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唐突ですが、昨日お財布落としました。
いつもは週末しか出かけないくせに、最近夜も明るいし、久しぶりにケルンまで遊びに行こうと思い立ち、浮かれて買い物していたらこの体たらくです。
幸いすぐ気がついて、最後に財布を出した店で聞いたところ、「知らない、見てない」とにべもない返事が返ってきました。途方にくれて店の前でリュックを開けたり閉めたりして勘違いでどこかから財布が出てこないか悪あがきしていたら救いの神が。
子供連れのご夫人が「何してるの?」
「お財布なくしたようなんで、リュックからにして、出てこないか捜してます」
いきなり「あなたのお名前は?」
「M.I.と申しますが・・・?」
「あなたのお財布、私拾ったわよ」(!!)
顔写真、名前入の電車割引カード(Bahncard)のおかげか、拾ってくれた人がわざわざ知らせてくれました!
・・・のは良かったんですが、
「でもちょうどパトロール中の警官に渡しましたよ」
がーん。昨日はケルンでもデモをやっていて、(学生運動とは関係ない、イランの選挙のためですが)、パトカーが何台も、何台も出動していたのです・・・。
とりあえず届けてもらった場所から一番近そうなところに駐車していたパトカーの前に陣取って待つこと数十分。ずっと動かない怪しげなアジア人を見かねた宝石店のおばさんに声をかけられます。
「ちょっとあなたどうしたの?」
「じつはこれこれこういうわけで、財布を預かってくれてるお巡りさんを捜してます」
「だったら直接警察署にいったほうが早いわよ」
道順を教えてもらい、警察署へ。
対応してくれた婦人警官に
「これこれこういう理由で電気屋さんの近くにパトロールに出ていた部隊のことが知りたいのですが」
「その部隊ならまだパトロール中ですよ、戻ってきている者にとりに行かせましょうか?」
「ありがとうございます!!」 やったー!5分ほど待合室のようなところで座っていると若い警官2人組が
「どうせならパトカーで一緒にW広場まで行きましょう、財布がすぐ戻ってくるし、我々もわざわざまた警察署まで戻ってこなくてすむ」
...というわけで、生まれて初めてパトカーに乗りました。わずか10分のドライブ(?)でしたが、TVで見聞きしたようなパトロールの実態も垣間見え、めったにできない体験で興奮してしまいました。
肝心の財布も無事手元に戻り、日本ならお礼は1割だよなー。と考えていたら、ドイツでは500ユーロ以下のものを落としたり無くしたり忘れたりした場合はそのものの5%を渡すのが法律で決められているそうです。
買い物をした後なので、財布の中にはあまり入っておらず、謝礼金(Finderlohn)はお巡りさんと、拾い主の話し合いの結果、放棄されました・・・。
少し調べたら日本も御礼は5%からなんですね。上限は20%と法律で定められているようです。
恥ずかしながらお財布を落としたのは初めてではないのですが、今まで戻ってきたことがなかったので、今回はとてもラッキーな出来事でした。
研修生たちの中にはすでに夏季旅行に入ってる人もいます。旅先は気が緩みやすいので、盗難や紛失にくれぐれも注意して楽しい旅にしてくださいね。(自分のことは棚に上げ) (M.I.)
今回は実にたくさんの人に助けられました。いつも感謝の心を忘れずに。
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