公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ
ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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さて、以前のエントリーで、Hariboを紹介したことがありましたが、 10月22日と23日はハリボーのお祭りでした。
他に表現が思いつかなかったので「お祭り」なんて書いたのですが、実際は、ハリボーのとあるキャンペーンが実施されたのです。
その名も「Kastanien Aktion」
訳してクリ活動。
何ともアンニュイ響きなり、クリ活動。
何をするのかと言うと、秋口から子供達が拾い集めたトチの実やどんぐりを、ハリボーの製品(グミ菓子)と交換してくれるのです。
そして、この集められた木の実は冬の間の森の動物(特に野鹿)のえさになるのです。
もとは、今年8月に亡くなったハリボーの社長ハンルリーゲルト氏の発案で、彼の趣味(狩猟)の為に森の動物を増やす事を目的としていたのですが、今は恒例として地元に愛される行事となっているようです。
ハリボーのお菓子は家族共々お世話になっているし、面白い取組みだからと、私たち家族も今年初めてこのキャンペーンに参加し、町に出ると街路樹の下をうろついてトチの実をビニール袋に拾い集めたり、散歩の時には公園で袋一杯集めたりしていました。
その量実に10kg
これだけたくさん集めると小さな木の実でも、ダンボール一杯になります。
この10kgの木の実は、1kgのグミ菓子と交換してもらえます。
1kgのグミキャンディーなんて、相当な量に感じるかもしれませんが、ドイツ人は平気で数日のうちに食べ終えてしまいます。
それでは、そんなグミキャンディー好きのドイツ人たちが、このキャンペーンを知ってどのようになるか、想像できますか?
このようになります。
直線500mの道路を埋め尽くす人人人。交換所までは1kmのハリボー行列です。
ドラゴンクエストの新作より、Windowsの新製品より、グミ菓子のために並ぶドイツ人。
ドイツ在住6年目にして、ボンで一番大きなイベントは何かを知りました。
そして、
「いやー、10kg。よく集めたよねー・・・」
なんて我々の小さな満足感をいとも容易く踏みじにる光景があちこちに広がっているのでした。
みんな、実集めすぎ・・・。
いったいどんだけグミ菓子食いたいの!!
少なく見積もっても、100kgはあるでしょうな。
こんなに木の実拾われちゃったら町中のリスがハリボー難民と化すのではないでしょうか!?
恐るべしドイツ人のグミ菓子にかける情熱。
そして集められた木の実たちはコンテナに移されて保管されます。
いったいコンテナ何杯分集まったのだろう。
後日、新聞は8000人とも15000人ともいう参加者があったと伝えていました。
もし、街の中に落ちている木の実だけでこれほど集まるのならば、森への資源還元としては大変価値ある取組みです。
でも、もし、けちな人が木の実がたくさん落ちている森から大量にかき集めてきてここへ持ち込んでいるのだったら、善意に付け込んだひどい仕打ちになります。
ハリボーはこのキャンペーンを子供達の為にやっているのですが、見た限り、明らかに業社のような人も混じりこんでいました。
余談ですが、私たち家族は朝10時に出かけて行き、1時間たっても一歩も進まない状況にため息をつきつつ、ついに前に並んだ子供づれに私たちが一生懸命集めた10kgトチの実を託し、近所のハリボーショップで1kg以上のハリボーのグミを購入して帰ったのでした。
ということで、時間給にしたら、並んでいる方が高くつくボンのクリ活動をレポートしました。
(A.K.)
応援のクリックお願いします。クリックとグミ菓子が更新の活力です。
他に表現が思いつかなかったので「お祭り」なんて書いたのですが、実際は、ハリボーのとあるキャンペーンが実施されたのです。
その名も「Kastanien Aktion」
訳してクリ活動。
何ともアンニュイ響きなり、クリ活動。
何をするのかと言うと、秋口から子供達が拾い集めたトチの実やどんぐりを、ハリボーの製品(グミ菓子)と交換してくれるのです。
そして、この集められた木の実は冬の間の森の動物(特に野鹿)のえさになるのです。
もとは、今年8月に亡くなったハリボーの社長ハンルリーゲルト氏の発案で、彼の趣味(狩猟)の為に森の動物を増やす事を目的としていたのですが、今は恒例として地元に愛される行事となっているようです。
ハリボーのお菓子は家族共々お世話になっているし、面白い取組みだからと、私たち家族も今年初めてこのキャンペーンに参加し、町に出ると街路樹の下をうろついてトチの実をビニール袋に拾い集めたり、散歩の時には公園で袋一杯集めたりしていました。
その量実に10kg
これだけたくさん集めると小さな木の実でも、ダンボール一杯になります。
この10kgの木の実は、1kgのグミ菓子と交換してもらえます。
1kgのグミキャンディーなんて、相当な量に感じるかもしれませんが、ドイツ人は平気で数日のうちに食べ終えてしまいます。
それでは、そんなグミキャンディー好きのドイツ人たちが、このキャンペーンを知ってどのようになるか、想像できますか?
このようになります。
直線500mの道路を埋め尽くす人人人。交換所までは1kmのハリボー行列です。
ドラゴンクエストの新作より、Windowsの新製品より、グミ菓子のために並ぶドイツ人。
ドイツ在住6年目にして、ボンで一番大きなイベントは何かを知りました。
そして、
「いやー、10kg。よく集めたよねー・・・」
なんて我々の小さな満足感をいとも容易く踏みじにる光景があちこちに広がっているのでした。
みんな、実集めすぎ・・・。
いったいどんだけグミ菓子食いたいの!!
少なく見積もっても、100kgはあるでしょうな。
こんなに木の実拾われちゃったら町中のリスがハリボー難民と化すのではないでしょうか!?
恐るべしドイツ人のグミ菓子にかける情熱。
そして集められた木の実たちはコンテナに移されて保管されます。
いったいコンテナ何杯分集まったのだろう。
後日、新聞は8000人とも15000人ともいう参加者があったと伝えていました。
もし、街の中に落ちている木の実だけでこれほど集まるのならば、森への資源還元としては大変価値ある取組みです。
でも、もし、けちな人が木の実がたくさん落ちている森から大量にかき集めてきてここへ持ち込んでいるのだったら、善意に付け込んだひどい仕打ちになります。
ハリボーはこのキャンペーンを子供達の為にやっているのですが、見た限り、明らかに業社のような人も混じりこんでいました。
余談ですが、私たち家族は朝10時に出かけて行き、1時間たっても一歩も進まない状況にため息をつきつつ、ついに前に並んだ子供づれに私たちが一生懸命集めた10kgトチの実を託し、近所のハリボーショップで1kg以上のハリボーのグミを購入して帰ったのでした。
ということで、時間給にしたら、並んでいる方が高くつくボンのクリ活動をレポートしました。
(A.K.)
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