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日本の夏休みがまだ始まったばかりだと言うのに、
今週末でボンの夏休みが終わります。
因みに学校の事です。
小学生の娘息子を持つお父さんの中には自分の休暇を子供の夏休みに合わせる人も多いので、彼らからしてみもやっぱり夏休みが終わったということになります。
そして、来週から子供達は新学期スタート。
ドイツは8月から新年度なので、葉月の日差しの中、ちびっ子一年生達が登校していく姿を目にすることになります。
日本で入学と言えば桜のイメージがありますよね。
「校庭の桜の下を体より大きなランドセルを背負い行く子供」が私のイメージですが、たぶん多くの人と相違ないと思います。
ドイツでは入学と言うとSchultuete(シュールテューテ)という子供の背丈ほどもある円錐状の紙袋が思い出されます。
このシュールテューテというのは、学校で使う文房具(鉛筆・消しゴム・サインペンとか)やお菓子を詰め込んだ、いわば「入学のお祝い」みたいなものです。
親は子供の喜びそうなものを詰め込むのですが、学校へ持っていく教材以外にもお菓子やちょっとしたおもちゃまで入っているというのが面白いです。
小学校の遠足で「おやつは500円まで」などど決められていたことを思えばうらやましいですよね?
最近このシュールテューテはお店でも購入できるらしく、今日の新聞の折込チラシにも宣伝されていました。
写真内、女の子が抱えているのがシュールテューテ
なんだか、でっかいポップコーンの袋みたい
うらやましい事と言えば、ドイツの子供達には夏休みの宿題が無いそうです。ドイツの生徒達は2ヶ月もの間勉強しないのでしょうか?それとも、ちゃんと自分から進んで勉強をするのでしょうか?
学校にお菓子を持っていけたり、宿題が無かったり、一体ドイツの子供達は学校で何をしているのでしょう?
疑問です。
いずれにしても、夏休み最後の夜、半べそかきながら山積みの宿題を片付ける小麦色に日焼けした小学生はドイツにいません。
宿題は毎日こつこつと。
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(昨日は一時大雨でしたが)
7月中旬まで全然気温が上がらず、遅れてやってきた感じのドイツの夏ですから、十分満喫したいものです。
夏の日差しの中、セイヨウトチノキが青々と並木道を美しく演出しています。
・・・!?
あれ?
なんか葉っぱが茶色い・・・。
近づいてみると部分的に枯れていてます。
・・・実はここ数年、ヨーロッパのトチノキは害虫に蝕まれており、盛夏にもかかわらず秋のようにトチの葉っぱが散ってしまう現象が続いています。
それで、その原因である虫と言うのが、こいつです。
体長5mmぐらいのイモムシですが、葉っぱの茶色くかれた部分の内側に巣食っています。
ドイツ語でRosskastanienminiermotte(学名Cameraria ohridella)という小さな蛾の一種です。成虫は白と薄い黒の斑模様のあるオレンジ色の羽をもっていますが、あんまり小さいし飛んでいる時にはそんな事確認できません。
と、言う事でとまっているガを撮影してみました。
ほーら、幹にとまっているのですが見えますかー?
拡大図(体長約5mm)
年間3回から4回産卵(羽化)する上、決定的な天敵もいないためどんどん増えていくようです。冬は最後の世代が枯葉の中で越冬するそうなので、この被害を食い止めようと思ったら、トチノキの枯れ葉を集めて燃やすのが一番いいとか。
でも、ドイツは焚き火が禁止されているので(特定の条件をのぞいて)難しそうです。
秋になるのはまだまだずっと先と思いたいのですが、ドイツのトチノキは早々の冬支度を強いられているようです。
1989年にベルリンで発祥して以来約20年、今年もテクノパレード、通称Love Paradeの季節がやってきました。
www.loveparade.de/
2006年まで(2004、2005を除いて)毎年ベルリンで開催されていたのですが、諸事情によって去年から2011年までの向こう5年間はルール地帯での開催が決まっています。
去年はエッセン、今年はドルトムントでした。毎年テーマが決まっていて今年は「Highway to Love」。何のことはない、高速道路を封鎖してパレードしたからのようですが。他にも地球をテーマにしたり、音楽をテーマにしたり、「One World, One Future」など、なかなか気の利いたモットーの年もあります。
初開催時周辺地域から150人だった参加者もほぼ20年たった今年は世界各国から160万人と年々参加者は伸び続けており、ドイツだけではなく、世界中に若者たちの音楽の輪が広がっています。ウィーン、チューリッヒ、メキシコ・シティなどでも同じモットーでレイヴを行っています。しかし世界最大規模のパレード(レイヴ)は依然としてドイツのテクノパレードです。そして2001年まで政治的デモンストレーションと認められていたパレードですが、政治色が薄くなり民間行事に位置づけられてからは、ごみ処理や騒音問題などの関係でベルリン市が2006年以降Love Parade開催を拒否、移転を余儀なくされていました。
1989年の誕生パーティが発端となったLoveParadeのもともとの主催者、DJのMatthias Roeingh(Dr. Motte)は、政治的意味合いはお飾り程度、あまりにも商業的になりすぎたLoveParadeにもはや自分の趣旨と違うと2006年反対派の政治グループ、Fuckparade http://www.fuckparade.org/2008/(Fuck the Loveparadeの略です、1995年から活動しているようです)側につきました。今年は8月9日に反対集会があるようです。状況が件のネオナチと元祖ナチスに少し似ている気がします・・・。
批評家からはこの反対派は右寄り思想だと批判されているようですし・・・。
実際にLoveParadeを見に行ったことはありませんが、若者が踊り狂っている映像や、パレード後の何トンものごみの山の映像をTVで見たことはあります。愛を高らかに歌い上げるのは素晴らしいことだし、パレードを通じて国際的な繋がりが出きるのも大変良いことだと思います。音楽を通じて世界が平和になるのなら言うことはないでしょう。
しかし、騒音問題や、ごみ問題、酔っ払い通しの揉め事、割れたビンでの怪我などイベントにつき物の問題は何とかしてほしいところです。
・・・もっとも今年は警備体制がしっかりしていたのか、若者がしっかりしてきたのか怪我人が例年より少なかったようです。この調子で来年は怪我人ゼロ、置き去られるごみゼロのイベントを目指していただきたいものです。(MI)
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