公益社団法人国際農業者交流協会欧州支部のブログ
ドイツより農業と若者の夢お届けしています
			
						
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						近年日本の米価が下がり始めて久しいですが、世界的には米価が上がり続けています。世界的穀物価格上昇が米においても例外ではないのですが、日本だけはその反対を行っています。
しかしながら、このギャップを単純に比較する事はできません。日本の米価には、農政、国内需要など様々な要因が絡んで今の下落状況に陥っていますし、世界の米価上昇は原油高、穀物不足が一因を作っています。
ところで、ドイツで購入できるお米は本当に様々な種類があります。日本で見かけるような短粒種の米はMilchreis(ミルヒライス)と呼ばれ、ミルク粥に使われるようです。もちろん、日本のお米とは若干味も風味も異なります。日本の米はSushireis(スシライス)として売られています。この他、パエリア用の米、オレンジの粒のように長細い米、黒い米など、日本では見かけないようなものまであり、米と言えどこれほどに種類があるとは驚かされます。
それにしても日本米というのはヨーロッパではあまり見かけないものです(理由は色々あると思いますが)。近年イタリアで日本の米を栽培し始めた農家があります。ちゃんと日本からスタッフが来て指導をしているそうです。
外国でも日本米が美味しく食べられるのはありがたいことです。
やはり日本人なので、日本米が食べたいと思うのですが、何しろ輸入の日本米は高いのでカルフォルニア米を食べています。
今日も行きつけのアジア食材店で10kgの米を購入。韓国人の店長がレジで苦々しそうに、
「また米の値段が上がったよ。何でも高くなっちまうな!」
と言っていました。確かに、3ユーロ(円にして500円)程上がっているような気がします。理由を聞くと、
「この米はアメリカから輸入しているが、アメリカの農家は今までの半分の農地を米、残りの半分をトウモロコシ畑にしているんだ。それで米が高くなった。なんでも金の為だな」
ということでした。
米価の比較はナンセンスと分かっていても・・・、かたや減反、かたや作付けの転換。
我田引水とはまさに今の米事情でしょうか。

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																														しかしながら、このギャップを単純に比較する事はできません。日本の米価には、農政、国内需要など様々な要因が絡んで今の下落状況に陥っていますし、世界の米価上昇は原油高、穀物不足が一因を作っています。
ところで、ドイツで購入できるお米は本当に様々な種類があります。日本で見かけるような短粒種の米はMilchreis(ミルヒライス)と呼ばれ、ミルク粥に使われるようです。もちろん、日本のお米とは若干味も風味も異なります。日本の米はSushireis(スシライス)として売られています。この他、パエリア用の米、オレンジの粒のように長細い米、黒い米など、日本では見かけないようなものまであり、米と言えどこれほどに種類があるとは驚かされます。
それにしても日本米というのはヨーロッパではあまり見かけないものです(理由は色々あると思いますが)。近年イタリアで日本の米を栽培し始めた農家があります。ちゃんと日本からスタッフが来て指導をしているそうです。
外国でも日本米が美味しく食べられるのはありがたいことです。
やはり日本人なので、日本米が食べたいと思うのですが、何しろ輸入の日本米は高いのでカルフォルニア米を食べています。
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「また米の値段が上がったよ。何でも高くなっちまうな!」
と言っていました。確かに、3ユーロ(円にして500円)程上がっているような気がします。理由を聞くと、
「この米はアメリカから輸入しているが、アメリカの農家は今までの半分の農地を米、残りの半分をトウモロコシ畑にしているんだ。それで米が高くなった。なんでも金の為だな」
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