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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
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JAEC Europe
性別:
非公開
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ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

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先週末、来年日本へ行くドイツ人農業研修生たちの面接を行いました。みんな、日本へ思いを馳せ、やる気に満ちた目をしていました。何処の国の人でも目は口ほどにものを言うのだと思いました。

例年の傾向として日本で研修したい一番の理由は、日本庭園や盆栽を学びたいというもの。一方で、日本国内では日本庭園も盆栽も大人気といえる状況には無いわけで、ここにギャップが生じています。私たち事業実施者が頭を痛めるところです...。

「わー、盆栽って最高!チョークール!!」
という若者を見かけることってあまり無いですが、ドイツではその乗りで若者達(造園などの専門職の若者)が注目しています。
まあ、「チョークール!」は言い過ぎかもしれませんが。


また、どうして日本に興味を持ったのかという質問に対してかつては「侍」「漢字」などがよく上がってきたのですが、近年は「アニメ、漫画」という回答が増えてきています。

研修の候補者の多くは20代ですので、子供じゃあるまいしと思われる方もいるかもしれませんが、異文化への興味の入口を限定せず、そこからあらゆる方向へと進んでいく道の中から「農業」や「園芸」の分野に確かなやる気を見出してくれればいいのではないでしょうか。
アニメ・漫画ファンが即ち「理解できない人物たち」というわけではないでしょうし。

日本人が海外で新しい発見をしてそれを素晴らしいと認めるのと同じように、外国人も日本の良さを発見し、もっと知りたいと思うものです。彼らには是非日本の色々な顔(良いところも悪いところも)を見てきて欲しいと思います。

今回は面接に際して以前日本で研修していたOBを呼んで日本での研修の様子などを話してもらいました。
この男性は今年の8月に日本人の女性と御結婚されました。出会いは彼が日本で研修していたとき通っていたバトミントンクラブだということです。

出会いや興味は誰かに決められたり、押し付けられたりするものではありません。

私たちの用意するプログラム(機会)の中で、たくさんの可能性を試してみること、それが海外研修の1つの価値ではないかと思っています。
(A.K.)


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