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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
ブログ作製:
JAEC Europe
性別:
非公開
自己紹介:
ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

本ブログについてはこちらを参照下さい。
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・・・シェフと言っても三ツ星レストランなどではありません。 ドイツ語で「上司」のことをこう呼びます。オランダ語ではBaas, デンマーク語は・・・何でしょう??

ドイツの最大手スーパーの1つ、Reweや大手ディスカウントスーパー、、Lidl、大手ドラッグストアdmなどでは実習の一貫としてAzubi3年生に数週間店の運営を任せるプロジェクトを行っています。

そんな彼女達の一日を追いかけた記事を見つけました。

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S.H.さん(21)の長い一日がやっと終わりました。ぐったりとベッドに沈み込みます。明日はE.K.(19)さんが5時おき、6時始業で一日「シェフ」です。
現在4人のAzubi(Auszubildende、3年間の見習い生)が交代で のALDIを切り盛りしています。

「見習い生の場合は1つ1つの仕事を順番にこなすけれども、店長の仕事は全部平行進行、そして全ての仕事に対して責任があります」、と見習い3年目のS.H.さん。今回のプロジェクトでは6週間にわたって同僚達と交代で店の経営を任されています。

「店長の仕事として言えるのはいつもの仕事を100%とするならとその更に10%以上の労力が必要です」とは同じく3年目のP.F.さん(21)。

品物の注文、清算、店員のシフト作り、配備(人員の割り振り)、だけが店長の仕事ではありません。経営者として店1つ開店させるのに実に細かいところまで配慮が必要です。

ここまで大変だけれども確実にやりがいのある仕事、見習い生からは大きなチャンスとして好意的に受け止められています。店側も未来の経営者の素質を見抜くことができて一石二鳥のプロジェクトです。「素質の高い社員を見極めるのはなかなか大変ですが、この方法なら高い確率で優秀な社員を確保できます」とはこのプロジェクトを監督しているALDIの地域販売責任者、A.D.さん。

ある専門家の意見としてはこういったプロジェクトは「確かに有意義だし、見習い生の意欲を高めるのに有効な手だが、いつでも質問が出来る、いざと言う時は誰かに頼れるという保証がないとやはり難しいでしょう」とのことです。

 

Rheinbachの本来の店長M.Tさんはあくまでも見習い生達の自主性を大事にし、問題はまず自力で解決するように促していますが、いざとなったらいつでも手を差し伸べられるようにしています。「今のところは上手く行っていますよ、見習い生も二言三言ヒントを与えるだけで何をするべきか分かってきていますしね」

参照記事:Generalanzeiger

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・・・農場主と研修生の関係に少し似ていませんか?日本のゴールデンウィークのようにはいきませんが、5月は休みの多い月です。将来農場を持つ人は勿論の事、非農家のみなさんも「休暇だからあとは任せた」なんて言われたときには「とんでもない」と萎縮しないで大きなチャンスと思ってどんどんチャレンジしてみてください。

  (M.I.)


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