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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
ブログ作製:
JAEC Europe
性別:
非公開
自己紹介:
ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

本ブログについてはこちらを参照下さい。
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気温20度前後でどこが真夏だ、と言われそうですが、暑い日は25度を優に越えています。7月15日から21日まで研修生家族訪問団ツアーの話をします。

現在各地(ドイツ、デンマーク、オランダ、スイス)で頑張っている研修生をそのご家族が訪問するツアー、4回目の今年は8家族14名の参加がありました。自分がお供するのはこれで2回目、まだまだ緊張感が抜けません。しかしご家族はどなたも気さくな方たちで、親身になっていろいろお話をしてくださり、直に緊張はほぐれていきました。

ご年配のご夫婦も矍鑠としていらっしゃって、足取りも軽く片道4kmの道のりも余裕でスタスタ。お二人とも傘寿を越した方だったのですが、ビールやワインを片手にソーセージをパクパク。若い人顔負けの食欲です。年を重ねるならこんな風に元気に行きたいものです。

旅行1週間の日程は、最初の2日間と最後の2日間が観光、間の3日間を研修生(研修生配属農家)と過ごすというものです。ツアーといっても自由時間のほうが多い半個人旅行ですね。

 

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フランクフルトにて、マインにかかるアイザーナー橋の上で記念撮影


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どこまでも続くぶどう畑。急な斜面でもきれいに等間隔で並んでいます。

このツアーの目的は研修生家族に農業研修事業の理解を深めてもらう事と研修生の家族同士の意見交換の機会を設け、親睦を深めることにあります。実際に皆さん1週間でだいぶ仲良くなられたようで、「またの機会にみんなで集まりましょう」なんて話もあるみたいです。

今回のツアーではドイツのライン地域(マインツ、リューデスハイム)、バイエルン州州都ミュンヒェンを主に観光しました。ライン川地域では古城が点々と残るライン川のクルージング、主流の白ワイン、珍しい赤ワイン、貴重な貴腐ワインなどなどドイツワインのテイスティング、(数名お酒が飲めなくて残念でした)ミュンヒェンでは醸造所オリジナルのビール(ホーフブロイハウス)を飲みながら舞台の上で繰り広げられる伝統的な民族芸を楽しみました。

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ミュンヒェンでも特に有名なビアホール、ホーフブロイハウスでは華やかなショーが楽しめました。

日本を離れて4ヶ月、外国語を操り、日に焼けててきぱき働き、異国の地で生活している子供たちを見て、一様に感動していらっしゃるようでした。何人かの方が「初めて息子/娘が頼もしく思えました」と感慨深げにおっしゃっていました。

今回ツアーに参加いただいたご家族の皆様、ありがとうございました! 来年春、今よりさらに成長した研修生たちにお会いいただけるよう、精一杯サポートしてまいります!

そして週末中ご家族を案内したり、通訳したりと大忙しだった研修生の皆さん、お疲れ様でした。ご協力に感謝いたします。ご家族から新しく元気をもらってパワーアップ!引き続き研修のほうもしっかり頑張ってくださいね。 (M.I.)




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ご婦人方はもちろんのこと紳士のみなさんも「オーデコロン」はご存知だと思います。ドイツ研修生のみなさんはケルンにはもう行ったでしょうか?オー・デ・コロン(フランス語)のコロンはケルンのことです。オーは水、「ケルンの水」ですね。

このオーデコロン、なぜか元祖「Farina」のオーデコロン(赤いチューリップのマークが目印です)より後出しの「4711」の「Kölnisch Wasser」(ドイツ語でケルンの水、青緑のラベルが目印です)のほうが有名ですが、今日で誕生300周年だそうです。

1709年7月13日、イタリア出身のJohann Maria Farina (ドイツ語名、本名はGiovanni)はその当時重厚な香りが主だった香水業界に軽さと爽やかさを武器に今までとはまったく違ったタイプの香水を作り出します。本人の説明では「イタリアの春の朝を思い起こさせるような香り、あの雨上がりのオレンジの花や、山に咲く水仙の香りを発見した」とあります。

その製造法は斬新で、アルコールを蒸留し、その中にライム、レモン、ベルガモット、ブンタン、シトロン、オレンジといった香料の元を溶かし込みます。

当時の主だった香水は麝香(ムスク)のような重い香りで、水が病気を運ぶからと洗わなかった体の匂いをごまかすために浴びるように振りまいていたそうです。

そんな重い香水に比べて「オー・デ・コロン」は清清しく爽やかで香水界に旋風を巻き起こします。ファリナの作った香水は大変重宝され、小瓶1びんが当時の役人の年収半分だったことからも人気の高さが伺えます。

1747年にはヨーロッパでファリナの香水を知らない著名人はないと言われるまでになり、かのナポレオンは遠征のときにいつも小瓶を忍ばせていたそうです。あの文豪ゲーテも「オー・デ・コロン」をしみこませたハンカチを机の上におき作品のインスピレーションを得ていたとか。

創始者の発言や、著名人の顧客リストなども歴史ある書物も社内でしっかり管理されており、すべて裏付けられています。

赤いチューリップが目印のファリナの香水は真似をするものが続出。1792年には長い裁判の末「4711 真性ケルンの水(echt kölnisch wasser)」と呼ばれるようになる香水会社が登場、本家ファリナを抜いて香水業界のトップに躍り出ます。

オーデコロンは今では軽い香水一般の代名詞ですが、本家本元の「オー・デ・コロン」は今でもケルンで作られています。世界最古の香水会社、正式名称「ヨハン マリア ファリナ ゲーゲンユーバー デム ユーリッヒス・プラッツ株式会社1709年以降」の従業員は約50人。8代目ファリナ社長は「お客は伝統どおりのものを求めているのだから、変化は目に見えてはいけない」という信条のもと、伝統に乗った香水作りを続けています。

ファリナ社では今年2月からオペラなど色々な記念イベントを開催中です。ケルンにお立ち寄りの際は現代香水の元祖、赤いチューリップもお忘れなく。 (M.I.)

参照HP:
ファリナ公式HP
4711公式HP

ニュースソース:Generalanzeiger 2009年2月2日号

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来たれ、農業研修生!!

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本会の海外農業研修を経験したOBやOGがこれまでに約14000人います。

帰国後に農家になる方が多くいますが、それ以外にも、農業関連の組織や公務員、教職員、そして、食品、医療・福祉、貿易、レストランなど、幅広い分野で活躍されています。海外に在住している方も多くいます。
そして、みんな熱い心を持った人たちです。

海外農業研修の経験を持つ仲間同士は特別なものです。

若き日に大いに影響し合い、自分の海外研修での驚きや、躓きや、発見や、成長を共有できる存在です。
海外農業研修を終えた後、多くの方が、外国へ行ってきた自信と共に、日本の社会や農業にクエスチョンマークを持って帰国します。
そして、日本社会の急流の中でもがきます。

「これでいいのか?」

と。

そんな時、共感する存在が海外農業研修経験者達です。
真面目に語り合うというのは、誰とでもできるものではありません。場合によっては笑い飛ばされたりもします。
しかし、自分の思想を真剣に受け止めれくれる仲間がここにはいます。

農業に対する情熱を共有し海外に出て行く事で、思いがけず日本の農業が良く見えたり、自分の夢や相手の考え・熱意がはっきりと伝わってきたりします。
海外農業研修生活では、汗をかき、ひたすらに仕事と向き合う毎日です。でも休日に、そして仕事の合間に、本当の農業研修の本質が潜んでいると思います。

日々感じることを仲間とメールや電話で話し合ったり(個人的には手紙が理想ですが)、直接会って酒を飲みながら(飲まなくてもいいけど)自分の考えと相手の考えをぶつけ合ったりするのです。
時にかみ合わない意見がお互いを傷つけたりするかもしれないけど、真剣に話し合えるから、そして、お互いに海外に身を置き日本では感じない「喪失感」を持っているから、充実した友人関係を築く事もできると思います。


世の中、大事な事がたくさんあります。でも、何か物質的ではない大切なものがあるはずです。それが、心意気です。仲間を大切にしたり相手を尊重したり、やる気があったり、潔かったりする、心意気だと思います。海外研修では、そんな不確かだけど確かに存在するモノを、しっかりとつかまえる事ができる機会です。

14000人の仲間が世界で活躍しています。

今度は、あなたがその人になってみませんか? (A.K.)



心意気に共感してもらえたらぜひ応援のクリックを!

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2009年5月1日からスイスでは牛乳生産枠(Milchquote、またはMilchkontingentierungというようです)が廃止になりました。つまり、どれだけ牛乳を生産、販売してもかまわないということです。移行期間は3年間、2012年までにはスイスの酪農家は牛乳を生産して、活発的に売るということに慣れていかなくてはなりません。

長年話題に上っていた生産枠の解除ですが、今回の結果に不満な酪農家も多いようです。というのは、全体的に過剰生産気味の牛乳、世界市場での価格低下、国内外消費者の買い渋り、・・・とマイナス要因が多いのに、生産制限を廃止すれば、過剰生産に歯止めが利かなくなり、さらに価格破壊が起きるのではないかという不安があるそうです。

平均20haの土地に14頭の乳牛、牛たちはよく肥えていて、カウベルを鳴らしながらのんびり草を食む。牛舎は清潔、かつ最上級の設備で整えられ、そこここの牛舎には増設の後が。一見して問題はなさそうですが、たいていの酪農家さんたちは副業なしではやっていけない状況だそうです・・・。来年の牛乳の配送先が決まっている酪農家はラッキーなほうで、それすらも当たり前ではなくなったとか・・・。今酪農家さんの半分は廃業の危機にあるそうです。前にドイツの酪農家の記事で似たような数字を目にしたような・・・。

現在スイスの牛乳生産者価格は、平均およそ60ラッペン(およそ40セント、日本円にして約60円)、ここNRW州の酪農家の生産者価格は下がる一方で現在およそ21セント。

これだけ見ると「なんだ、スイスは稼いでるじゃないか」、とお思いでしょうが、スイスは物価が高いのでこれでは生活補助でもないとやっていけない数字だそうです。ちなみに実際に国が所得保障を出してはいますが、農家さんの間ではそれでは不足だという声もあがっています。

現在の酪農家さんは「移行世代」と呼ばれているそうで、このままの経済危機が続いて廃業に追い込まれるか、危機を乗り越えて次の世代に牛舎を任せられるかはここ数年の政治、経済状況にかかっているといいます。

いずこも厳しい現状、なんとか打開策を見出してほしいですよね。 (M.I.)

参照記事:LZ Rheinland 28号(18-21ページ)



牛乳もチーズもヨーグルトも大好き!酪農家さんの明るい未来へ、クリックよろしくお願いいたします。

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研修生達との会話の中で、農場家族とどんな事を話したら良いかという質問が度々あります。

研修生 「うまくしゃべられない時とか、黙り込むのがすごく気まずいじゃないですか!?」

たしかにね。

人と会話をするとき、一番手っ取り早いのが「天気」の話しだと思います。
私が農場を訪問してとりあえず何か話題を振るときは大概今日の天気、今の気候、この頃のボンの天候などを話したりします。

研修生 「毎日天気の話ばかりしても・・・」

と、ちょっと不満げ。

でも、毎日同じことを繰り返すだけでも人は何かを感じ取ったりするものです。いつも元気に挨拶してくれる人が今日は何にも言わずに通り過ぎていったら、何かあったと思います。
毎日くだらないと思っても、

「今日はいい天気だ」

を繰り返してみたら、何か変化があるはずです。

農場主 「何言ってんだ、今日は雨だよ!熱でもあるんじゃないか?」

・・・・・・・・・・・・・・・


人間は言語が変わっても思考は変わりません。ウィットに富んだ楽しい会話のできる人は何語をしゃべっても楽しい人だろうし、真面目な人は何語でしゃべってもかたく感じられます。

そんな訳で、私が研修生に冗談半分に提案したのは、「なぞなぞ」でもしてみたらいいんじゃないか、ということ。

「きれいにすればするほど汚くなる物はなーに?」
というやつ。

発想力と機転が身に付くのではないでしょうか。そうすれば会話も面白くなるに違いない。

問題は、英語やドイツ語など、他の言語でも通用するのかというところ。
たとえば、
「Why fly the cranes to the south islands in the winter? 」・・・何故ツルは冬になると南に飛んでいくのでしょう?


「The answer: Because it is too far to walk to go. 」・・・なぜなら歩いていくには遠すぎるから。

なんていうのもあります。

さあ、今日から語学力のために、なぞなぞはじめてみませんか?

ちなにみ、最初のなぞなぞの答えは「ぞうきん」でした。


こちら(Riddles.com)に英語のなぞなぞがたくさんありますよ。お試しあれ! (A.K.)


さて、増えれば増えるほど嬉しくなるものな~んだ?

↑正解!

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