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今日のお昼はドイツ組がお世話になったDBVの職員さんとご一緒しました。事務所が近所にある割には滅多に会わないのですが、今日はたまたま双方の都合が合いました。
お昼を食べながら先週の夏季セミナーの話になり、かなり詳しく語ってくださいました。日本人研修生のことを「明るくて素直で積極的で好奇心旺盛でユーモアがあって本当に最高だ」とセミナー中のエピソードを例にとって手放しで褒めてくださいました。日本人というのは「和をもって尊しとなす」人種ですから、団体行動にはおあつらえ向きですね。
逆に、「自分の国が一番だから研修国の文化は興味ないと思ったり、その国の言葉は英語ができるから覚えなくてもいいと思っている研修生はちょっと指導に困る」とおっしゃっていました。
さらに「せっかく言葉が上手で、知識も豊富でもそれを辺りかまわず全面に押し出そうとする子も場の和を乱して困る」ともおっしゃっていました。これはどこの国の子に対しても言えますよね。前者のようにせっかく外国に来ているのに、その国の悪いとこばかり目に付いたり、自国と比較してその違いを文化の差ではなく、「劣っている」と感じたり。職員さんではないですが、「何しにわざわざ外国まで来たんだろう」という気になりますよね?何かその国に惹かれるもの、興味があったから来たはずなのですが。
チームワークという点では後者のほうが少々厄介です。本人に悪気はなく、自分が和を乱している自覚もない。自分が正しいと確信しているからこそできる強気の態度で、正論をどう崩してあげられるかが鍵になります。件の職員さんの場合は前半は我慢して、後半で諌めたようです。もっとも今回の子は言ってもらえてラッキーだったと思います。言ってもらえずに煙たがられて最後に完全に孤立する場合もありますから。
前のログに「能ある鷹は爪を隠す」とありますが、ドイツにも「静かな水ほど深い(Stille Wasser sind tief)」ということわざがあります。自己表現も大事ですが、なにごとも程々が大事なんですね。(M.I.)
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