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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
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JAEC Europe
性別:
非公開
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ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

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ここ何年かの傾向ですが、安全で美味しいものはBio、つまり有機栽培食品に限るという風潮が非常に高いです。

最近の不景気も何のその。上げ幅こそ2007年度の15%から10%に落ちましたが、それでも青息吐息の他業界から見れば驚異的な数字です。ちなみに2008年の売り上げは58億ユーロ(約6800億円)慣行農業から利益が20-30%上がる(その分手間はぐんと増えるのですが・・・)有機に鞍替えする農家さんが増えつつあるのもうなずける数字です。

有機製品を求める消費者は、空輸するとBioの概念に反するとしてフードマイレージの高い外国産に目をむけ、できるだけ国産品を欲しがっています。
・・・そうはいってもドイツの農地の有機栽培面積はおよそ5.4%。いくら将来20%にあがる見込みがあるとはいっても今はイタリア、スペインなど南ヨーロッパ(野菜)、オーストリア(牛乳)、デンマーク(牛乳)、他東欧諸国(穀物)からの輸入に頼らざるを得ない状態です。

安さを売りにしているディスカウント・スーパー「Aldi」でもBio製品が手に入るようになってもうしばらくたちます。
あちらのスーパーのチラシもBio,こちらのデパートの食品売り場もBio,...
Bioであふれ返っているような感があります。「Bioと書いてあれば売れるのか」と首を傾げたくなるような名ばかりのBio製品も出回ったりしていますが、今回はドイツの有機認証条項をパスした、オーガニック食品専門店に負けず劣らずの質の高さを誇りつつかなり低価で手に入るスーパーのBio製品をご紹介して結びに変えたいと思います。

公認されている有機認証団体は8団体ですが、そのいずこにも所属せずいずれも独自のBioブランドで勝負しています。

このままいくと、有機食品専門のスーパー、Biomarktをしのぐ勢いだそうです。普通のBioより安く、かつ品質は同じ、となると、消費者側としてはどうしてもスーパーに流れそうになるのではないでしょうか?(M.I.)


Rewe(大手スーパー、創業約70年 経営はEdekaに次いで2位)

Edeka(ドイツ最大手スーパー)

Aldi
ディスカウントスーパー、(世界各国に手を広げる)AldiのBio宣伝頁




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