公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ
ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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この時期、スイス研修生たちはスイス東部のグラウビュンデン州にあるSchiersという村の家政学校に滞在しています。
先週までは男性研修生と女性研修生が一緒になって授業を受けていました。今週は明日まで女性研修生たちが滞在しています。
スイスのお菓子Ofen kükeli(シュークリーム)を作っているところ
パンやスイス料理を教わったり、クリスマスのリース飾りを作ってみたり、チーズ農家を訪問したりと盛りだくさんのカリキュラムとなっています。
ほーら、見てみて!
パンは伸ばすのではなくこねるのではないかな!?
ソーセージ、ハム、ひき肉...豚肉の解体だブー!!
新しい料理や楽しい先生との会話を楽しむ研修生たち。中には真剣に料理のメモをとる研修生もおり、将来に活かしたいという熱意が伝わってきます。
さて、スイス東部のグラウビュンデン州にはスイスの中でも数少ないレトロマンシュ語を話す地域があります。
レトロマンシュ語というのはラテン語派生の言語で、スイスの公用語のひとつです。わずか5万人程度しか話さない言語ですが、スイスではちゃんとした公用語の地位を与えられています。
研修生たちは土曜日にスイスの最東端の谷にあるScuolという村を訪れました。ここにもレトロマンシュ語を話す人々が暮らしています。
電車を下りて耳に飛び込んでくるのは聞きなれない言葉でした。
道行く人々は、
「Allegra(アレーグラ)=こんにちは」
と挨拶します。
Scuolは古くから保養地として知られ、立派なホテルやクアハウス(温泉施設)があります。
かつてはガソリン車の乗り入れが禁止されていた地域だったそうです。何でもグランビュンデン州に入る州境でロールスロイスのエンジンを切り、そこから先は水牛にロールスロイスを引っ張らせたとか!
冗談みたいな世界の話しに研修生一同目を丸くしました。
Scuolの旧市街を臨む
Scuolでは乗馬クラブを視察しました。正確にはこの村から徒歩で40分ほど山道を登ったところにあるホースファームで、晴天の空と雪化粧の凛々しい山が見下ろすのどかな森の中でした。
乗馬クラブのご主人は元々肉牛農家をされていたらしく、ひょんなことから馬を飼い始め、それがやがてこの家族の中心的な仕事へと遷移していったそうです。山間部の農家は副収入を得るために色々工夫するのですが、ここではそれが乗馬だったという事です。
乗馬体験だけではなく、宿泊したり隣接するレストランで美味しい料理を食べたりできるそうです。主なお客さんはスイスとドイツから来るという事ですが、以前一度だけに日本人も来た事があるとおっしゃっていました。
人懐っこい馬がご挨拶 「Bun di!!=これもレトロマンシュ語でこんにちは」
山陰に日が沈んで急に冷え込んでくるころ、農場のご主人がレストランへ招きいれてくれて、そこでホットワインをご馳走になりました。
甘く温かい赤い飲み物に舌鼓を打ち、ポッカポッカになって帰路につきました。
***************
Schiersの家政学校のフォトギャラリーへリンクしています。歴代の研修生たちの写真は、下のリンクからご覧いただけます。(A.K.)
農業研修生事業を応援してください。
先週までは男性研修生と女性研修生が一緒になって授業を受けていました。今週は明日まで女性研修生たちが滞在しています。
スイスのお菓子Ofen kükeli(シュークリーム)を作っているところ
パンやスイス料理を教わったり、クリスマスのリース飾りを作ってみたり、チーズ農家を訪問したりと盛りだくさんのカリキュラムとなっています。
ほーら、見てみて!
パンは伸ばすのではなくこねるのではないかな!?
ソーセージ、ハム、ひき肉...豚肉の解体だブー!!
新しい料理や楽しい先生との会話を楽しむ研修生たち。中には真剣に料理のメモをとる研修生もおり、将来に活かしたいという熱意が伝わってきます。
さて、スイス東部のグラウビュンデン州にはスイスの中でも数少ないレトロマンシュ語を話す地域があります。
レトロマンシュ語というのはラテン語派生の言語で、スイスの公用語のひとつです。わずか5万人程度しか話さない言語ですが、スイスではちゃんとした公用語の地位を与えられています。
研修生たちは土曜日にスイスの最東端の谷にあるScuolという村を訪れました。ここにもレトロマンシュ語を話す人々が暮らしています。
電車を下りて耳に飛び込んでくるのは聞きなれない言葉でした。
道行く人々は、
「Allegra(アレーグラ)=こんにちは」
と挨拶します。
Scuolは古くから保養地として知られ、立派なホテルやクアハウス(温泉施設)があります。
かつてはガソリン車の乗り入れが禁止されていた地域だったそうです。何でもグランビュンデン州に入る州境でロールスロイスのエンジンを切り、そこから先は水牛にロールスロイスを引っ張らせたとか!
冗談みたいな世界の話しに研修生一同目を丸くしました。
Scuolの旧市街を臨む
Scuolでは乗馬クラブを視察しました。正確にはこの村から徒歩で40分ほど山道を登ったところにあるホースファームで、晴天の空と雪化粧の凛々しい山が見下ろすのどかな森の中でした。
乗馬クラブのご主人は元々肉牛農家をされていたらしく、ひょんなことから馬を飼い始め、それがやがてこの家族の中心的な仕事へと遷移していったそうです。山間部の農家は副収入を得るために色々工夫するのですが、ここではそれが乗馬だったという事です。
乗馬体験だけではなく、宿泊したり隣接するレストランで美味しい料理を食べたりできるそうです。主なお客さんはスイスとドイツから来るという事ですが、以前一度だけに日本人も来た事があるとおっしゃっていました。
人懐っこい馬がご挨拶 「Bun di!!=これもレトロマンシュ語でこんにちは」
山陰に日が沈んで急に冷え込んでくるころ、農場のご主人がレストランへ招きいれてくれて、そこでホットワインをご馳走になりました。
甘く温かい赤い飲み物に舌鼓を打ち、ポッカポッカになって帰路につきました。
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Schiersの家政学校のフォトギャラリーへリンクしています。歴代の研修生たちの写真は、下のリンクからご覧いただけます。(A.K.)
- Japanische Praktikantinnen 2003
- Japanische Praktikantinnen 2005
- Japanische Praktikantinnen 2006
- Japanische Praktikantinnen 2007
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