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ドイツも夏です。アイスがおいしい季節になりました。当ブログニュースソース常連2誌「Generalanzeiger」と「LZ」でアイス特集を組んでいたのでまとめてご紹介します。
甘くてこっくりしたアイスクリーム。舌で感じ取れるようにその原料はほとんど砂糖と脂肪(生クリーム、牛乳)です。
ドイツ栄養協会(DGE)の調べによると、工業生産のアイスのカロリーは、スティックアイス1つとっても35-350kcalと幅が広いです。DGEの薦めるアイスの食べ方3か条:1)クリームのアイスよりフルーツアイス、2)生クリームよりヨーグルト、3)チョコソースよりフルーツソース。
とはいえ、クリームの入っていないアイスキャンディにも、砂糖は同等に入っています。最低20%とかなり高い数値です。冷たいものは舌が甘みを感じにくいようになっているので、自然投入する砂糖の量も増えるという仕組みだそうです。
続々と新製品が登場する食品業界。アイスもその例に漏れませんが、実際に10種類新作を製造してみてスーパーマーケットに置いてもらえるのはわずかに1割だそうです。スーパーマーケットで年々新作に変更されるのは5%、95%は前年もあったアイスで通すそうです。
最近のビオ(オーガニック食品)ブームや、ヘルシーブームにのっとって、アイスの原材料に気を使う消費者も増えてきましたが、それでも王道は相変わらずいちご、バニラ、チョコレートと「保守的」です。(赤、白、黒でよく表現されます)消費者が変化を好まない傾向にあり、結局新作はひと夏だけで消えていく運命にあるようです・・・。
バニラアイスにチョコレートコーティングした某スティックアイスは1本で300kcal。ご飯が軽くならお茶碗に2杯食べられますね。フライドポテトの小サイズより高いカロリーだそうです。クリームでないアイスキャンディでも1本120kcal。
ドイツ人の年間アイス消費量は1人当たり8,1l。この数字は年ごとに比較しても大きく変わっていません。暑くても寒くても、サッカーのワールドカップで盛り上がっても、大体いつも同じくらいの消費量で収まるそうです。
お隣フランスでは2007年度調べで5,3l。ちなみにヨーロッパ最大アイス消費国はフィンランド。2007年の1人あたりの年間消費量は14,5l。これでも世界一消費国アメリカの20lには大差で負けていますが・・・。
消費の内訳ですが、ドイツでは80%が工業生産のアイス。16%がアイスやさんで買うアイスで(大半が機械生産ですが、たまに手作りもあります)、残りの約3パーセントがソフトクリームだそうです。
参照記事:Generalanzeiger 8月11日号
LZ32号 40,41P
ちなみに筆者はソフトクリーム大好き。2回食べたら体脂肪がぐーんとアップするのがなぞでしたが、今回の記事を読んで謎でもなんでもないことがよく分かりました。(M.I.)
終業時の甘~い誘惑に負けないように今日は遠回りして帰ります。
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