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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
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JAEC Europe
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非公開
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ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

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1989年にベルリンで発祥して以来約20年、今年もテクノパレード、通称Love Paradeの季節がやってきました。
www.loveparade.de/

2006年まで(2004、2005を除いて)毎年ベルリンで開催されていたのですが、諸事情によって去年から2011年までの向こう5年間はルール地帯での開催が決まっています。
去年はエッセン、今年はドルトムントでした。毎年テーマが決まっていて今年は「Highway to Love」。何のことはない、高速道路を封鎖してパレードしたからのようですが。他にも地球をテーマにしたり、音楽をテーマにしたり、「One World, One Future」など、なかなか気の利いたモットーの年もあります。

初開催時周辺地域から150人だった参加者もほぼ20年たった今年は世界各国から160万人と年々参加者は伸び続けており、ドイツだけではなく、世界中に若者たちの音楽の輪が広がっています。ウィーン、チューリッヒ、メキシコ・シティなどでも同じモットーでレイヴを行っています。しかし世界最大規模のパレード(レイヴ)は依然としてドイツのテクノパレードです。そして2001年まで政治的デモンストレーションと認められていたパレードですが、政治色が薄くなり民間行事に位置づけられてからは、ごみ処理や騒音問題などの関係でベルリン市が2006年以降Love Parade開催を拒否、移転を余儀なくされていました。

1989年の誕生パーティが発端となったLoveParadeのもともとの主催者、DJのMatthias Roeingh(Dr. Motte)は、政治的意味合いはお飾り程度、あまりにも商業的になりすぎたLoveParadeにもはや自分の趣旨と違うと2006年反対派の政治グループ、Fuckparade http://www.fuckparade.org/2008/Fuck the Loveparadeの略です、1995年から活動しているようです)側につきました。今年は89日に反対集会があるようです。状況が件のネオナチと元祖ナチスに少し似ている気がします・・・。
批評家からはこの反対派は右寄り思想だと批判されているようですし・・・。

実際にLoveParadeを見に行ったことはありませんが、若者が踊り狂っている映像や、パレード後の何トンものごみの山の映像をTVで見たことはあります。愛を高らかに歌い上げるのは素晴らしいことだし、パレードを通じて国際的な繋がりが出きるのも大変良いことだと思います。音楽を通じて世界が平和になるのなら言うことはないでしょう。
しかし、騒音問題や、ごみ問題、酔っ払い通しの揉め事、割れたビンでの怪我などイベントにつき物の問題は何とかしてほしいところです。

・・・もっとも今年は警備体制がしっかりしていたのか、若者がしっかりしてきたのか怪我人が例年より少なかったようです。この調子で来年は怪我人ゼロ、置き去られるごみゼロのイベントを目指していただきたいものです。(MI)



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