公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ
ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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日本ではカロリーベース自給率40%(H19農水省)でありながら以前と変わらない安定した食卓を囲む事ができます。
それこもれも、足りない分をしっかり外国から輸入しているお陰ですが、お金さえ出せばほしい物が手に入ることに慣れすぎた現代人は『無駄』に対して鈍感になっているような気がします。
農水省の調べによると、1年間に発生する食品廃棄物は、平成18年は1135万2千トンあったそうです。
食品製造業では約494万トンそして、外食産業では年間300万トンを越えるそうです。膨大な量の食べ物が食べられずに廃棄されているということは分かりますが、これを『無駄』とみなせないでしょうか?
子供の頃、米粒を残すと目がつぶれるとか、好き嫌いなく食べよとか親や先生から怒られたものですが、一人一人の子供に食の道徳を説きながらも、日本という大枠では膨大な食べ物を粗末にしているのです。
外食産業での食べ残しは、食品使用量に対して、
- 食堂・レストランで3.1%
- 披露宴で22.5%
- 宴会で15.2%
- 宿泊で13%
結婚式やパーティーはやはり無駄が生じやすいものですね。
結婚は人生の晴れ舞台なのだからしょうがないとも思いますが、平成17年の婚姻数(結婚したカップル)は71万組を超えており、仮に50万組のカップルが50人呼ぶ披露宴を開くとして、一人当たり1kgの御馳走を出し、総計2500万人が225gの食べ残しを出すと、5625tの残飯になります。
これが多いのか少ないのかは分かりませんが、勿体無いことに変わりありません。
戦後の飢えた日本が飽食の時代に金にものを言わせて世界から捨てる為の食料を買いあさる・・・。
過ぎたるは及ばざるが如し
だと思うのですが、何をすれば自分の食卓以外の残飯を減らせるのでしょうか…。 (A.K.)
※参照ページ
外食産業における食品ロス(食べ残し)の概要(H18年)
家庭食品ロスについて(H19年)
H19食料循環資源の再利用
ちょっと最近ランキングが下がっています・・・。
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