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昔のブログで幸運のシンボルの話に触れましたが、
今朝はそのうちのひとつ/一人、偶然会うと幸運をもたらす煙突掃除やさんに会いました。真っ黒い服に、金ぴかの丸いボタン。シルクハットのような帽子をかぶって梯子と、煙突掃除のブラシを持っているすすで真っ黒にすすけたおじさんが正式なバージョンです。今日会った人は服は合格でしたが、すすで汚れてはいないし、若いし、シルクハットもかぶっていませんでしたが「煙突掃除屋です」と自己紹介しました。
大晦日に大量に売り出されるラッキーグッズ、マジパンでできた子豚や、クローバー、赤白水玉のキノコに混じって、上記のような格好をした人形を見た人もいるのではないでしょうか?大抵クローバーやキノコ、天道虫、蹄鉄などとセットでみかけます。
ちなみに偶然会ったのではなく、年に1回暖房器具の検査に来るのです。そう、「煙突掃除やSchornsteinfeger」とはいうけれど、現在は暖房整備士。煙突掃除用のブラシを実際に使っているところはまだ見たことがありません。だからすすで汚れる、なんてこともないんですよね。
最初に指定された時間は12時。「8時過ぎには仕事に出かけるので早朝に変えてください」「じゃあ、8時に行きますね」「あ、お願いします」そんな会話をしたのが1週間前。
さて、当日、8時10分前から準備万端、予定時間5分経過、10分経過・・・。上着を着て、ブーツを履いて、マフラーを巻いて、帽子を手に持ち、リュックを背負っても整備士さんは来ません。鍵を預かっている上の大家さんの部屋と、下の空き家の暖房も見せなきゃいけないのに・・・。
8時24分、ご到着です。思わず顔を見たとたんに「8時って言いましたよねっ?!」「そうですよ、まだ9時じゃないでしょ?」自信たっぷりに言い返されました・・・。確かに9時ではないですが、29分発のバスでぎりぎりなのに、今日は完全に遅刻です・・・。
さてさて、暖房は3個とも「要再検査」、とても「幸運」と呼べる状態ではないのですが・・・。やっぱり「偶然に」会わないとだめなんでしょうね・・・。
偶然に伝統的な格好の煙突掃除やさんを見かけた人はいますか?ラッキーを私にも分けてください・・・。(M.I.)
参照サイト(煙突掃除やさんが幸運のシンボルになった由来など)
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