公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ
ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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日に日に明るい時間が短くなり、緑だった葉も少しずつ色づいて、冷たく感じるようになった風とともに秋の気配が色濃くなっていますね。
お昼休みに外に出まして、近所のGymnasium(5年生から13年生までが通う学校)の前を通りましたら、面白い光景に出くわしました。学校の裏庭のようなところに実験用の畑があり、いろいろな草花が生えているのですが、そこでは夏が美味しいトマトが赤く色づき、秋が旬のほおずきが見事に丸く実り、何故かその横で春が盛りのクロッカスがいっぺんに咲いています?!
後ろで色づいているのはほおずきです。アップでも撮りましたのでごらんください。
事務所に戻って調べて見ますと、クロッカスはクロッカスでもこちら秋に咲くクロッカス属「サフラン」だったようです。wikipedia
春に咲くクロッカスとは違い、こちらは花は薄紫の一種類のみ。それ以外は形も大きさも同じように見受けられます。
しかし、サフランといえばあの赤い紐みたいな部分と、それを調理した黄色いご飯、いわゆる「サフランライス」くらいしか馴染みがなく、花が咲いている状態で見たことがなかったので、どこで間違って今時春の花が咲いたのかとかなり不思議な出来事でした。
「クロッカス属」というからには、春に咲く色とりどりのクロッカスからも、「サフラン」が取れるのでしょうか??でも大量に咲くクロッカスからも普通に取れるくらいなら希少価値は薄れて値段も安くなるでしょうし、多分無理なんでしょうね・・・。 ティースプーン1杯以上のサフランをとれば、最悪の場合死に至ることもあるようです。
情報リンク最も、普段料理に使う人でも使う量は耳掻き1、2杯程度、そうそうそんなにたくさんのサフランをまとめて食べる人もいないとは思いますが・・・。命あってのものだねといいますし、あんまり危険なこともやらないほうがよさそうですね・・・。
春に咲いても秋に咲いても、花が可憐なことに変わりはありませんが・・・。
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