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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC Europe
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ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

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蜂蜜といっても実際には花の蜜を蜂が集めてきた物です。あの黄金の甘い液体を人間の味覚で感じられるまでにするには相当量を集めてもらう必要があります。

一匹の蜂が生涯 (約40日間) をかけて集める蜂蜜の量はティースプーン一杯程度と言います。何万という花を訪れては花弁の中に頭を突っ込み、ひたすら集めに集めて回る、働き蜂たちが私たちの蜂蜜文化を支えてくれているのですね。

さて、蜂蜜というのは花の蜜なのですから、花の種類によって成分も異なりますが、ドイツではスーパーへ行けば色々な蜂蜜を購入できます。

多いのはアカシアですが、菩提樹(リンデン)、菜の花、トチノキ、ラベンダー、ソバ、果樹(リンゴやナシ)、百花(色々な花の蜜)、モミノキの蜜などあり、インターネットによれば、他にもタンポポ、シロツメクサ、エリカ、ヒマワリ、などがあるそうです。日本では結構ポピュラーなミカンやレンゲなんかの蜂蜜はあまり見かけないような気がします。

また、他にもアルプスの高山植物の蜜、山岳の蜜、森の蜜と称する蜂蜜など、日本ではあまり見たことのないものもあります。これらは高原や森の中で養蜂をすることで生産されるものですから、特定の植物の蜜で構成されていないわけです。例えば、キイチゴ類や野草、どんぐり(ブナ、オーク、ナラ)などの木の花から蜜を集めてくるようです。

これだけ色々な種類の蜜があれば味わいも様々で、私がドイツで色々な蜂蜜を食べてみての感想としては、確かにどれも甘くて美味しいけど、食べ慣れた蜂蜜が一番美味しいような気がすると言うことです。私にとってはアカシアであり百花の蜜なのですが、コクがある濃厚な蜂蜜よりシンプルに甘さが引き立った蜂蜜が好きですね。

一度森の蜜を買って食べてみたところ、甘さの中に強い苦味があり、とても食べられなかった事があります。好みにもよるのかもしれませんが、蜂蜜という総称で呼べないほど、味に幅があると思います。

また、あまり日本では見かけたことがなかったのですが、蜂の集めた花粉(蜂花粉)も売っていて、どうやって食べるのだろうと興味はありますが、まだ手を出したことがありません。 なにやら黄色の顆粒が瓶に一杯詰っているのですが、見るからに不味そう・・・。
子供の頃、花には蜜があるのだから甘いはずと思ってタンポポの花を舐めたところ、黄色い花粉が舌にたくさんくっつき、しかも大変苦かった記憶があります。
と言う事は、花粉はやっぱり苦いのかな?

花が咲けばそこには蜜があるわけで(ない場合もあるかもしれないけど)、ふと思ったのは、トリカブトやドクゼリ、キンポウゲが群生するところで取れた蜂蜜はやっぱり毒で食べられないのだろうかと言う事。
それとも蜜は植物達が受粉の恩恵として与える対価のような物だから、毒は含まれないのでしょうか?
(A.K.)

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