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公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ ドイツより農業と若者の夢お届けしています
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JAEC欧州支部
ブログ作製:
JAEC Europe
性別:
非公開
自己紹介:
ドイツのボンに事務所を構える公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部です。

本ブログはA.K.及びM.I.2名が執筆しています。今日はどちらが書いているかな?

本ブログについてはこちらを参照下さい。
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毎度おなじみGeneral Anzeigerで、地元の有名人として暗算の世界記録保持者が紹介されていました。

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ボン在住の数学者は普通の学生だったが、IQは大多数のドイツ人より高い

どんなコンピュータでも彼の計算速度にはかなわない。13,3秒のうちにゲルト・ミットリング氏は1000桁の数字の137乗根を計算できるという。この他にも暗算の世界記録は20数種類保持していてここ5年間負け知らずだ。

教育学と心理学で博士号をとっているミットリング氏、4歳で足し算引き算掛け算割り算ができ、12歳にして何日が何曜日かわかる計算式を算出。2005年には毎年行われる「マインド・スポーツ オリンピヤード」で前人未到の20分野で満点を出した。

彼の家にお邪魔するとそこは至って普通の世界だ。本棚にはゲーテやシラーと並んでハリーポッターシリーズが置いてある。凝ったデザインの家具もなく、きっちりと作業机のスペースが確保されている以外はいたって普通だ。

「もし111111桁の数字の11111乗根が11桁だったらそれは楽しいことだ」といったことをやや早口で話す。一日中数字とにらめっこしているのかと思うとそうでもなくトランペットを吹き、ドラムをたたき、読書家で、旅行好き、討論好きで「ハイキング大好き」。実に多趣味だ。

「学生時代は1から5まで(注:日本と逆)ばらばらの成績だったよ」。高校卒業時の成績は下から数えたほうが早かった。幼稚園時代から計算にかけては人一倍の才能を見せたものの知能検査は26歳にしてコンピュータ学者になってから初めて受けた。結果はIQ170.ドイツ国民の99%より高い知能指数だ。

テレビなどメディアへの露出も高い彼だが自分のことを「まったく普通の才能だ」と言う。つまりこつさえわかれば誰でも解けるようになる、というのが彼の言い分だ。

数学は彼にとっては心理学のようなもので問題を解決、複雑な問題なら簡単に分解して一つ一つ解決していくものだそうだ。ドイツ政府は2008年、ミットリング氏を「数学親善大使」に任命している。

心理分析に公演、イベント、インタビュー、学校でのワークショップと引っ張りだこ。世界記録を打ち立てるのはほんのついでのようだ。そんな彼にも弱点はある。「忍耐づよくあることと綿密な計画をたてるのは性に合わないね」

そしてこうしめくくった。「数字が僕を支配するんじゃない、僕が数字を支配するんだ」

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公式HP(ドイツ語)
Generalanzeiger

ちなみに公式HPによると、ネットストーカー被害にあっておられるそうです。「有名税」とはいいますが、非凡な才能を持つというのは大変ですね・・・。 (M.I.)


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世の中いろんな人がいるものです。新しい世界、海外農業を通じて広げてみませんか?
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ドコミ

ドコミ公式サイト

来月末にデュッセルドルフで開催される、

「ドイツ・コッミクパーティ」

略して「ドコミ」。

コミックパーティというだけあって、漫画の競売、同人誌の発売、新人作家の紹介などなど漫画関連のイベントが目白押しです。漫画のほかにはアニメやゲームなどのイベントもあるようです。

協賛は独日協会など。1日来客数1200人を臨む大掛かりなイベントのようです。

2日間のイベントですが、そのプログラムの一環で「メイドカフェ」も登場します。「アキハバラのようにウェイトレス/ウェイターが貴方にご主人様に対するように給仕してくれます、コーヒーでもケーキでも何でも貴方の望むまま!」

だとか…。

秋葉原のようにということは金髪美女から「オカエリナサイマセ、ゴシュジンサマ」と片言で言ってもらえるのでしょうか?中世のメイドさんのように今は使われていないメイド言葉(ドイツ語)でお給仕してもらえるのでしょうか?

謎です。

メニューは飲み物類に加えてサンドイッチ、クッキー、ケーキなど軽食。漫画喫茶のように漫画の貸し出しもやっていて、読みたい漫画を運ぶのもメイドさんがしてくれるとか・・・。

紹介HPによると「メイドカフェドイツ上陸は初の快挙」。だから、というわけではないでしょうが、同じHP上にある「メイドさん募集」コーナーにこんな一文がありました。

「こちらで衣装は用意できませんので自分で持ってきてください」

コスプレなんだか、メイドカフェなんだか良く分かりませんが、実際の「メイドカフェ」というものにも秋葉原にも行ったことはないので、ネタ集めにひとつ行ってこようかしらと考え中です・・・。

ちなみにここで出た収益はチャリティーに全額寄付されるようです。 (M.I.)



貴方もアグトレで「萌え~」、感じてみませんか?

今週はイースターです。カーニバルが終わればすぐにイースター関連の商品を売り出すことから、すでにイースターグッズ(玉子やうさぎ、子羊などの形をしたお菓子、パン、食器、その他もろもろ)を目にした研修生も多いと思います。

スタートの今日、「緑の木曜日(Gründonnerstag)」はキリスト最後の晩餐があった日です。お店も普通に開いていますが、キリストが十字架にかけられたとされる明日「嘆きの金曜日(Karfreitag)」は祝日です。「嘆きの土曜日(Karsamstag)」は祝日ではないので開いているお店もありますが、この木曜から次の月曜の祝日、「復活の月曜日Ostermontag」までを通しで休んでプチ旅行を楽しんだりする店もあるので、買い物がある人は今日行っておいたほうが安全かと思われます。

イースターには生命の誕生を象徴する玉子に色を塗って飾ったりします。庭の小さな木に、カラフルな玉子(あるいは玉子をかたどったもの)がぶら下がっている光景を目にしたことはありませんか?

玉子と並んでイースターを象徴しているのがウサギです。(Osterhase)何故うさぎかと質問したところ、「繁殖力がすごいから」という答えが帰ってきたことがありますが、定説ではないようです・・・。とにかく、子供たちにカラフルな玉子をプレゼントしてくれます。ただ、庭のあちこちに隠していってくれますので、探し回らなければなりませんが・・・。「復活の日曜日(Ostersonntag)」は家族全員がゆっくりする日です。

ちなみに欧州支部にもウサギさんがやってきってくれたようです。隠す庭がないので机においてありました。
oster2009.jpg卵型チョコを囲むのはイースターの本、色を塗ったゆで卵、卵型のろうそくです。

それではみなさんも素敵なイースターを。折角の「長い週末」、お天気がこのままもってくれるとうれしいのですが・・・。 (M.I.)
 

ここでクイズです。支部に来たウサギさんはいったい誰でしょう?(笑)

 

いきなり何のことやらというタイトルですが、カーニバルの語源、carne(肉) vale (去る、命令形)を自分なりに和訳してみました。いわゆる謝肉祭ですね。

カーニバルといえば、この時期リオで毎年煌びやかにサンバを踊っているのを皆さん想像されると思いますが、ここラインランド地方でもにぎやかです。

期間中、TVからはジョークがとめどなく流れ(どこで笑えばよいのかよく分かりませんが)、コメディ番組が増え、老若男女が浮かれた(こちらでは「気の狂った」と言っています)扮装をして馬鹿騒ぎをして愉快に過ごします。どれくらい愉快かというと、その雰囲気についていけない地域住民や、イベントの習慣がない地方出身の人たちがカーニバル期間中は他所へ逃げ出すほどです。わが事務所の大家さんも木曜日から今日までカーニバルの騒ぎが聞こえない山奥まで「逃げて」おられました。

お店もこの地域は木曜日は午後から、月曜日は一日中、休みになっているところが殆どです。全国的にも個別州的にも公的には祝日ではないのですが、バスも祝日扱いにしか走らず、企業も会社を上げて休みにしてしまうところが多く、暗黙の了解で「祝日」のようです。

先週木曜日が「女たちのカーニバル(Weiberfastnacht)」で幕開け、昨日がピークの「バラの月曜日(Rosenmontag)」で朝から夕方までパレード、今日がフィナーレの「カーニバルの火曜日Karnevalsdienstag」で明日から「灰の水曜日(Aschermittwoch)」、一気に馬鹿騒ぎはおしまいです。敬虔なキリスト教徒は教会で額に灰で十字架を書いてもらい、イースターまでの7週間(今年は4月の半ばです)、「断食(Fastenzeit)」に入ります。これはその昔イエス・キリストが砂漠で断食した名残だそうです。

断食の前に滋養をつけようという目的で、カーニバル中は揚げ菓子パン、Krapfenが出回っています。レーズンを入れた落とし揚げ、バニラクリームの入ったドーナッツのようなもの、形も味も様々ですが、共通するのは「カロリーが非常に高い」ということ。もっともKrapfenの一種、Berlinerは年中手に入りますが。この時期はカラフルな味代わりバージョンが多数にあって楽しいです。

ちなみに断食といっても敬虔なキリスト教徒以外は「断食」しません。語源にあるように肉を絶ってみたり、好きなTV番組を見るのをやめたり、何かひとつ、「我慢」をするのが一般的のようです。好きなものを「絶つ」、なかなかできそうにないですが、期限付きならがんばれると思いませんか?・・・といいつつ筆者は去年「肉断ち」に失敗していますが・・・。 (M.I.)



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懲りずに今年は「お菓子断ち」に挑戦です。応援のクリック、ありがとうございます。
ミス~コンテストというのがありますが、ドイツにはクイーンコンテストがあります。

かなりの数あります。
全国にクイーンたちがひしめいています。

そして、いわゆるミスコンではないので、必ずしも容姿に恵まれているとか、キャリアとかそんな事は問われず、その地域で頑張る若い女性なら誰でも応募でき、クイーンに選ばれる可能性があります。

笑顔がチャーミングで自分らしく生きている頑張りやの地元の娘が選ばれるのです。

タイトルは~女王となるのですが、とても身近なのが多く好感をもてます。

例えば、

バラの女王(後紹介ビデオクリップ一番上の動画)

エリカの女王
(リューネブルク)
花の女王 (ザクセンアンハルト州)
ミルク女王(ヘッセン州)

なんていうスタンダートでイメージ通りの女王たちがいるかと思えば、

ジャガイモ女王

アスパラガス女王(動画:女王大いにアスパラを宣伝する)
キュウリ女王(Bildergarlerieをクリック)
ビール女王(とある地ビールの女王様)
麺の女王

などという日本で“女王”を冠してしまうと何か間違っているような気がするのまで幅広くいらっしゃいます。

泉の女王
ランタン女王

なんて方々もいらっしゃいます。
リンゴ、蜂蜜、森、ワインなどほかにも挙げていたらきりがありません。

彼女らは、任期中(1年から2年間)タイトルに冠した物の普及とイメージアップのためにキャンペーンに担ぎ出されます。地域を巡ったり、お祭りに登場し会場を盛り上げたり、メッセやシンポジウムなどにでかけたり、忙しく過ごします。

これは、いわゆるキャンギャルですね…。

しかしながら、地方の活性化の為に、そして農産や伝統、行事の宣伝の為にもしかしたら大変重大な役割を担っているのかもしれません。

頑張ってもらいたいものです!



その他の女王たちをご覧になりたい場合はこちらからどうぞ。

ザクセンアンハルト州の女王たち
ドイツ各地の女王たち(リンク先ドイツの地図上の王冠をクリック)



それから、ドイツ各地(全16州中13州)の女王たちが一堂に会す“ドイツ女王の日”というイベントが2010年9月の第3週に予定されているそうです。

ドイツ中の女王が集まるなんて、ゴージャス過ぎてクラクラしますね(笑)



最後に、バイエルン州の女王たちのビデオクリップです。
女王たちのインタビュー(バイエルン放送)

週末に素敵な女の子達のドレス姿でも見て回って下さい。(A.K.)



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