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暦は4月になって快晴が続いています。短時間のうちに晴れたり曇ったり雨が降ったり・・・という天気が何日も続く「4月の天気(Aprilwetter)」はどこへやら。空は雲ひとつない青空。毎日が洗濯日和、お散歩日和です。また去年のように何十日も雨が降らないというのでは困りますが、お天気が続くと外へ出るときもなんとなく気持ちが弾みます。
研修生たちは昨日が初めての休日だった人、多かったのではないでしょうか。普段の仕事着を脱いで、農場主に進められて近場で散歩やサイクリングを楽しんでいたのかもしれません。日本のように日曜祝日にお店が開いているところは(検討はされていますが)まだありませんから、自然散歩などをしてゆっくりする習慣がついてきます。
春の景色は黄色やピンク、赤に紫、・・・色とりどりの花に囲まれて目の保養になります。木々の緑も柔らかく、すべてが生命にあふれています。暖かくなるにつれ、町を出歩く人も多く、最近のボンはかなり賑わっています。
花粉症の人はさておき、この春爛漫の花盛り時期の散歩は夏のように暑くないし、冬のように淋しくないし格別だと思います。夏時間に変わって日照時間は長くなる一方なので今でも19時や20時、もうすぐ21時や22時まで明るく夜でも散歩が楽しめます。日差しは柔らかで空気も暖かく、庭や野原で日向ぼっこしている家族連れをあちらこちらで見かけますと、その平和そのものの光景がとても微笑ましく、思わず顔がほころびます。
かく言う私も週末は近所の公園などで散歩を楽しんできました。今回はピンクの花が目を引きました。日本の桜とはまた違いますが、ヨーロッパの桜もなかなか見事ですよ。
週末にゆっくりのんびりリフレッシュしたら、月曜日からはきっちり仕事。よくできたシステムだと思うのですが,いかがでしょうか?日本にはコンビ二などあっていざとなったら土日祝日、24時間でも買い物可能ですが、不自由を楽しむ、というスタイルもあってよいと思うのです。 (M.I.)
春の日差しがぽかぽか。一眠りする前にクリック1つ、よろしくお願いいたします。
さて、今週末の欧州支部は、H19年度研修生の無事帰国を祝して慰労会を開きました。
と、いってもただ集合して食事を作っただけですが。
そろそろイチゴも出回ってきたし、みんなでイチゴケーキでも作ってみようということになりました。
ドイツはまだイチゴの旬には早く、店頭で買い求めるイチゴたちはスペインやモロッコから輸入されたものだけ。
イチゴとアスパラガスの旬にうるさい人はまず手を出さないところですが、まあ良しとしましょう。
とある有名な料理雑誌のレシピにより、ちょっと小麦粉が多くしっかりとしたスポンジになりました。クリームにもイチゴを練りこんでスポンジにたっぷり挟み、周りはチョコレート味にしたクリームをぬりました。デコレーションにはドイツらしくアンペルマンの型を使ってみました。くり抜いたスポンジにパウダーシュガーを振りかけてあしらっています。このアンペルマン、反対向いちゃってるのですが、そこはご愛嬌…。
そしてベランダからイチゴの葉っぱを拝借して乗せています。
どうですか?おいしそうでしょう?
春の訪れが嬉しいですね。(A.K.)
気分一新、今週もがんばりましょう!
クリックに感謝です!
たった一人、あとは風景があるだけ。
都会に暮らせば、どんなに人気がないところでも何となく人の気配を感じたり、アパートの部屋に帰っても隣人の生活音が聞こえてきたり、気分転換で出かけた公園で誰かにであったり、意外と全くの一人ぼっちの状況というのはありません。
まして、仮に一人になってもテレビやラジオ、MP3プレーヤーやパソコン、携帯電話でいくらでも外部と繋がったり自分の気に入った環境を作ったりできます。
そういった意味では、現代人には一人ぼっちの時間は望んで作らない限りなかなか手に入れられないものかもしれません。
わざわざ一人ぼっちになろうなんて、ちょっと普通じゃないかもしれませんが、プチ断食ってものが流行る時代、プチ孤独もありではないかと思いました。
そして、春こそそれが相応しい季節ではないでしょうか。
具体的には、自然の中で言葉を発さず、自分以外の動物は無く、このまま自分は植物になってしまうのではないかという状況を作るのです。
しばらくすると、空気の微かな動きが産毛に感じられ、地面から上ってくる湿気を鼻に感じるかもしれません。
地面に耳を寄せると、本当に小さな音が聞こえるかもしれません。目に見えない蟲たちが、命を爆発させる音です。
蕾だった花が数十分後に満開になるその過程を見守る事だってできるかもしれません。
私たちの見えない世界に気が付くかもしれません。
現代人がなかなか手に入れられないもの、それは、自分の時間です。何かに使わなくちゃと急かされる「Time is Money」のTimeとは異質な「空っぽで充実した時間」がなかなか手に入りません。
プチ孤独は、自分が日常的に持っている一人の世界とは違う、自分がいなくても回っている世界を感じるためにとっても役に立つと思うのですが、どうでしょうか?
イヤホンを外して足元の土に耳をつけてみましょう。
きっと春の足音が聞こえてくるはずです。 (A.K.)
さあ、早速パソコンをシャットダウンして春の太陽の下へ!
その前に応援のクリックも忘れずに・・・
春になると沢山の花が咲き、緑の若芽が寂しかった木の枝の先に灯るように生え始め、とても清清しいのですが、一方でその生命溢れる空気を鼻一杯に吸い込むととめどないくしゃみと目の裏側の痒みに襲われるのは、もはや現代人の中でマイノリティーではないはず。
こんなに素敵な季節に、花粉症が水を指します。
ある意味で嫌な季節が来ました。
日本ではスギ花粉が問題になりますが、ドイツではあまりスギ花粉の事は問われず、むしろ、草(牧草類)などが原因の場合が多いようです(杉以外の木も原因である事もありますが)。
花粉症の事をドイツ語でHeuschnupfenというのですが、意味としては「草の鼻かぜ」的なニュアンスなので、言いえて妙だと思います。
日本では花粉症の人が様々な対策グッズをそろえていますよね。大きなマスクにプラスティックめがね、アンチ花粉の布製品、花粉症軽減の食品やら薬やら何やら、そういう意味では、日本の花粉症は一大ビジネスにまで成長しているといえるでしょう。
ドイツではマスクをした人は見かけません。
花粉症は病気として医者に医療を施してもらうか、その反対で何もしないかです。
でも、もしかしたら日本より症状が軽度だからそれほど問題にならないのかもしれませんね。
なんと言っても杉が日本のように沢山植わっていませんので。
しかし、私も日本では随分鼻水に苦しめられたチェーンスモーカーならずチェーンペーパーユーザーだったわけで、確かに日本にいるときよりは症状が軽いとはいえ、鼻をもいで塩漬けにしたいような気持ちは今年も変わりません。
少ないとはいえ墓地に生えている杉の木を見つけて戦々恐々としながら暮らしています。
知人からは、「カモミール茶がいいよ」とか「ヨーグルトを食べなさい」とか、「亜鉛がアレルギーに効くらしい」とか、色々なアドバイスを受けていますが、個人的に一番いいのは、アレルギー物質から離れて暮らすことだと思います。 という事で、スギ花粉のひどい方は、この季節南半球へ旅行するのがいいでしょう。 (A.K.)
くしゃみの瞬間に左クリックをぽちっと・・・。
ありがとうございます。ハックショーン!!
ドイツに限らずヨーロッパではいくつになっても誕生日のお祝いをします。友達、家族を呼んで、ご馳走を食べて、山ほどのプレゼントをもらう日です。自分的に誕生日プレゼントは「お中元」、クリスマスプレゼントは「お歳暮」と位置づけています・・・。
日本では誕生日パーティといえば小、中学生までのようなイメージがあります。研修先で誕生日を迎えて、もう大人になってるのに農場主たちから派手にお祝いされてびっくりした研修生もいるのではないでしょうか?
先日は知り合いのお姉さん(45)の誕生日でした。毎年呼んでもらっているのですが、呼ばれているお客さんはほぼ同じ顔ぶれで、今年は話題が「健康」についてでした。「この年になるとあちこちガタが来てねえ。もう杖なしじゃ歩けないわ」(81)、「この間診察受けたら腫瘍がみつかったのよ、3月手術ですって」(62)、「最近孫と遊んで張り切ってたら腰痛めちゃって」(51)・・・といった感じでした。このお3方、20年来の友人同士で今でも月に1回集まってお茶を飲んでいるそうです。いくつになっても仲良しなのはすばらしい事です。
日本でも年の離れた友達、というのはいるのでしょうが、こちらドイツのほうが多いような気がしています。同年輩よりも5、10歳上とか下とかのほうがうまくいくとか。・・自分はやはり同年輩のほうが話もあうような気もするのですが・・・。
我らが研修生たちも下は19、上は30まで幅広い年齢層で、みんな仲良く纏っています。ともに白髪の生えるまで、研修生たちの結束も続いていますように。 (M.I.)
ちなみに最近みごとな白髪を発見しました。白髪って抜いたら増えるって本当でしょうか?