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相も変わらず脈絡のないタイトルですが、先週末のドイツ研修生農場視察を一言でまとめるとこうなります。ドイツの語学学校では毎年恒例で1度は学校近郊の農場訪問をすることになっています。プログラムを組んでくださるのは農業プログラム専門の先生。毎回数ある知り合いの農家さんから研修生の興味を引きそうな農場を選んでくださっています。
土曜日の朝7:01にボン駅を出て、8:54に語学学校付近のWeselでH20ドイツ組と合流。もうすぐ農場配属、語学の仕上がりはいかがでしょう?「授業のスピードが速すぎて追いつきません」・・・。それは困りました。でも日本人研修生以外の生徒たちとせっせとドイツ語で会話している様子。教科書の勉強も大切ですが、やはり言葉は日常的に使って覚えるのが一番の上達法。その点は安心してよさそうです。
1件目の農場は2家族共同経営の酪農家です。共同経営だと交代で休みがとれる、というメリットがあります。今年酪農家配属の研修生は1名。訳すまでもなく大体は雰囲気でわかったとか。さすが専門家です。その他専門外の研修生からも色々な質問が出されました。飼料関係などが興味深かったようです。
こちらの牛はホルスタイン種1種類のみだそうです。
ミニバンにゆられて30分もしないうちに次の目的地に到着。こちらは50年以上続く有機果樹農家です。主にりんご、ほかに梨なども栽培しています。果樹農家配属の研修生は4名。熱心に色々聞いていました。りんごの病気予防に対する気象ステーションの設置、特許取得済みの選別台(先々代の発明)などが興味深かったようです。この農家では直売所もあり、自家製のりんごワイン、ジャムなどがその場で買えます。もちろん加工前のりんごも売っていますし、その他の食品も置いていました。
直売コーナーの一角に釘付けの研修生の図。まだまだ不思議がいっぱい。
その後はちょっと寄り道してライン川を見学。まだ寒いですが、見事な青空だったので、川辺でのんびりしている家族を何組か見かけました。最近雨が多かったからか、ライン川はあふれ気味でした。
そんなライン川よりさわやか笑顔をお届けします。(後列左が付き添いの先生です)
いよいよ来週から農場配属です。みんな散り散りになってしまいますが、それぞれの持ち場でこれからもしっかり頑張ってまいりましょう!! (M.I.)
頑張る研修生たちへ声援代わりにクリックよろしくお願いいたします。
3月6日で無事農業研修を終えたH19研修生たちは今ヨーロッパのあちらこちらを最終研修旅行中です。
そんななか、また一人、支部に遊びに来てくれました。今度はスイス研修生です。
先日あった受け入れ機関(Agroimplus)主催の最終報告会にて、発表の際に言い切れなかったことがあるそうです。
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ドイツ語で言いたかったこと
他の国の研修生が、研修国の言葉での最終報告書を書く中、なぜかスイスは日本語のみで、ドイツ語ができない私は、ラッキーと思っていました。ただ、3月5日にあったスイスの受入機関での報告会では、何人かの受入農家の家族の前でこの研修についての感想を話すという機会がありました。前日に短いドイツ語の文章を書いていた私ですが、発表する仲間たちの話を聞いているうちに、予定とは全く違う話を始めてしまいました。結果、ボロボロな発表で、正直うまく通じたとは思っていません。なので改めてここに、報告を。もちろん日本語で。
12月にドイツの研修仲間を訪問する機会があり、そこのChefinに、「スイスで何か学んだ事はある?」と質問されました。その時、私は答えられなかったのです。そこには、ドイツで研修する仲間がいるわけで、もちろん日本語で答えたって構わなかったのに。日本語ででも浮かばなかった。それから、ずっと考えていました。私は何をスイスで学んだのか?他の仲間のように、搾乳や牛の世話を一人でこなせるわけでもないし、野菜の種類や特徴を流暢にドイツ語で言えるわけでもない。と、へこんだこともありましたが、渡航前にできなかったことが少しはできるようになったと、今は思います。
何を?
あったかい食事を出すためには料理の時間の計算を。子供たちには常に自分の居場所を伝えること。掃除の日を作ってしまうことの利点。スイス料理、焼き菓子の作り方、などなど。農業研修生なのに、家政ばかり・・・。
正直に言うと、農業技術で新たにこれを学んだと言える事はないのです。それは渡航前から承知していたことですが。学んだのは技術ではなく、農業を新しく始めた農家の心意気。労働時間は常に賃金というものが発生すること。つまり、だらだらと働くのではなく、いつまでに終わらせるのだという意識を持って、働く事。常に何をすれば仕事が潤滑に進められるのか考える。常にアンテナを張って消費者の気持ちや世の中の動きに柔軟に対応する。そういう考え方。
たぶんそれは、他の人にとっては小さなこと。そんな小さなことを少しずつ、そしてたくさん、学んだと今は言いたいのです。
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以上、一年を振り返った研修生の感想でした。10人10色というけれど、研修で得るものも一人一人違ってくるようです。
今日はいずこの旅の空、研修生の旅行の安全祈願に、クリックひとつ、お願いします。
3月10日火曜日、Bonn市内は曇っていますね。
この季節になってくると曇一単調の冬から、一日に晴、曇、雨、たまに雹という変わりやすい春の天気がやってくる。去年の今頃、ここドイツにやってきたのだなぁと物思いに耽ることができるそんな天気。
研修を終え、配属先農家のあるドイツ・リンダウを後にしたばかりの研修生が、JAECヨーロッパ支部を再び訪れた。
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おととい、新研修生との顔合わせ、ドイツ農民連盟(DBV)の方との報告会を済ませ、最終旅行に突入しました。これからゆっくりとスウェーデンをみてまわる予定です。
さて、私は何故ここにいるのでしょう。
それは良い町だからです。
だれか知り合いがいるだけで訪れる価値は格段に上がるもの。先ほど、夏季セミナーでお世話になったDBVの一人、JAEC支部の二人とお昼してきたところです。
事前講習の始まった2007年10月から、本当に多くの交流がありました。この間で学んだことが、自分の将来にどう関わってくるかまだまだ計り知れません。
でも確かなことは、これまで出会った多くの人々とのつながりを大切にすること、そして日本の農業を支えていくこと。迷いはありません。
最終旅行を終え日本に帰国したら、私の肩書きは研修生から無職になります。このご時世、正直いって様々な不安はあります。でも、その不安をかき消すぐらいやることを見つけていこうと自分から動いていく心構えです。
この研修を終えた皆が感じている事でしょう。終わりではなく、始まりです。
この先、世界を、日本を見渡して導き出す考えはそれぞれ異なります。 それってわくわくしませんか。
数々の可能性がありますよね。
Yes we can.
さて、そろそろ行くとしますか。
それでは、皆さん
またいずれアグトレでお会いしましょう。
常に感謝の気持ちと共に。
ドイツ・プラクティカルコース研修生 りんだう
頑張れ研修生!!
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お雛様には少し気の早い3月2日(月)、新しい研修生たちが欧州にやってきました。総勢33名。フランクフルト空港で迎えたのは不安そうな顔、好奇心いっぱいの顔、長旅に疲れたのか眠そうな顔・・・実にさまざまでした。やはり若年層のほうが好奇心いっぱいのように見受けられたのは自分の思い過ごしでしょうか・・・?
現地研修スタート、といってもいきなり農場に配属されるのではなく、まずはみっちり語学の勉強。ここで農業専門用語など農場配属へ向けての基礎を叩き込まれて正式に農場で働き出すのは3月の下旬になります。
それぞれデンマーク、ドイツ、オランダ、スイスで今頃真新しい教科書やノート片手に今頃うんうん唸っているのかもしれません。あくまで憶測ですが。
新研修生出迎え後事務所に戻ってきたらば、大きなスーツケースがドアをふさいでいてびっくり。ちなみに二重ドア構想なのですが、さらにドアの前には郵送で返還された貸し出し図書及び寄付図書の山でまたびっくり。現研修生の郵送物です。こういう荷物を見ると、現研修生の日本帰国がせまってきたんだな、と実感します。
現研修生の農場研修は今週末で終了、残るのは最終研修旅行と、ここボンでの帰国時研修のみになります。最終旅行計画書も、ぞくぞくと送られてきています。ギリシャやスペイン、イタリアはミラノなどまだ行っていない国名、地名を見るにつけ、自分も行きたくなってしまいます・・・。
現研修生の皆さん、お疲れさまでした!!旅行中は盗難や怪我などに十分注意して、いい思い出を増やしてください。ボンで色々聞けるのを楽しみに待っています。
新研修生のみなさん、これから1年間、張り切ってまいりましょう!!コミュニケーション上より充実した研修にするためにも語学は大事ですよー。 (M.I.)