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HARIBOに続いてまたまたボン発祥のヒット商品をご紹介します。
ドイツ在住の皆さんはこんなビン、スーパーなどで見たことありませんか?
会社HP
本題の前に、不景気の影響で現職の確保を心配して最近起業独立希望者が増えているそうです。
独立して、自分の思い描いているプランを周りからの制約もなしに実施するというのは良い手のように見えますが、失業中の起業希望者の4割近くが独自の起業プランを説明できないという。「すてばちになって起業するのではなく、明確なビジネスチャンスをつかんで起業するべきだ」と商工会議所ではアドバイスしています。
不景気だからこそ起業家と金融業者の信頼関係は重要だと言われています。「起業アイディアが明確で、理路整然と説明でき、予想収益、利点とさらに弱点も加えて明記できるなら完璧です」、とはボン商工会議所起業独立専門窓口のR氏の意見です。
このアドバイスのとおり、明確なアイディアを持ち、綿密に調査を重ね理想的な形で成功を収めたのがInga Koster, Marco Knauf, Nicolas Lecloux 、3人のボンの経済大学生(専科大学)。フルーツ飲料「スムージー(smoothie)」で2006年に有限会社「true fruits GmbH」を立ち上げました。彼らは最優秀若手起業家(Kategorie Start up)として「ドイツ起業家賞(Gründerpreis)」を今年6月30日に表彰受賞したばかりです。
2004年、スコットランドの留学先で当たり前のように店先に並んでいたスムージーがドイツでも飲みたいと思い立ったのが事の発端。2005年のテスト販売期間を経て(大学の食堂などで今より安い値段でおいていました)マーケティングに乗り出した2006年は月に1万本(売り上げていたスムージーも今では月に平均50万本の売り上げとか。3人でスタートした会社も現在は15人の正社員を抱える中小企業に成長しました。今ではどこのスーパーでも何社かの「スムージー」を見かけますが、ドイツの元祖はtrue fruitsです。
インタビューでは普通には食べられないアセロラやブラジル原産のフルーツなど珍しいフルーツを使おうといったアイディアや、経営パートナーを見つけるまでの苦労、ビンのデザインができ、特許を申請するまでの流れ、後発の大手企業との確執など、スムーズだけではなかった若手実業家の奮闘振りがうかがえます。
アイディアは素朴でもそれをきっちり膨らませてビジネスチャンスをつかんだ手腕は感動ものです。(M.I.)
参照記事:Generalanzeiger 7月2日、30日号
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