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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
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JAEC Europe
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非公開
自己紹介:
ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

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ドイツ語と英語と日本語に対応する農業単語集(みたいなもの)を作ろうという事で欧州支部では作業に取り掛かっています。

農業の基礎的な言葉を調べてそれぞれの言葉に翻訳するだけなのですが、文化的背景や自然環境、農業の歴史などから単純に訳するのが困難なケースもあります。

そんな中、分かったつもりで使っている「常識」とも「赤恥もの」ともつかない農業用語があったりして、情けなくなりました…。

例えば、農具のすき。

すきを英語に訳すとPlowとSpadeという単語が対応しますが、Plowの方はトラクターの後ろにつけて引っ張る耕作装置(昔は牛が引っ張っていた)で、Spadeは人間が手に持って使うスコップのような道具です。

ドイツ語ではPflugとSpateになります。

ひらがなで「すき」と書くとはっきりしませんが、実は犂と鋤があって、ちゃんと違う物を意味するのですね。
知らなかったな―。

同僚は先っぽが分かれてフォーク状になっているのが鍬(くわ)で一枚刃のものが鋤だと思っていたようです。

それは備中鍬と平鍬ですね。

しかしながら、鋤という道具、現代の農業において愛用している農家さんはまだいるのでしょうか?名前こそ有名ですが、実際に農地で使われている鋤をあまり見たことがない気がします。犂にしたって英語から来た言葉でプラウと呼んでしまいますから、もはや現代農業では忘れられつつあるものにも感じます。

兎にも角にも、すきの常識を突きつけられて、すきだらけの自分を晒した次第です。
(つまらないことを言いました) (A.K.)



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鋤、結構使いますよ~
鋤、実際農作業で使うことが多いです。畝間の除草とかに大活躍します。
鍬(くわ)とかも機械で収穫できないところは使いますよ~。
A-GYO URL 2009/05/20(Wed)22:07:40 編集
Re:鋤、結構使いますよ~
へぇ、そうなんですか!
ヨーロッパでは大規模農業になるにつれ失われていく農具が色々あるように思います。
機能美とはよく言ったもので、農具というのはまさにそれを持っていますよね。
A-GYOさん、これからも鋤と鍬と共に沢山の美味しい野菜を作って下さい!
Jaec Europe 2009/05/20(Wed)22:36:18 編集
無題
はじめまして!新潟県のカガヤキ農園と申します。
突然のコメントで大変恐縮ですが、
もしよければ相互リンクしていただけませんか?

当サイトの情報は下記のとおりです。
○サイト名: カガヤキ農園の栽培日記
○URL: http://kagayakifarm.com/

何卒よろしくお願いします。
カガヤキ農園 URL 2009/05/24(Sun)19:34:58 編集
相互リンクについて
カガヤキ農園様
早速ブログ内でリンクさせていただきます。
お互い頑張ってブログ更新しましょうね!
Jaec Europe 2009/05/25(Mon)16:16:52 編集
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