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ぽかぽかお日様が事務所にはこれっぽちもはいってこず、毛布を抱えていますが外は春です。
先週末の公園です。賑わっていますね。
今週末はイースター、キリスト復活のお祭りです。日本で例えるなら、お盆のような感じでしょうか。クリスマスの次に大事な祝日で、家族そろってお祝いをします。
あちらこちらで春らしいカラフルなデコレーションが見かけられます。玉子の形のチョコレート、うさぎのぬいぐるみに金色のリボン、ひよことにわとりのオブジェ・・・。これだけうさぎや、玉子や、ひよこなどをみていると、ついうっかり「うさぎ祭り」と言い換えたくなる気持ちも分かります。しかし言論の自由のある現代とは言え、言葉遣いにはご用心。
まずはこちら下のほうをご覧ください。(縦長になってしまい見難くてごめんなさい)
大手本屋さんT社の宣伝です。
可愛らしいうさぎのぬいぐるみ着た少年と「うさぎ祭り」に本を買おう!のメッセージ。
それに反応したのがカトリックの牧師さん。「イースターはうさぎ祭りではありません」本屋さんを信者さんにボイコットするよう示唆。自分は抗議メールをT社へ、。ちなみにプロテスタント信者からも抗議されたようです。
T社代表者「宗教を冒涜する気は毛頭ありませんでした。」と平謝り、僅か1日でインターネット上では「うさぎ祭り・・・」見つけられなくなっていました。
「うさぎはあくまでイースターのシンボル。シンボルを主体にするのは頷けません」とは牧師さん、他信者の方の弁です。
また明日、嘆きの金曜日(Karfreitag)には公共のイベントは州ぐるみで一切禁止です。無宗教の人も然りです。
結論:いつの代になっても宗教パワーは強い。
ヨーロッパの文化と宗教はまだまだ切り離しては成立しないようです。
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