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思い出深い夏季セミナーも終わりを向かえ、ドイツ研修生は月曜日からまた元気に仕事に励んでいます。農業学校や見学施設での写真を整理しているときに、ふとみんなとの会話を思い出しました。
(これは学校施設のほんの一部です。他にも養豚、養蜂、育成牛、畑作などの施設がありました。)
それは学校付属の養鶏場を研修生たちと見物していたときのこと。もうお昼に近かったのですが、「コケコッコー」。ときの声があがりました。そこでみんなに質問。
「今コケコッコーと聞こえた人―?」
挙手、日本人研修生のみ。
カナダ人研修生「ちがうよCock-a-doodle- doo コック・ドゥードゥルドゥーだよ」
(アメリカ、イギリスも共通)
スイス人研修生(フランス語圏)「ココリコだよ」
ブラジル、アルゼンチン人研修生「そうだよ、コッコリコだよ」
ハンガリー人研修生「エー、私にはククリクーって聞こえるわ」(ロシア共通)
韓国人研修生「そうかな、コッキョってないてると思うんだけど・・」
引率のドイツ人職員「え、これはキケリキーって聞こえないのかい?」・・・
鶏の声ひとつとってみても大分違うものです。これは大変面白い経験でした。ちなみに私には何十篇、何百篇聞いても「コケコッコー」としか聞こえません。耳がそうなってしまってるんでしょうね。
この鳴き声談義で気づいたのですが、面白いことに似通ったところでは「ココリコ」「ククリク」「キケリキ」カ行+リで統一されています。どこかの国では「カカリカ」、「ケケリケ」と聞こえているところもあるのかもしれませんね。
鶏だけではなく、他の身近な動物の鳴き声も似ているようでかなり違うので、研修生も最初のころ農場で子供相手に苦労したとか。
(研修生回想中)
ドイツ研修生「馬はヒヒーンって鳴くんだよ」
子供「えー、(くすくす)そんな鳴きかたしないよ、耳おかしいんじゃなーい?馬は鳴かないよ、ロバは鳴くけど」
研修生「(ガ-ン)・・・」
(回想終わり)
ちなみにロバの鳴き声は「イーアー」だそうです。研修生に「ドイツの馬はなんて鳴くんですかーっ?」と聞かれ、答えられなかった私・・・。
一般に表記化されていないように思うのですが、即答できない時点でまだまだ修行不足ですね・・・。
(M.I.)
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