公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ
ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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日本酪農乳業協会が毎年調査している「牛乳乳製品の消費動向」の2007年調査によると、(いわゆる牛乳以外の白い加工乳などを含む)白もの牛乳類の飲用理由として、多い順に、
「カルシウムがあるから」
「栄養があるから」
「健康に良いから」
などの理由がまず挙がり、その次に
「好きだから」
「おいしいから」
という理由が挙げられています。
「カルシウムがあるから」
「栄養があるから」
「健康に良いから」
などの理由がまず挙がり、その次に
「好きだから」
「おいしいから」
という理由が挙げられています。
牛乳類が消費者に選ばれる理由の多くが、衝動的にほしくなるというより、体のためを思えばこそ飲まなくてはいけないというものであることを興味深く思いました。
他の飲み物(スポーツドリンク、コーヒー、炭酸飲料など)と比較していないので分かりませんが、コーラやスポーツ飲料などを飲む人が、コーラにはカラメル色素が含まれているからとか、スポーツ飲料は電解質がスムーズに摂れるからという理由で買う事はあまりないのではないかと思います。そういう理由で買う人も中にはいるかもしれないですが、やはり「好きだから」「おいしいから」という理由が何より最初に挙がってくるのではないかと思います。
同協会の調べでは、牛乳よりお茶やコーヒーなどがよく飲まれているようですが、昔から日常的に出番が多い飲み物(接客や休憩時間)であったことを思えば、むしろ牛乳はよく飲まれるようになった飲み物であるといえるかもしれません。
また一方では、清涼飲料水やお茶やコーヒーは元々飲む事を前提として開発されてきた商品であるのに対し、牛乳は料理や加工食品への用途もあり、飲用乳だけで評価できない価値が潜在していることに気が付きます。
ドイツ人は日本人同様牛乳をよく飲みます。しかし、フランス人は「子供の飲み物だ」と言って牛乳を飲まない人が多いようです。だからチーズを食べるのだと主張します。
また、日本では一般的な高温殺菌牛乳(UHT)はドイツなど欧州ではあまり多くなく、75℃ほどで40秒殺菌する、低温殺菌(HTST)が一般的です。
そう言えば牛乳の味が日本とドイツでは明らかに違うのですが、殺菌方法によるものなのか、あるいは生産段階で何かが違うのか…気になります。ドイツの牛乳と日本の牛乳、どちらの方が美味しいかは、それぞれの好みによるのでしょう(笑)
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