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ところ変われば品変わる、とはよく言いますが、洗い物もそのひとつです。
まず洗濯機ですが横向きドラム式が一般的で、低温(30,40度)、中温(50,60度)、高温(90度以上)と温度設定を自分でする方式になっています。
水温設定と言うと耳慣れないかもしれませんが、水の質の良い日本と違って硬水の多いドイツの一般家庭ではタオルは60度以上、ふきんやシーツ等微生物殺菌の必要のあるものは90度以上とかなり高い水温で洗濯されています。
そんな高温で生地がボロボロにならないのかな?と不思議なのですが、商品のタグにそういった表示がしてあります。(「洗濯機で60度」等)
90度以上のKochwaescheは白物か薄い色、60度のタオルは木綿、など生地が傷まないように一応細かく分類されてはいますが。
私は白物は40度、色物は30度、その他は手洗いという風に決めていたのですが、タグの表示に忠実な新しい同居人の子と一緒に洗濯するようになってからというもの驚きの連続です。
洗濯機をなるべく一杯にして使おうとすると、一人分より二人分まとめて洗ったほうが効率が良いです。ベッドのシーツなど一人で洗うときもありますが、同居人と一緒に洗濯する場合、どうしても彼女の温度設定に合わせることになるので
今朝のタオルは60度洗いです。色落ちしませんように・・・。
汚れは低温でも十分落ちると思うのですが。
実際にKochwaescheは川にやさしくない、電気量も低温洗濯より30パーセントも多い、60度で充分殺菌効果はあるとメディアのあちこちで言われていますし。
・・と言ってもここ10年くらいの話で、昔ながらの高温洗濯は根強く残っています。
さて、洗い終わったら干すのですが、日本の洗濯バサミと比べるととてもとても貧弱な洗濯バサミで洗濯物をとめます。どれだけ貧弱かと言うと細長いその洗濯バサミを5回も使えば砕けます。単に私が怪力だ、ということではありません。
高いお金を出して買えば、いくらか丈夫なものもありますが、それでも日本のバネとは比べ物になりません。「いいものを安く」、日本と言う国はこの辺に特化していると思います。日本のバネの強い洗濯バサミが恋しくなる洗濯日和です。
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