつあるボンの新聞General Anzeigerを参照しています
帰宅する時は誰かに話しかけられても目もくれず帰ろうと思います!
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今事務所の周りで工事が頻繁に行われています。確か数ヶ月前も同じような事を書いたかと思いますが、事務所の前の道は先月無事に完成して大変美しく生まれ変わりました。
それ以降、工事現場がそこら中に分散して、今ではどこもかしこも通行止め状態。
新聞でもボンの町中が工事現場と化していると書いていました。
事務所の前の工事現場。何をしているのか分からないのですが、たぶん路面電車の線路を直しているのだと思います。
こちらも工事現場。上の写真と同じ道ですが、何箇所にもわたって工事中。
ボンは古い町です。確かに老朽化した場所も多いのかもしれませんが、町全体がこうも通行止めだらけだと、車で走るのも大変です。
工事現場の穴の中をのぞくと、そこには得体の知れない穴やケーブルがわんさと埋まっていて、知っている場所でもはじめてくる場所に思えるほど。
そういえば、数ヶ月前、工事現場で第2次世界大戦時に投下された500kgの爆弾が見つかった事がありました。現場の周辺住民1000人が避難する騒動になりましたが、60年もの間静かに眠っていた不発弾も、地上に出てきて時代の変化にさぞびっくりした事でしょうね。
現地の電車割引カードを落としたというのです。
これが無いと、どこへ出かけるにも高い電車賃を払はなくてはいけません。
早速、研修生の配属農場へ電話したのですが、研修生は不在だったので、農場の奥さんと話をしたところ、カードの再発行にはいくらかお金がかかるだろうし、もしかしたら良い人が拾って届けてくれるかもしれない、それに、カードには名前も顔写真も入っているし、カードケースには農場の住所も挟んでいたとのことなので、もしかしたら見つかるかもしれないという事でした。
それじゃあ、しばらく様子を見てみるしかないね、と言う事で一旦話を済ませました。
欧州諸国は比較的安全な地域です。日本人の旅行者もたくさん訪れていますし、実際にドイツに生活していても治安のよさを感じます。
しかしながら、置き引きやスリ、引ったくり、酔っ払いとのいざこざなど、小さな犯罪は頻発しており、日本人は随分と被害にあっていると聞きます。そういった欧州事情もあるので、スイス研修生が割り引きカードを無くしたと聞いた時、あまり芳しくない状況だと思いました。
翌日、再度状況を確認する為に電話を掛けてみました。今回は研修生が出ました。
支部:「もしもし、カード落としたって?」
研修生:「はい」
支部:「どこで?」
研修生:「マイエンフェルトです」
支部:「そうか、親切なハイジが拾ってくれているといいなあ…」
研修生:「…再発行するとしたら3000フランぐらいかかりそうです…」
支部:「そうか、それは痛いなぁ―」
などと話をしていると、後ろで農場主か研修生に話しかける声が。
農場主:「おい、州警察から郵便が届いたぞ」
研修生「え、あ!…DANKE (笑)」
…
支部:「もしもし?」
研修生:「カード、見つかりました」
どこかの親切なハイジが拾ってくれたようです。
しかしながら、今回はラッキーなケースだったのではないでしょうか。いつも親切な人が拾うとは限りませんし、多くの落し物の場合は連絡先だって分からず返ってこないものです。
先月は違う女性研修生が、ドイツのドレスデンで携帯電話を落とし、なんと、親切なイケメンドイツ人に拾ってもらったと言う、ちょっとラッキーな(?)事もあったようですが、いずれにしても落し物にはくれぐれも御用心です!
外務省の海外安全ホームページなどを見ると、海外で起こっている犯罪や、感染症、テロなどを確認する事ができます。
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・・・とかくと大げさですが、インターネットがないと不便なことこの上ないな、と実感した出来事があります。今まで使用していたものより回線の速度が5倍になりますよとの謳い文句につられて先月末に電話会社と新しい契約を交わしました。いざ、新しい回線に変わるという日に肝心のルーターが届かず、そのまま2日間インターネットのない事務所生活を送りました。
どんなふうだったか一日の様子をご紹介しましょう。
朝からのメールチェック・・・できません。
そのメールに書いてあるはずの仕事内容・・・確認できないので仕事になりません。
電話はつながるのですが、そんなときに限って相手方は留守・・・。非常にゆっくりと時が流れていきます。
いつもの情報収集もインターネットが頼りなので進みません。
参考資料になりそうな本を読んだり、普段なら飛ばし読みの新聞を隅から隅まで読んでみたり。そうこうしながら待ちに待ったお昼休み、ここでいつもなら日本のニュースをチェックしているのですが、それはできません。
自然、同僚と話すことになります。
その日のテーマはミトコンドリアから宇宙の成り立ち、惑星の誕生から消滅、どこから話が飛んだのか好きな歌手の噂話まで実に幅広いものでした。こうして話をしていると、相手のことが良くわかったような気になります。
ふと思ったのですが、インターネットがない時代、人はもっと深いつながりを持って相手と接していたのではないでしょうか。仕事の話もメール一本で済ませられる昨今、相手の声を聞く機会、顔を合わせる機会がますます減っている気がします。無言化社会とでもいえるでしょうか。
週のうちの一回、月のうちの一回くらいインターネットに頼らず、PCの電源を落としてもっと人とじかに触れ合う機会を作れば思い込みによる痛ましいすれ違いやその挙句に起こっている犯罪などはふせげるのではないか、と頭の中で妄想が広がりました。
ないと不便なのは体感しましたので、インターネットのない時代に戻りたい、とは言いませんが。
週があけた月曜日、待ちに待ったルーターの到着です。
着払いでしたが(そういう情報がなかったもので)持ち合わせがなく、そのまま持って帰られそうになったときは半泣きになりましたが、銀行に走り無事に受け取ることができました。早速ケーブルをつなぎ換え、確かに回線の処理スピードが早くなったインターネットを堪能しています。溜まりに溜まっていたメールですが、300通ほどのスパムメール(1日100通ほど来ている計算になります)と用件メールが数件でした。
逆の割合でなくて良かったと思いながら大量のスパムの中に時々用件メールがなぜか混じっているので用心しながら件名と差出人を見ていきます。
気の長い作業です・・・。 (M. I.)
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